ラ・ラ・ラ・メディテーション

Ｓａｎｔａ　　ｃｏｍｉｎｇ (画像付き)

 瞑想した帰りに、みんなでカラオケ忘年会。パチプロを目指して挫折したバリバリの気功士のＭさんが、「硝子の少年」を歌ったり、もうすぐ孫が生まれるんだけど誰よりも若くてきれいで、その秘密はちゃんと左肩に載っている死をいつも意識しているからのようなＦさんが「瀬戸の花嫁」を歌ったり、定番の「風になりたい」のサンバのリズムでお互いに盛りあげたりしたけど、ニューフェイスで舞踏家のＳさんが、ジョンとヨーコの「ハッピークリスマス」を歌ったのは、僕は良かった。いい歌だなあ。みんないい人たちだし。「ハッピー・クリスマス　キョーコ。ハッピー・クリスマス　ジュリアン」というところからして、男どもはグッとくる過去があるし、「Let’s hope it’s a good one．Without any fear．」というところは、やっぱりやっぱりみんな万感の思いがこもる。怖くないことが、誰にもないといいなあ、と本当に思う。そして「War is over， if you want it．War is over now．」ももちろんだけど、僕としてはやっぱ 「ハレ・ラマ　さあ。ハレ・ラマ　ご一緒にどうぞ。」というところがいいなあ。根がヒンズー教徒なのが抜け切れないのかなあ。「A very Merry Xmas．And a happy New Year．Let’s hope it’s a good one．Without any fear．」ということで、気分がいいので、少し早いけど、とっておきの画像を読んでくれている人にプレゼントしたいと思います。以下。 And so this is Xmas.I hope you have fun.

来年は五黄土星の年。(不吉でごめんなさい)

 飛行機の中で拾った週刊紙にも載っていた。ピタゴラスが発明したという数秘学では、来年2004年は２＋０＋０＋４＝６の年で、この年にはエライコトが起こる、と書かれていた。その数秘学上の６の年というのは、東洋占星術の九星気学上では、五黄土星の年。これは、またまたエライコトである、と少しこれを勉強中の僕は思う。まあ、６でも黄土星でもいいんだけど、この年回りの時に、（1995年　１＋９＋９＋５＝６）　阪神淡路大震、地下鉄サリン事件。（1986年１＋９＋８＋６＝６）ソ連チェルノブイリ原発原子炉爆発　（1977年１＋９＋７＋７＝６）インド南部にサイクロンと高波推定死者２万人　（1968年１＋９＋６＋８＝６）あの６８年！（1959年１＋９＋５＋９＝６）伊勢湾台風死者不明5098人　皇太子、美智子さんと結婚して天皇制の新たなステージが始まる　（1950年１＋９＋５＋０＝６）朝鮮戦争開始　（1941年１＋９＋４＋１＝６）日本軍真珠湾攻撃（太平洋戦争始まる）（1932年１＋９＋３＋２＝６）上海事変、海軍中国第十九路軍と交戦、浅間山噴火　（1923年１＋９＋２＋３＝６）関東大震災Ｍ 7.9死者不明14万2807人、震災による流言により朝鮮人虐殺、大杉栄、伊藤野枝、橘宗一虐殺。（1914年１＋９＋１＋４＝６）桜島大噴火、第一次世界大戦勃発・・・ということで、天災が多発していて、戦争の始まりも続いている。救いはあの世界反乱の年１９６８年も６の年、五黄土星の年ということかな。五黄土星の象意から、あんまり恐ろしげなのをどけて大体を書くと、「天地地変、火災、破壊、慢心、、無、毒、殺人、熱情、強奪、無礼、喧嘩、絶望、強い、死屍、兇暴、支配、極盛、極衰、不動、中心、予盾、反抗、争斗、戦争、壊乱、騒乱、パニック、暴力、反乱、恐怖、崩壊、新陳代謝、荒れる、疾病、天災、異変、」（これでもあんまり恐ろしそうな字はどけたんだけど・・・）ということで、漢字を見てるとエライコトみたいだ。 エライコトは毎年、毎年起こっているとも言えるけど、こう考えると九年周期で起こっているとも言えるのだ。そんな周期で世の中が動いているというのもエライコトだし、人間の無意識とはそんなふうに、つくづくエラクナイものだとも思えるし、山や大地まで噴火したり割れたりを九年周期でしてるとしたら、たいしてエラクナイような気もしてくるが、人間の無意識が影響を与えて天災を起こしているとも考えれるから、そう思うと、人間の無意識もエライモンだ。　　エライ無意識もエラクナイ無意識も、無意識にエライのも、無意識にエラクナイのも、困ったもんだなあ、とつくづく思う。これは別の話しなんだけど・・・。こんな夜は、花輪和一でも読もおっと。

今日はひとりで自助グループ(画像付き)

 (掲示板・・・を見てね)

ゆきゆきて神軍(画像付き長文)

