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カテゴリ:小説(創作)
スネークは半信半疑の表情のまま、ダンクが語る話しを聞いていた
……… …… … 俺はある極秘任務の為に一本橋しかないドリノヴォドノを抜けラスヴィエットにある壊れかけの廃工場にいた、いいや、隠れていた。 「糞ったれがぁぁーー……、なんで7人も居やがんだ、このッ」 その時俺は廃工場の裏の樹に隠れていた、だが、左腕を骨折、大量出血の為動かすことは出来ない。銃器もまともにあつかえなかった。故に血の足跡が廃工場の入り口からこちらに続いていた。 薬品もまともな治療道具もなかった。あったのはAK-47とその弾薬。怪我を負っている俺には無用の存在だったがな。 7人の内の2人が俺に近づいてきた。武器はあったが1人では確実に死ぬ。そう肌が感じ取っていた。 そして…東の入り口付近から発砲する音が聞こえた。連射ではなく単発。俺は何の武器かは判らなかった。その音のおかげで山猫2人は俺から離れた。樹の位置から壁を伝って行き、へばり付いたまま覗いた。既に3人の山猫部隊は死んでいた。頭は無かった。 「ハァ…ハァ……シングルアクションアーミー…か……?」 俺は確認するために身体を出した。そして、屋根の上に居た山猫部隊の1人に気づかれた。だが、俺も死にたい訳じゃない。拳銃なら右手だけでも十分だ。 握っていたMK-23を屋根の上に構え、山猫部隊の頭に標準を合わせる。1度引いたが、2目にそのマスクごと撃ち抜いた。死体が落ちる。 向こうでも銃声は続いている。 そして、やがて銃声は消え、草の上の歩く足音のみが耳に入ってきた。そのときに見えた男。頭に黒い鉢巻を付け、左胸元にナイフを携帯、腰にも様々な弾薬を吊らす、清らかな眼を持つ男を―――。 後のBIG BOSSを――――。 … …… ……… そして、今に至る。 「…………」 無言のままスネークはダンクを見ていた、その眼に嘘は感じられない。だが、疑いが晴れた訳では無い。 「…確かにあの時屋根から1人落ちたのは覚えている。だが、俺がお前の弾丸のせいだったとは……」 「すぐに信じてくれとは言わないさぁ、これから俺について分かってもらえれば良いよ」 そう言い、ダンクは手を差し伸べた。 「ッ……!」 その手を、嫌がる事なくスネークは握った。その日初めてスネークは笑みを見せた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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展開に期待
俺がいいキャラしてるじゃない・・・・ (2007.11.14 21:06:51)
握手格好いいw
(2007.11.14 21:10:40)
早くっ図気を
(2007.11.14 23:28:53)
たのち~
(2007.11.15 22:12:49)
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