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テーマ:DVD映画鑑賞(13612)
カテゴリ:映画・TV鑑賞
地下鉄に乗って、時空を超えた旅をする、衣料関係の会社に勤める真次(堤真一)と、みち子(岡本綾)。
それは、戦争中~前後の激動の中で、夢をもち、戦乱を乗り越えてたくましく生き、3人の子供を育てた自分の父(大沢たかお)の実態を知る旅となった。 それによって、自分勝手で家族を顧ない父への反感を持って家を出た真次の、父へのわだかまりが、変化をみせることになる。 だれしも、自分の親がどういう苦難を乗り越え、伴侶にめぐり合い、家庭を持ち、どういう思いを持って生きてきたか、それを知ることもなく、現在の姿だけを見て理解したつもりでいることだろう。 しかし、これを見ると、親への思いが変わる。 特に、戦中・戦後を生きてきた親世代の人には、我々が想像もしないような過去があるに違いない。私の親もそういう世代であるだけに、共感できるものがある。 ただ、みち子が、自分を身ごもったときの母親に会ったときの行動が、理解できなかったのだが。 「地下鉄(メトロ)に乗って」 2006年 監督:篠原哲雄 主演:堤真一 出演:大沢たかお 岡本綾 常盤貴子 他 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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