 別に朝から晩まで、イラクことで心悩ませている分けではぜんぜんないのだが、なんか僕にもできることはないかと考える。「自衛隊派遣ストップの意思表示アクションをしよう！」というページを見るが、政党や議員を応援したり、お願いしたりすることを勧めていて、僕の趣味に合わない。「自衛隊派遣ストップの直接行動」ではなくて、「意思表示アクション」ということか・・・。とわいえ多くの人が「反対してますよ～！」と意思表示することは大切なことだろう。否定はしない。意志の力の確立と表現することへの自信は生むし、黙っている人が「私も反対してますよ～！」と意思表示する気になるかもしれない。そうやって、一人でも多くの人が戦争反対の声を挙げれば、それで戦争も自衛隊派遣も止めらるとは、僕は思ってはいないが、「自衛隊派遣ストップの意思表示アクション」はしないより、したほうがいいだろう。「自己主張トレーニング」とかに参加するのとそんなに変わりはないとは思うけれど。思うけれど、今のところ「自衛隊派遣ストップの直接行動」について何かいいアイデアがあるわけでないので、僕も「自衛隊派遣ストップの意思表示アクション」を僕流に取り組むしかない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 この前の盛り上がった時は、友達を誘ってピースウォークなるものに、数回参加した。友達と行った時は、友達の子ども連れで、ＯＳＨＯと銀のスワンマーク付の黒旗を急遽作って、その子が旗を振りながら肩車されている写真が大きく朝日新聞に載ってしまって、「ヤバイ。他の瞑想一筋のサニヤシンからまた文句言われるかもしれない」と焦ったが、だれも新聞を見てなかったんだろう。何事もなく一安心。彼女と２人で行った時は、アメリカ大使館包囲行動で、労働者のオッちゃんたちと混ざって、「職をくれ！」とかいう傑作なシュプレヒコールも一緒に唱和して、ストレスを発散した。一度一人で行った時は、その場で友達になったラスタマン風のお兄ちゃんから借りたマジックで、「宗教も国家も戦争もいらない」と書いたダンボール紙を胸に掲げて、個人で参加している人たちの隊列に入れてもらった。「野球場並みでも　史上最高の反戦デモだが　　　車優先で分断され　ソフト管理に気勢上がらず　」とポンが詩に書いていたが、横断歩道のたびに分断され、せっかくの大人数をショボショボの数に見えるようにする意図で規制しているんだろうと思える警官に、誰も文句を言わないので、僕は独り隊列と隊列の間が何十メートルも離れたところを、歩くようにした。これが気持ち良かった。だれもいない車道をゆっくりと一人歩けた。シュプレヒコールも遠くで聞こえるし、都会の中の（デモの中の）谷間みたい。横を通る車や歩道を歩く人からいちいち持ってるダンボール紙の手製プラカードを眺められるのは、少し恥ずかしかったが、僕の中には急に沈黙が広がった。足を感じる。呼吸を感じる。顔の火照りに気づき、気づきが増して、一歩一歩がチカラ強くなる。戦争反対に興奮していたんだが、内側に急に入った。よしヴィパッサナウォークだとゆっくり、ゆっくり気づきながら歩いていたら、アメリカ大使館の前に来て、停まっている機動隊の装甲車の上から「牛歩戦術はやめたまえ！」とマイクで怒鳴られるし、大使館前にいる人たちからは、コブシをあげて支援されるんだが、僕は瞑想歩行中のつもり。なにしろ、他のピースウォークとは、前後数十メートル離れてだから、僕の一人舞台という感じのなかの出来事。刑事さんたちが数人走って寄ってきて、「あんたなんで、一人で歩いているの？前の隊列から遅れてしまったの？仲間からはぐれてしまったの？それとも後ろの隊列の先導の人なの？ああ、一人で歩いているの？」と矢継ぎ早に尋ねて来た時は、適当にかわして追いやったが、後で歩きながら、「なんか意味深だなあ・・」と感慨深い。そうだ僕は仲間からはぐれたわけでもないし、後ろの隊列の先導でもないし、たった一人で歩いているんだと思ったら、ＯＳＨＯが心の中で微笑んでくれる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ウォーク（デモ）は終点に近づいて、また警官とかややこしく騒いでいる所で、主催者もまたマイクで歌を流しながら、人々が到着するのを待っている。解散地点に着いたらその知らない主催者が飛んで来て「あんた、えらくめだってたなあ。」と握手しに来てくれて、ついでにまた目つきの悪い刑事が数人僕を取り囲み、「ご主人、これからどこへいらっしゃるんですか？もう帰られるんですか？あんたどっから来たの？」とひつこく尋ねてくる。そうか、多くの人はこのまま大使館前に流れていくんだと、とわかって、僕も行ってみることにする。また道々考えた。「ご主人という呼び掛けも渋い。これからどこへ行くんですか？という質問も、あなたはどっから来たの？という質問も禅の公案みたいだな。」あれは、刑事の姿を借りた神様だったのか？とインド旅行中のようにヘッドトリップにははまりこまないが、僕なんかなんにもしていない一瞑想者（職業セラピスト）なのに、ヤバイ人のように見えるのかな～？と考える。こういう人が突然、大使館の前で抗議の焼身自殺とかしそうに見えるのかな、とかと考える。いずれにしろ僕は、瞑想するしかないな、と結論したのだが、それから数ヶ月。話しは戻って、「自衛隊派遣ストップの意思表示アクション」について。瞑想しながらデモンストレーションができないか？と思う。瞑想とは「気づいている」こととしたら、どんなアクションをしていてもそれに気づいていたら、それが瞑想になるわけだから、反戦活動家で瞑想者の人はいるだろう。かといって瞑想者が、部屋で一人で「自衛隊派遣ストップの意思表示瞑想」をしても誰も見てくれない。なんかいい方法はないかと探していたら、オランダのヒューマンニバーシティーのヴィレッシュたちが、「ピース・エクスペリメント」というイベントをヨーロッパやアメリカで繰り広げていることを知った。街頭でやったりもしている。　　　　　　　　　　　 それ用のCDがあって、とにかくヴィレッシュの語りがムチャかっこいい。　試聴できます（上から三番目のPEACE IS IN OUR HANDS　がそのＣＤ。一曲目のIt’s　ｕｐ　ｔｏ　ｕｓが特にお勧め。右クリックで対象をファイルに保存でダウンロードできます)　があって、それをバックに何ステージかの瞑想（エクササイズ）をするらしい。出だしの曲のビレッシュの語りは、“If we have the powerto create warwe also have the powerto create peace.It’s in our handsand it begins with us.” Veeresh D. Yusonやり方は、１．まずこぶしを固めて、お互いに敵意を表現。２．「私は正しい。あなたは悪い」 と怒鳴りあう。３．「戦争はもういやだ！」と叫ぶ。４． そして自分自身を抱きしめる　５．絶望を感じる、そして痛みも。６．あなた自身がケアされることを許して、そしてフィーリングの向きを変える　７．そして生を祝福する。８． 内側に入る　９．光を世界に送る　１０． 世界に対する望をお互いに語る　１１．そして他の人の望みを聞く　１２．ハグしあう。お互いを胸にいだく　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 といった流れをするのだが、さすがに本格的セラピーのプロセスを踏んでいるし、これを街頭でやっていたら、アピール力もあるのではないかと思う。「戦争に反対しましょう！」と道行く人に呼び掛けても、呼び掛けた方も呼び掛けられた人も、ちょっと空しいように、歩いてて目に留める人は、「なにやってんだ！」と思うだろうけど、なかには「ハグしあってていいなあ～」と思う人もいるかもしれないし、やってる方が気持ちよくなれることに（平和を経験することに）焦点が当たってるんだからいいと思う。どうせ何やったって自己満足なんだから。(活動家の人ごめんなさい)とはいえ、僕としては街頭でこれをやってみたい。　　　　　　　　　　　　 室内で「ワレワレハ戦争ニ反対スルゾ」という確認をし合う集会もあるんだから、室内でやっても良いけど、やっぱ街頭でするのが一番でしょう。一応「自衛隊派遣ストップの意思表示アクション」なんだから。公園とかでも良いけど。一人ではできないことなので、誰か一緒にやりませんか？当方専門的な訓練を経ている百戦錬磨のセラピストなので、その場の空気を読んで、臨機応変にガイドもできると思います。ＰＡがあればいいけど、ラジカセだけあれば、瞑想とかハグとか、戦争反対とかしたことない人でも、誰でも、それなりに乗せれると思います。エコ・フェスティバルとかでするのもいいけど、国会前とかアピールできるところもいいと思います。非暴力トレーニングというのも指導していたことがあるので、それなりの対応ができると思います。全国どこでも、時間と暇の都合がつけば、出かけていきます。この件は無償でやります。ご連絡を。PS.The Peace Experience についての詳しくは、Peace is in our Handsを見てください。ここを読むと、トレーニングをした人が指導するみたいだけど、僕はたくさんトレーニングを積んでるんで、かまわないと思う。それにちょっと「ピースポール運動」との関係を最近もってるみたいで、これは僕は好きでないので、関係なく勝手にやりたいと思っています。　　　　　　　　　　　　 オマケ

「ハートチャクラの楽器はピアノ（ホントです。第二チャクラがギターのように。）」

 ローマの休日のデジタルマスタープリントを見て気分がいいから、続けさまに「戦場のピアニスト」を見る。パソコンを眺めたり、マンガ読んだりしながら、気持ちを逸らしながらチラチラ横目で見る。子どもの頃に同じポランスキー監督の「世にも怪奇な物語」を見たのも忘れられないが、デパートでやってた「アウシュビッツ強制収容所展」で固まりになってる松葉杖や髪の毛で編んだ毛布を見たことと、なんて名前だったかは忘れたが、「樹村みのり」のやっぱり収容所を描いていた漫画をたしかＣＯＭで読んだことは、強烈に忘れられない。夜と霧を読んだり、映画を見たりしたのはもっと後のこと。薄い毛布と板のベッドと水みたいなスープを飲まされる話は、それからずっと他人事でない。母親がひとりでヨーロッパ旅行に行って、「何処へ行ってたの？」と聞いたら、「アウシュビッツ」を見てきたと言ったからびっくりしたことがあるが、なにかのっぴきならないエニシが僕の家にはあるのかもしれないし、そうじゃないかもしれないが、何度もミスティク・ローズ（ＯＳＨＯメディテーション・セラピー）で、シーツを頭からかぶって号泣した時の気分はまるでユダヤ人だった。だから、映画の出来不出来は冷静に語れないが、主人公がたくさんの人に助けられるところが良い。反戦厭戦映画だが、ハート・チャクラの働きのひとつの層である「与えること、受け取る」ことを描いている映画とも言える。よかった。

