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カテゴリ:ドラマ
小学校4年生のいろいろと問題のあるクラスを、担任の吉瀬美智子さん扮する熱血教師、ハガネ先生が粉骨砕身してまとめていくドラマのシーズン2。
漫画チックなところもありますが、毎回考えさせられる子供と親や学校の問題を取り上げていると思います。 第4話では、子供のころに夢に挫折した経験を持つ親が、その夢を子供に過度に託して、子供に自分の夢を実現させようと干渉しすぎる問題。 子供はなんとか親の期待に応えようとするものの、いろいろと我慢やストレスを溜め込み、どこかで突然壊れてしまう危険をはらんでいる。 学校では友達関係にもその影響が出てくる。 というような親子の問題を取り上げていました。 モデルをしている莉奈は、ほんとうは体を動かすことが好きでカジュアルな服装のほうがいいのに、お人形さんのような服装をさせられることに抵抗を感じている。しかし母親は自分の夢だったトップモデルを、娘の莉奈に託していて、逆らえる状況ではなかった。 莉奈は、同じクラスでボクシングをしている駿君に、男子たちに囲まれて困っているのを助けれれてから好きになり、モデルの仕事を抜け出してボクシングジムに通うようになる。 男気があってやさしい駿君や、ハガネ先生の行動力に助けられて、莉奈はようやく母親に自分の本心を言うことができた。 駿君には幼馴染みでお互いに大切に想っている京子がいたが、莉奈は自分の気持ちを母親に認めてもらえるようになると、京子にもやさしくなり、京子があこがれていたモデルの衣装を体験させてやるのだった。 それでも、駿君をめぐる莉奈と京子のライバル関係はこれから始まるようだった。 親としては考えさせられる問題だったし、幼い幼馴染みの初恋もあって、よかったと思う。 駿君は自分が悪者になるのを覚悟で、何度も莉奈をかばうようなかっこよさがあった。京子に対しては、祖母が入院したと聞くと、自分が面倒を見るのが当然といったように振舞うところはジーンときた。 京子が駿を好きになるのも当然かな。 莉奈役の子にもセリフの切れ、迫力があったが、今回の注目はなんといっても京子役の田辺桃子ちゃん。実際は4年生ではなく6年生くらいだと思うが、笑顔も潤んだ表情もよかった。表情だけで演技ができていた。本人はもっと活発なんだと思うが、今回は駿君への想いを秘めたおとなしめのけなげな女子の役をしっかりこなしていた。NHKの大河ドラマにも出たことがあるとのことだし、彼女はいい演技派女優になるのではないでしょうか。 またどこかの回で彼女にまつわるエピソードをつくってほしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 21, 2011 01:03:25 PM
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