マズイ絵とイイ絵とウマイ絵（画像付き）

 久しぶりの友人たちと再会。絵を描く会に参加する。子どものように絵の具を塗りたくる。我ながらウマイなあと思う。思ったとたんにウマク描こうと意識する。マズイ絵になってしまった。マ、ソレモイイカ、と、思う。本日は子どものような文章。失礼。遠くサンフランシスコから僕らに今日はこんな絵を描いたら、というアドバイスをくれる先生の絵が見れるＨＰへジャンプとってもいい絵です。（画面上の赤いところをクリックのこと）やっぱりルーミーの詩があった。ところで、話は変って、Sheelさんが掲示板に、次のように書き込んでくれた。「自衛隊派兵の初期費用だけで、350億円だと言ってるよ。そんなんやめて、小泉、安倍、福田さんにはvijayさんのセラピーを受けてもらった方がいいと思うんですけどねぇ！」と書き込んでくれた。はい。やれるものならやりたいです。それにアメリカもセラピー先進国だから、そろそろ瞑想的になってくれてもいいのにね。以下、こうなったらいいのにの図。これはウマイ。

お勧めの本紹介「愛の旅人」＋今回も裏日記（セラピスト稼業篇）

 もう限界という感じで、おばあちゃんを訪ねた。生き返り（行き帰り）の電車の中で、遅まきながら「愛の旅人」を読む。副題は（詩人ルーミーに魅せられて）で、そのなかに少しだけ載っていたルーミー（イスラム神秘主義）の詩に魅せられて買ってたんだけど、本編は読んでなかった。帯には「探し求めているのは、わけもなく震えさせる何か。アルケミストや星の王子さまを思い出させるスピリチュアルで魅惑的で美しい物語」とある。二時間くらいで読める小品だけど、たしかにいい本だ。（ロジャー・フーズデン著　地湧社）恵まれた生活では満ち足りず「切ないほどに、何かを恋焦がれている」渇望から、ルーミーの一遍の詩に出会ったイタリアの青年が、ギリシアの聖地からトルコのイスタンブールへ旅をする。そこで、「恩寵か功徳によって、ほかの者よりも存在で満たされている　Ｐ１１７」スーフィーマスターに出会って、「自分の頭を切り落として、その上に座れるかな？Ｐ１１９」と尋ねられ、「ハートに錨を下ろした神への愛」軸にして、くるくる回るワーリング（ダルヴィーシュ）を教えられたりしているうちに、だんだんと青年の「人生は夢見たことないほど神秘に満ちてＰ１２７」くる。そして「何処へ行こうとしているのか、自分でわかっていると思えば思うほど、わたしたちは自然な流れとつながりがもてなくなってしまう。君のために書かれた物語が君を呼んでいるんだ。Ｐ１２７」との声に誘われて、ついには、ルーミーのサマディー（霊廟）のあるコンヤを訪ね、「ハートに開いた深い裂け目がありがたくて、感謝の念がフツフツとＰ１３２」沸いてくる。このあたりまでが、僕は好きだな。その後、ドンファンの教えの女弟子みたいな人から、ダークネス・メディテーションのイニシエーションを受けて、観照する意識を確立（アジズのとこみたいな書き方をしてしまった）するクライマックスは、あんまり僕はおもしろくなかったけど、暗闇の瞑想が第三の目の浄化にいいという、僕もミステリースクール（現ＯＳＨＯアカデミー）一の秘教科学者ワドゥドゥから教えてもらった通りの展開で、けっこう白真の描写。最期は「探求者は去って、自分自身を我が家に迎え入れたＰ１５３」けど、「祝宴はまだこれから。Ｐ１５３」と故郷に帰って、「どんな運命が待ち受けているにしても、いつも愛のほうがきみを見つけてくれるのであって、その逆ではない　Ｐ３７」と言われてたように、恋人に出会う。このへんは読者にソウル・メイト幻想への憧れを掻き立てる感じがしていただけないが、「われわれスーフィーには、修道院といったものはない。われわれにとっては、日々の暮らしそのものが神聖なんだ。実在のあらゆる次元にそれぞれの役割があり、それぞれが讃えられ、敬意を払う　Ｐ１１０」といった往還の物語の結末としては、まあいいか。　　　　　　　　　　 「目に見えない世界と同じくらい、この地上を愛している　Ｐ１１０」スーフィーも、「今は見た目ではスーフイーと分からない者もいる。特別な服を身に着けなかったり、伝統的な儀式に参加しなかったり、自分たちをスーフィーと呼ぶことさえしないスーフィーもいるＰ１２６」ように、主人公も、新しい時代のスーフィーとして「世俗のなかにより深く入り込んでＰ１２６」「世間から離れるのでなく、自らの仕事をこなしながらＰ１２６」「神の恵みを味わうＰ１１０」生活をするのだろう。さて、僕はといえば、世俗の暮らしに疲れ果て、おばあちゃんに気を入れてもらって、生き返った。とたんに体は軽くなり、頭の中はすっきりする。帰り道、目の前も明るくなって、世界は光を放ち始めた。といってもオーラがとかがではなくて、歩道とか手すりとか、洋服とか、そこらじゅう。道行く人々は、土曜日だというのにコールタールがぎっしり詰まってるように疲れていて、「あらゆるものが神であり、神の一部Ｐ１１０」にしてはかわいそうだけど、ひさびさに僕はさわやか。新しい時代のスーフィーとして、「世俗の中に深く入り込む」ことをしていると、たまにはこういうケアーが必要なんだな。セラピストにだって。九字を切ってもらったりする。ここは日本なんだし。

慣れっこになってはいけない

 しまった！イスラムの人たちのことで興奮しているうちに、自分のマスターの誕生日を忘れてた。ごめんなさいＯＳＨＯさん。お詫びに、ＯＳＨＯさんの好きなムラ・ナスルディンのＪＯＫＥぐらい載せて今日は軽く締めようと思います。 ムラ・ナスルディンが友達の手相を見ながら、将来を占っていた。「あんたは６０歳まで貧乏で、不幸で、悲惨に生きるが、」と彼は言った。「それからどうなっている？」その男は希望に満ちてたずねた。「その頃には・・・・」ムラ・ナスルディンは言った。「お前さんはそれに慣れっこになっているさ。」それが問題だ。ＯＳＨＯ

外は凍てつく冬の夜

 自衛隊派兵も問題だけど、牛丼の吉野屋がマレーシアに進出というのも問題だな。来年には、一号店ができるらしい。クアラルンプールのきっとまるまる太った鼠を、マレーシアにもたくさんいる敬虔なイスラム教徒が、食べさせられわけだ。豚じゃないからいいのかな。「イスラム」の原義は「すべてを委ねる」という意味であるそうだからかまわないのかな。でも、サニヤシンにはお馴染みのフーとは、神からのメッセージ、その意味は、゛私はここに在る"ということらしい。この人たちの精神の何を僕たちが知ってるんだろうか？僕たちは、イラクやアフガニスタンの何を知っているんだろうか?印度なんかで出会った白い帽子をかぶったイスラム教徒は、たしかに目つきが鋭くて怖かったけど、近所のトルコ料理屋の親父はいい人だった。昔、田中なんとかとかいうフォークシンガーの人が、「日本沈没」という歌を歌っていて、「沈んじまうなら、沈めばいいさ。どうせオイラの土地じゃない」というのがあったけど、まあ、僕は何をされてもいい。イスラムの人から、日本人としてひとまとめに思われて、なんかひどい目にあっても文句は言わない。とは思う。ついでに替え歌を紹介すれば、「燃えろよ、燃えろよ、皇居よ、燃えろ、火の粉をまき上げ、天まで焦がせ」というのがあったけど、日本人の厭らしさの元凶は、こいつらにあるんだから、どうせテロをするんだったら天皇(一家)とかをしてください。と、真剣にお願いする気もない。しかたがない。議会制民主主義は認めていないんで、選挙に行ってないから、小泉政権を暗黙に支えていると言われたら、それも受け入れよう。自己否定はもう僕のトレンディーでないのでしないけど、派兵されるイラクの人から、ジュパヒトカラゲに日本人として批判されることは、受け入れよう。パスポートと保険証でビデオやさんの会員にもなったことだし。 しかし、受け入れてるだけでなく、この機会に(自衛隊派兵の機会に)、ルーミーとか、ジブランとか、まったく日本では知られていないイスラムの文化を、少なくとも僕は学ぼうと思う。腹巻には黒旗を隠し巻きながら、セラピストなんてやっているのだが、若い頃にナロードニキを憧れたおかげで、いつの間にか自分が窮民になってしまった。だから僕は、暇があったらデモとかそういうのにも、枯れ木も山の賑わいとして、参加して、日ごろの鬱憤を晴らそうと思うが、今日のところは、ルーミーの詩の特集のページを作ってみて、心の辺境最深部に退却することにしよう。「外は凍てつく砂漠の夜内側にこの別夜あり暖かく、そして火が灯る地表をいばらの外皮でおおわせよ我らは、ここに穏やかなる庭園を持つ大陸は爆発し都市や小さな町々ねすべてのものが黒こげの手まりと化す聞こえてくる便りはその未来の悲しみに満ちているされど、真の便りは内側のここには、どんな便りもない」ルーミーたとえば、チェチェン共和国ではロシアの総攻撃の前日に、みんなでジグル(ワーリング)を舞って気持ちを落ち着けたという話を聞いたことがある。原理主義勢力の中心地であるイランでもジグルを舞っているVTRを見たことがある。「あなた方の政治家によって、外側の世界が破壊される前に、あなたの内側の世界に入っていきなさい。」といったのはＯＳＨＯだが、イラクにも存在するだろう神秘主義者は、どんな夜を迎えているんだろう。

黙ってられない(画像付き)

 磨くんだけど、昨日から、「あなたは正当でない」ゴーストに乗っ取られてしまった。しかし「蝿叩きになるのがあなたの運命ではない」とたしかニーチェが言っていた。ＤＩＶＯも占いで警告していた。でも言いたい。がまんできない。しかし難しい問題なので、ここは、ケン・ウィルバーを引用する。長すぎると思う人は、今日は読み飛ばしてください。「この国では、特にニューエイジのサークルの中では、他の視点よりもすぐれている視点はなく、それゆえすべての視点は豊かな、多様性のサインとして同時に大切にされるべきだとする、ある種のなまぬるい平等主義と政治的公正が幅を利かしています。もし私たちが、どちらが良いか悪いかに関する判断を控えるならば、私たちは真の慈悲を示しているとされるのです。（中略）しかしご存知の通り、この見解は重大な自己矛盾に陥っています。一方でそれは、すべての視点は豊かな多様性の一部として同等であり、他の視点より優れていると強く主張しているのです。つまりこの「慈悲」は、他の視点より優れている視点はないと言いながらも、それ自身の視点を除いています。それは、他よりも優れている視点はないと仮定されている世界で、最も優れている視点なのです。それは序列化の否定という序列化であり、すべての判断はよくないとする判断なのです。それはしばしば本当に良かれと思って主張されているにもかかわらず、ある種の偽善でしかありません。なぜなら他のすべてを強烈に糾弾しているからです。」「真の慈悲は知恵を含み、配慮と関心の判断を下します。それはある行為は良く、ある行為は悪いことを知っています。（中略）この炎に準備できていないならば、やさしくて、輝いていて、やわらかな語り口で、絶えず微笑んでいる先生のいるニューエイジのサークルを見出し、スピリチュアルだと思われる言葉で自分の自我に新しい名前をつけることを学ぶとよいかもしれません。しかし、真の慈悲を実践する人々と関わりをもたないほうが良いでしょう。なぜなら、彼らはあなたの尻に火をつけるからです。多くの人が「慈悲」という言葉で意味するものは、どうか私の自我にやさしくしてください、ということのようです。いうまでもなく、あなたの自我はあなた自身の最悪の敵であり、それにやさしくする人は誰であれ、あなたに慈悲を示しているわけではないのです。」さらにケン・ウィルバーを続けます。「さて、おそらくあなたも私も覚醒した師ではないので、たぶん何が真の慈悲で、何が真の慈悲ではないかをいつも見分けることは出来ないでしょう。しかし、私たちは白痴の慈悲ではなく、真の慈悲の実践を学ぼうと試みることから始めなければなりません。私たちは質的な相違を区別することを学ぶ必要があるでしょう。それは価値の序列化を含むヒエラルキー的な判断です。もしあなたがヒエラルキーを好まないならば、それもいいでしょう。けれども、それはあなたのヒエラルキーです。あなたはヒエラルキー的にヒエラルキーよりも非ヒエラルキーを価値付けているのです。私にはかまわないことですが、あなたが本当に行っていることに正直になって、ラベルを正確に張り替えたほうがいいのではないでしょうか。もしあなたが価値の序列化を好まないならば、そしてそれを避けたいならば、それもいいでしょう。しかし、それがあなたの価値の序列化なのです。あなたは序列化よりも、非序列化を重んじるという序列化を行っているのです。それ自体が序列化であり、あなたの序列化なのです。少なくとも、このことについては正直になったほうが良いでしょう。序列化は価値において避けることはできません。だからこそ、少なくとも意識的に正直に公明正大にそれを行い、自分が「非判断的」であるというような、それ自体が巨大な判断になっている偽善的な見解を止めるべきなのです。－中略－無選択の自覚は、起こっている全てを無条件に受け入れます。判断することと、判断しないことを両方含めて。非判断的であるということは、それ自体が二つの対立する立場＜判断すること＞対＜判断すること＞からの選択です。これが「非判断的」であるということと、無選択の自覚が全く異なる理由です。無選択の自覚は、何が起ころうとも全てをそのまま反射する無条件な鏡です。それは判断しないことと、判断することのどちらかを選択しようとはしないのです。無選択の自覚は仏教徒の言う絶対的なボディチッタあるいは＜空＞と関連しています。それに対して、判断することは相対的なボディチッタあるいは空と関連しています。つまり、真の慈悲とは、白痴の慈悲とは異なり、判断するために知恵を使うことを意味しているのです。ですからいずれの場合も、絶対的であろうと相対的であろうと、「非判断的」であることは賢明な態度ではありません。絶対的な場合、私たちは＜空＞のなかで休息し、判断するかしないかということを気にかけることはありません。両方とも純粋な＜空＞の中に等しく現れるからです。相対的な場合、私たちは知恵と慈悲に基づいて判断を下します。それは判断が質的な差異、価値の序列化、そして深度に基づいていることを示します。誰かが自分は「序列化しない」そして「判断しない」といっているのを聞いたならば、逃げてください。私たちは意識的に質的な差異を区別することを学ぶ必要があります。私たちは深みの程度に基づいて判断する必要があります。白痴の慈悲はこうした態度をほとんど破壊してしまい、それどころか正真正銘のスピリチュアルな前進を難しくしてしまったのです。－中略－「なぜ白痴の慈悲はこれほどまでに普及しているのかといえば、それは何も脅かさないからです。それは非常に数多くのスピリチュアルなサークルにはびこっています。なぜなら、自我は基本的に挑戦されたくないのです。ですから自我は自我を「力づける（エンパワー）」週末のワークショップにたくさんのお金を払うのです。それは自我が本当は神や女神であると思い込ませ、自我に考えるべき新しい概念を与え、それを＜スピリット＞と呼び、自我を「生命の織物（ウエッブ　オブ　ライフ）」と結びつけ、単なる精神的な観念に過ぎない究極の調和を約束するような物でしかありません。実際この国のスピリチュアルな巨大なマーケットは、基本的にひとつの強力な動因に動機づけられています。彼らは自我が神であり、彼らの自己収縮が＜スピリット＞であると言ってもらいたいのです。自己収縮は、単純に「神聖なるもの」と改称され、「祖母の禅」がすべてに微笑みかけるのです。」ケン・ウィルバー　ワン・テイストより

もうほとんどこれはほとんど裏日記・・今日も分離のゲームを楽しんでいる

 やることがなくなってひたすらバイクを磨き続けるトップシーンから始まって、その後事故って死んでしまうアラビアのロレンスの姿を子どもの頃に映画で見て以来、死ぬならバイクでと思っていた。実際にこの春に事故をして以来、少し怖くなったけど、今日は朝からバイクで宅急便を出しに行って、スピードだして久々の快感。インドで乗り回していたので、お上の許可なんかいらないと思ってる。だから彼女は心配してなかなかバイクを貸してくれないんだけど、今日は用事があったのでＯＫがでた。国家なんかつぶれればいいと思っているので、国家に反対しながら国家の世話になる人の気持ちは、ずっと分からなかった。市役所とか学校に勤めながら、反戦運動とかしている人は、ほんとうに革命が起こって国家かつぶれたらどうするんだろうと、信用できなかった。から年金なんか考えたこともない。革命家でなくても、２０１４年に世界が終わるとかいうマヤ暦とかを信じてるニューエイジの人は、老後の心配なんかしてるのかな？次元上昇するというのに、積み立てとかしてるのかな？ずっと健康保険もなかったけど、この春に事故で怪我したのを機会に収得して、もうすでに滞納してしまっている。なんか払いたくないのだ。なにが嫌って、国民健康保険という名前が嫌なのだ。僕は権力志向型の体型の人や、権威主義的性格構造の人は嫌いだ。そのなかでも、特にやっぱり警官は嫌いだ。ついでに政府関係者は嫌いだ。さらについでに、市役所の人とかも嫌いだ。ジュパヒトカラゲに嫌ってるので、付き合いたいと思っていない。とわいえパスポートは取っていておかげで、日本国民であることを保障されて、何度も外国旅行をさしていただいたので、いいかげんなイデオロギーというよりこれは気分の問題だ。でも例え泥棒に入られても、警察は呼ばないと思う。まあ、道は尋ねたりするけど。銀行に行くと警備員に見張られているような気がするし、第一僕は、もともと江戸っ子なので、銀行にはあんまり用事がない。市役所は、親に説得されて婚姻届を出した直後に、しまった！と思って、離婚申請をしにいったら、驚いた受付の人は「さっき婚姻届をだしたばっかりだから受理できません」と言われたのは、もう十年以上も前の話。その後、数回お世話になっただけだな。市役所には。結局、その後にもっと複雑な事情から離婚したから、ぼくは罰一となったが、今はもっと優しい彼女が時々バイクを貸してくれる身分だ。罪も罰もまるごと抱えながらバイクを走らせ、まだ身分証明書はこれしかなった頃に、パスポートを見せて会員にしてもらったレンタルビデオ屋さんに、超人ハルクを返しに行く。名作「グリーン・ディストニー」の監督作品だから期待したけど、カメラワークとハナレバナレの哀歓はあるけど、まあ、ハリウッド映画化かな。でも緑の怪物が、「俺を怒らせたらこわいぞー！」というところはいい。(正確には「僕を怒らせたら、後悔するぞ」だった。)今の僕に気分はぴったりだ。怒りとパワーでビョンビョン飛びながら、そこらじゅうを叩き壊しての、快感がある。最後にカメラが引いて、あんまりひどいことをして大事なことを抑圧すると、自然からの反撃がくるぞ。という警告と読み取れるシーンはいい。超人ハルクは世の中から分離させられ、包囲され、拉致されるんだが、彼は自らの怒りと分離していない。自らのパワーと一体だ。ごちゃごちゃ言わずに、傷ついたなら傷ついたというフイーリングと一体になればいいのに、ややこしく理屈をつける人が多い。僕だったら黙ってバイクを磨く。

今日はずっと・・（画像あり）

「エネルギーが充満している空っぽの何か」を気づいている何かに気づくこと。「初仕事、２日目」

 オーラソーマからしたら、ミスティカオイルっちゅうの「ヌルヌルベタベタしやがって・・」と思うんじゃないかなあ、と思った。というか、実際僕が初日にはそう思った。１日に何度もオイルを手とハートに塗りこんで、香りを嗅ぐんだから、その上ミストも降りかけて、結構くらくらするし、ベタベタする。ふだん感じることをあんまりしていない人たちが、突然次から次と感じるドアを開けるから、中には感じたくないから押しこんでたモロモロがあるわけで、、香油のチカラでわれしらずのうちにくつろがされるんだけど、その人に気づきがともなわない分だけ、ドロ～としてきたり、眠たくなって来たり・・・得意のカタルシスのワークはしなかっけど、みんな大丈夫かな？と実は初日は、僕は心配していたし、一日中ソフトミュージックばかりかけてたから、家に帰ると「ゆらゆら帝国」を大音響でかけてたりしてバランスを取っていた。 ところが２日目の朝は、以外にさわやか。参加者の顔もみんな晴れやかで、エネルギーが満ちてる感じ。一晩寝て、吸収されて、生き生きしたした顔になっている。よく眠れた、という人が多い。瞑想というと、空っぽさや無になることを指している、と、僕は長い間誤解していたし、逆に生き生きしてワクワクするエネルギーを体験することが大切だ、と思ってた時もある。今僕は、空っぽさと、その空っぽさに満ちているエネルギーを、同時に体験して、それに同時に気づいていることで瞑想が深まると思ってる。「エネルギーが充満している空っぽの何か」を気づいている何かに気づくこと。色即是空、空即是色に気づいている気づき。ややこし話になってきたけど、ミスティカオイルも（たぶんすべてのセラピーも、こういった道具は）この世界の「色」を深め、広げるためのものだろう。せっかく此方（こなた）に住んでるんだけど、全身全霊では生きていない生身の私のエネルギーをあふれさせ、充満させてくれる。そしてエネルギーでミチミチになればなるほど、彼方（かなた）にあるかと思っていた「空っぽさ」や「無」というものが、かっこ良くいえば降臨してくる。それでより、全体的な生を生きさせてくれるのに役に立つ。動きがあって、そこにスペースがあると、動きも柔軟に自由になる。 エネルギーから働きかける方向としては、スポーツしたら空っぽになれる・・でもいいんだけど、やっぱり空っぽの器の方も、普段大切にされていないから、縮こまっているのを延ばしたり、広げたりするエクササイズは必要。ハート瞑想というのは、ハートの筋肉を緩めて、空っぽさを大きくしたりする、そのための見えないチャクラの筋肉運動と、僕は捉えている。それはまた必然的に気づきをともなうので、ハートエクササイズでなく、ハート瞑想と呼ぶように、僕はＯＳＨＯの弟子なので、瞑想のエッセンスは気づきだと思っている。対象物（エネルギー）に気づいて、それに気づいている気づきにも同時に気づいて、その双方向の気づきが確立した時に、第３の気づき（観照者）が出現すると思っていて、これは大事な講話だと左のＯＳＨＯのページに載せてるけど、さらに厳密に言えば、エネルギー、プラス、スペース（空っぽさ）という二つの対象物を同時に気づいて、それに気づいている気づきにも同時に気づいていると・・・と思っている。（ＯＳＨＯさん、えらそうでごめんなさい） でミスティカオイルの２日目。みんなのエネルギーが満ちている分、空っぽさにも入りやすかった。ハートで自分のフィーリングを感じるだけでなく、ハートの中心の空っぽさをみんなが経験していた。その空っぽさが大きくなって、自分の身体も包みこみ、さらには相手をも含み、相手をリーディングしようとか、感じようとかしなくても、相手が自分の中に存在している、といったスペースを経験していた。つながろうとか、わかろうとか努力しなくても、もうすでに一体になっているスペースの中で、くつろぎながら、セッションをすることをみんなが体験していた。さらにそれにも気づいていること。「到着Arrival」という名前のオイルの香りをかいで、「今現在」に到着していることに気づく。気づきを体感覚も聴覚も視覚もと広げていって、同時にスペースにも気づきをもって・・部屋の空気はクリアーになり、まったく初めての参加者も至福の境地の顔をしている。「今この瞬間、この瞬間に何か問題や悩みのある人は、手を上げてください。」と言ったら、誰も手を上げなかった。空気はまったくヌルヌルベタベタしていなかった。その後のことは秘密。裏日記に書いておこ。（まだ作ってないけど）

ミスティカオイル初仕事、初日

 部屋の真ん中に、机を置いてピンクの布で覆って、ハート型のクッションを置いて、周りにミスティカオイルを並べる。カードも並べて、ミストも置いて、ザラッと家から持ってきた色んな水晶とか石も置く。華やかなだけでなく、黙って静かに彼らの仕事をしてくれてる感じだし、存在感が異常にある。オイルは花や植物のエッセンスだし、月と太陽も関係しているし、参加者の一人が「今日のグループは、人間だけでなく、いろんなもののサポートを感じておもしろい」と言ってたけど、うん、僕もどうせならいっそ花や植物や鉱物だけでなく、この真ん中の机の周りに、羊がつながれてたり、犬とかもいたらいいのに・・と思った。グループをリードしながら横にでっかい犬がいてくれて、僕は頭をなぜながら「さあ、ハートに手を当ててください」とか言ったりできたら最高なのに、と思った。一日けっこう静かに進行していったけど、最期に、参加者は皆会ったこともないし、今朝初めて僕から話を聞いた例の「女性神秘家カビーシャが、この部屋にやってきてくれていると想像してください。彼女は本当に愛のかたまりのような人でした。だから彼女の愛を感じながら踊って、踊りながら感極まって、キャーと嬉しい悲鳴をみんなで上げてください。」と、突然思いついて（昨日、日記にたくさんカビーシャのことを書いたから思いついたんだろう）そうみんなに僕は指示を出して、音楽をかけて、ダンスしてもらった。で、乗ってきたところで「さあ、感極まって・・！」とひとこと言ったら、みんな本当にキャー、キャー叫んだり、ジャンプしたり、泣き出したり、両手を上げたりしだして、皆も僕も、びっくりしての感動的な終わりになった。本当に生きてる人間以外のサポートがあったのかもしれないし、オイルのチカラかもしれないし、単に僕の乗せ方がうまかったのかもしれないし、参加者の乗りがよかったのかもしれないけど、参加者でサニヤシンは一人しかいなかったというのに、「例のあの感じ」のエネルギーに乗った締めくくりとなったので感激。そして、こんなことの何百倍も何千倍もスゴイことが毎晩起こっていたプーナというところは、ほんとうにスゴイところだったなあ、と感慨深くなるくらい、みんないい時のサニヤシンみたいに頭を失くしていたから不思議でした。

オショー、カビーシャ、ミスティカ

 明日は、ミステカオイル・トレーニングの日。受けるんでなくて、初めて教える日。だもんで朝からその準備に忙しい。ユニティーが届けてくれたオイルやミストやカードやその他を部屋に並べてみた。まぶしい。もともと僕の部屋は、本とＣＤとへんてこなグッズと洋服以外の生活用品はほとんどないのだけど、またどっさりと玩具がやってきた。うれしい。このオイルは即効性でハートを開く効き目がある不思議なものだと思っている。このオイルを使いながら、ミスティカからは「完全に自由にあなたの直感で教えなさい」と信頼を寄せられてるので、そんなふうにやってみるつもり。セドナでミスティカからティチャーにならないかと誘われた時は迷ったけれど、やることにして良かった。神秘のオイルとはいえそんなに秘教的でないし、ミスティカ、カビーシャ、オショーというエナジーの系譜を伝えやすいと思う。友人がすご～く落ちこんだ時に、オーラソーマを見て、「キラキラしやがって・・」と思ったというけど、ミスティカオイルは気取ったところはなくて、もっと親しみやすい。昔、インドのプーナのミステリースクールがサニヤシンの中でもインテリで、瞑想一筋の人たちの集まりだとはあまり知られず、表面的にイベントでのピンクのハートのクッションや、でっかい水晶やらの色んな仕掛けにだまされて、サニヤシンの中でも変なお金持ちの変わった人たちの集団と思われていて、僕も長いことそう思いこんでいた。あの頃毎週チャネリングイベントなんかが人知れず夜にあって、そこにいくとさっき失恋しました・・なんて感じの人たちに、端で聞いてると当たり前なんだけど、本人のハートには切々と訴えてくれるようなチャネリング（誰へなのかは不明）をしてもらうのに、みんなでハートの形のボックスに手を入れてくじを引いたりして始まって、最後にはなんだかみんなホワ～と幸せになって帰る夜や、ＯＳＨＯアメリカ大使のラニが魔女の格好をして、目隠しされた参加者を真っ暗闇にしたダークネス瞑想用の部屋に連れて行くといった怪しいイベントや、何人かのイッテシマッテル女性をエネルギーの柱として、クルクル回る彼女たち踊り子が四隅に配置された部屋で待ってると、一見「清川にじ子」かとも思われる迫力のあるカビーシャがドデカイ水晶を持って入ってきて、それを振りかざした途端、ドーンとエネルギーがやってきて、僕は思わず涙が出るし、前では失神する人もいたイベントや、そのカビーシャがアビルババとデービットと並びながら、ＯＳＨＯがまだ肉体に居た時なのに、ＯＳＨＯの講話が終わってから、カビーシャに質問したら、ＯＳＨＯに代わって答えてくれて、僕の額にグリグリと指を押し付けてくれたりした「シンクロニシティー・ウィズ・マスター」といったイベントや、ヤバイナ～、こんなことプーナでしてて、いいのかな～？と思いながら、それでも僕は不思議にミステリースクールに引かれていた。（日本人はもっと真面目なサガプリアとかのワークに興味を持つ人が多かったので、知らない人が多いと思う） でも初めてそのミステリースクールの校長先生のようなワドゥドゥのグループに出たときは驚いた。ハーバード大出の脳みそは、第３の目が飛び出しているようなオデコに包まれていて、僕が何かを質問したら、彼からレーザー光線のような光がやってきて、ホンマモンの男の魔法使いに会ったとことを驚いたし、僕は正直怖かった。全然怖くないハート瞑想の大家であるワドゥダのことは昔からお世話になっていたけど、彼女が毎年毎年変化して、何時までも若いことも魔女といえば魔女。彼らはサニヤシンの中でも超インテリで、実は人生を純粋にＯＳＨＯのビジョンと瞑想にコミットしている（していない人のほうが多い）多くの古強者サニヤシンが、スクールに関わっていることも段々わかってきた。そうこうしている内に、ヤバイことをしてたからかどうかは知らないけど、ミステリースクールは、プーナからアメリカのセドナに移って、ＯＳＨＯアカデミーと名を変えた。その頃、インドやビルマやヨーロツパでスーフィーの修行をした末にロサンジェルスにいたミスティカが、セドナにやって来て、「サイコロジー・ブ・ザ・ブッダ」を受けて、マインドとの非同一化を学んだ、と雑誌フィリのインタビューで喋ってたけれど、僕もラハシャに勧められてセドナに行って、「サイコロジー・ブ・ザ・ブッダ」を受けたのは、大きな人生の変化になった。何年も何年も瞑想している人たちも、マインドから距離を持つということは、こういうことだったのか！という目からウロコが落ちる経験をするこのテクニックを創り出したのは例の清川にじ子（というよりマトリックス１にでてきた預言者がそっくり）みたいなカビーシャで、カビーシャはＯＳＨＯから「目に見えないものを見えるように」と言われて、このブッダの心理学を創り出した。それまでの僕の人生は、ゾルバか、ブッダか、その時々に傾いてきたが（ゾルバ・オァ・ブッダという感じで、極端から極端に走ってた）それが段々とＯＳＨＯのビジョンであるゾルバ・ザ・ブッダを生きれるようになってきたような気がするのも、マインドからの距離の持ち方を「サイコロジー・ブ・ザ・ブッダ」で教えてもらったからだと思う。（ながい間、瞑想していたと思いこんでいたというのに！） その後もたくさんの世話を受けにセドナに通ったけど、そこで出会ったミスティカからは、今度はこんな形のサポートがやって来た。ミスティカオイルは最初はカビーシャ・オイルと呼ばれていた。カビーシャというＯＳＨＯの献身者なんだけど、一人の偉大な神秘家といってもいい人から、伝達されたエネルギーがそのミスティカのオイルとワークにはある。実際、カビーシャがアロマのことなんか全然知らなかったミスティカにそれを作らしたとも言える。興奮して、長く書いてしまった。ＯＳＨＯからカビーシャへ、カビーシャからミスティカへと続く法脈というものがあるとしたら、微力ながらそれを伝達したいと思う。そういえば、サニヤシンになった時にマラを首にかけてくれたのは、カビーシャだった。彼女は僕の名前を見て、「勝利という意味・・あなたはもう成功しているということよ。」と耳元でささやいてくれた。ということで、肩の力を抜いてリラックスして遊んでみます。明日は瞑想が初めての人もいっぱい参加する。あの昔のミステリースクールのイベントのように、フワフワして軽いんだけど、少し怪しく神秘的で、それでいて親しみやすく、普通の人の傷ついたハートが知らないうちに癒されるような、そんな場になれば良いな、と思う。能はないけど、爪は隠そうっと・・

傷めるも病む者も それなりに宝をば 秘めるなり あなとおとすべてみな

 １　 自然なる万物（ものみな）は 　　 そのままでそれぞれに 　　 美しき宝なり我もまた 　　 　　 ２　 傷めるも病む者も 　　 それなりに宝をば 　　 秘めるなりあなとおと 　　 すべてみな （菊池霊鷲（太母-たも）のうた）昨日の日記に書いたが、今日になってもすっかり太母（タモ）さんのことを思い出している。（といっても今日になって、まだ１５分くらいしかたっていないのだが）昨日、太母さんのことを話してくれた友人の話し振りというのは、何かに乗り移られたみたいな話し振りだったからか。こういうのをエネルギーのトランスミッション（伝達）とカッコよく言うのだろう。太母さんの詩と写真を載せたくなって、急遽書きこむ。今から１９８８年の「世界36億の人開眼の集い」のビデオを見ようっと。(それともさっき借りてきたスパイダーパニックにしようか・・）そう言えば、８８年の「いのちの祭り」で太母さんを始めて見て、なんだろうこのバアチャン？って思ったけ。昨日に引き続き、心の病というテーマを設定したので、最初の詩を載せたくなった。ドラッグでパクられて、ゲイだってばれたマキハラも「どんなときも・・どんなときも・・」って歌ってた。 見はるかす我が十方（まわり）宝ぐら 　 見つむれば我が身また宝ぐら 　 とおとしや 螺旋であり、上昇であれ、下降であれ・・前であれ、後ろであれ・・

心を超えた人

今日は心の病というテーマを選択したのだが、心（マインド）を超えちゃったんで、病もクソもない人の話を書こう。というのは、友人から太母（タモ）さんのエピソードを聞いて、多いに感心したからだ。太母さんというのは、ＯＳＨＯからも光明を認められた日本の女性覚者で、僕がお会いした時は、もうおばあちゃんだったけど、真冬でも薄い着物１枚で過ごし、天真爛漫で迫力があって、こわくて、かわいい人だった。今日聞いた傑作の話のひとつは、ある時、太母さんのお寺に一人の寂しそうな女性がやってきて、太母さんは彼女に「あんた結婚はする気がないのか？」と尋ねて、「この男の人と結婚したらいい。」と突然、やっぱりお寺に訪ねてきていた男性を勧めたらしい。突然の話しなんだけど、覚った人が勧めることだからと、二人はなんとなく意識をしだして、その後、文通の交際が始まって、結婚することになった。今度は二人で太母さんのお寺を訪ねて、「このたび結婚することになりました。」と報告したら、太母さんは、「そうか。そりゃあ良かった。良かった。おめでとう。」と言う。それからまた「子どもが生まれました。」と報告したら、「そうか。そりゃあ良かった。良かった。おめでとう。子どもは地球の宝だね。」と言った。でも、それからしばらくして、二人の中はうまくいかなくなって離婚してしまった。失意の女性が一人で「離婚してしまいました。」と報告に行くと、やっぱり太母さんは、「そうか。そりゃあ良かった。良かった。おめでとう。」と言ったそうだ。さらに「親はいなくても子は育つ。ウン。ウン。」太母さんの姿が、僕には目に浮かぶようだ。ぶっ飛んだバアちゃんで、何がぶっ飛んでるのかといえば、マインドがぶっ飛んでしまっていたんだろう。太母さんの娘さんは、子どもの頃は「お前のカアチャン、クルクルパー！」と言われていじめられてたみたいだし、近所でも有名なキチガイバアサンと呼ばれていて、しかし、次から次へと人が訪ねてくるのを不思議がられていたらしい。心の迷妄から覚めて、人間も動物も植物もすべての差を取るような覚りの境地にいた人は、こんな人だったというエピソード。僕もお会いした時のことを色々と思い出した。「本来の面目坊が立ち姿　ひとめ見しより恋とこそなれ　　一休道歌」

超越のための退行

ひょんなことから教えてもらったレイキに最近はまっている。シンボルとマントラの力もバカに出来ない。手の感じが変わってきた（ように!?）思える。水や食べ物にも、レイキを当てると、味が違う（ような！？）気がする。　サニヤシンでは日本に初めてレイキを紹介した人のグループを主催したこともあるし、それからあれよあれよという間に、レイキはブームになって、僕は長い間、レイキをやっている人は、商売に走ってる人が多いのだろうと勝手に思って、敬遠していた。ところが実際に学んでみると、かなり高次元の（？）エネルギーが、頭頂から入ってくる（ようだ！？）遠隔ヒーリングなんていうのも、不思議で面白い。　昔は、「高次元？のエネルギー？だって？そんなことより、低次元？の抑圧されたエネルギー？の解放が大事だ」と思っていた。それで、チャラチャラしたニュウエイジかぶれが、直接的に人生の深みや甘みや苦味を体験するのを避けて、やれ、レイキだ、遠隔だ、アセンションだと言ってるんだと思っていた。それでかなりディープなワークを続けてきたが、おかげで高次元で精妙で繊細なエネルギーを感じれるようになってきた・・と自画自賛したい。なぜか？「イド（無意識）に対する抑圧はまた、神の侵入も阻止してしまう。したがって、もし君が抑圧の障壁、君がおそらく２歳か３歳の時に、低次の衝動に対して最初に作り上げた抑圧を緩ませるならば、同時に、高次の衝動の下降に自分自身を開くことができる。」といっているのはケン・ウィルバーである。つまり、イドの浮上に対する防衛を緩ませることが、〈スピリット〉の下降を促すということだ。「おかあちゃ～ん！おとうちゃ～ん！」と泣き叫ぶワークも無駄でなかった。「低次の衝動に対する初期の防衛は、高次の衝動を締め出す傾向がある。だから、超越に奉仕する退行が必要になる。」（ウィルバー）ということで、つまり、長い間例えばプーナで、泣いたり、笑ったり、叫んだり、飛んだり、跳ねたり、怒ったり、だらだらしたり、遊んだり、退行現象に励んだおかげで、高次元に開かれてきたのである。と思うことで、人生を無駄に過ごしたと思わずにすむ。昨日もいい年して、漫画喫茶で退行してよかった。さらにケン・ウィルバーの言葉は続く。「今君が言ったように、事実上、霊的成長のほとんどの方法は、その問題について指摘さえしない。それどころか、そうした初期の防衛を理解したり、ほどくことを試みることさえしない。その結果、君自身の個人的な身心は、実際に〈スピリット〉のためのゆったりとした乗り物になることができない。君のあり方は、〈神聖なるもの〉に対して十分に開かれるには、あまりにもきゅうくつで、あまりにも閉鎖的で、あまりにも防衛的で、あまりにも密封されている。」でっかい糞の上に座って、悟りすましていても、春は来ないし、草も生えない。大きく迷えば大きく悟り、小さく迷えば小さく悟る。ということか・・。

ナタラジ

突然思い立って、ブッククラブ回に行く。ところが道がぜんぜんわからない。東京は朝から雨。この辺りは、子どもの頃に住んでいたのに、道に迷う。そうこうしているうちに、ナタラジ・レストランの看板を見つけて入ってベジタブル・カレーを注文。ウェイトレスさんの女の子に「僕、サニヤシンなんですけど・・」と言うと、「え～！」と喜ばれる。みんな生き生きと働いているように思える。「これ、店長からです」とヨーグルトもサービスされる。ナンを焼いているガラスごしに厨房が見えて、みんな笑顔で挨拶してくれる。帰りがけに手を上げたら、ひとりの男の子はＯＳＨＯ！の時の両手を挙げて無言で挨拶してくれる。うれしい。しばらくホクホクとうれしかった。ありがとう。ナタラジレストランhttp://www.nataraj.co.jp/

わからない

東京の漫画喫茶で書いている。家のパソコン以外で、自分のホームページを見て感激。いったいわざわざなにやってるんだろう・・という感慨は脇に置いて、約束を果たしている気分。三日坊主にならなくてすんだ。今朝は四時半に起きて、新幹線の始発に乗って、鎌倉に。ミスティカに会ったり、仕事の打ち合わせをしたり、Ｇちゃんに奢ってもらいながら、雑談したり。メインの用事は、ミスティカ・オイル・ティーチャーとめでたく成ったので、インストラクターの人たちに初顔見世のご挨拶だったのだが、僕はまったく自己プロデュース力がないなあ、と思う。眠たげに精彩なく小声で自己紹介してしまっただけでなく、オレはこうみえてもえらいんだぞ、とさりげなくアピールしたりもしたので、ぜんぜんパッとしなかった。初めて会った人たちは、「なんだ、こいつ・・」と思ったんではないか？と思うんだが、まあ、それも受け入れて、おとなしくしていたら、居心地のいい一日だった。　ミスティカのメッセージは、シンプルで、力強い。「何故」僕は今この見知らぬ街で、こんなことしているのか？とは考えずに、これから今晩はどうしようか？とも悩まずに、前個も超個もこだわらず、「わからない」という神秘を生きる。これでいいのか、どうかも、もう眠たくてわからない。

新しくて古いライフスタイル

昨日は、彼女が偉大な仕事を成し遂げた記念日である。誰も知らないことだが、多くの人に貢献をするだろう。彼女はうお座で、吉永小百合のように犠牲的で、「あずみ」のように孤独で、ジェーン・バーキンのように退廃的だ。今日は東京に出かける。東京に行ったら、漫画喫茶で日記を書こうと思う。革命家のように、世捨て人のように、貴族のように、プータローのように、学者のように、その時々で遊んで暮らしてきたが、ものを書かない作家のように、というのは、僕のライフ・スタイルは、考えたら、ずっとそんなんだったかもしれない。うん。これからは、実際にたくさん書くぞと、僕の表現欲求は、このホームページをつくったことをとても喜んでいる。グループは一度限りの芸術品で、作品としては残らない。音楽は一度演奏されたら、空中に消えてしまう、というのは、エリック・ドルフィーの最後の言葉。

空気中の思考の濃度

昨日、喫茶店で「ある物」を落としてしまったようで、どうも調子が悪い。その「ある物」にこの数ヶ月の間、本当に救われていた。思考というもは、見る人が見たら、銀色の粒々のような物として、大気中を飛び回っている。その思考がこちらの圏内に入ってくるのを、その「ある物」はある程度防いでくれるように感じる。最近、大勢の人に会ったり、電車の中とかがとても楽になっていた。今日は「先生にお会いできたことを神様に感謝しています」というメールが、あるクライアントから届いたが、僕に会ったことを神様に恨んでる(神様を恨むんだったら、まあ、いいか・・)人も、この広い世界にはいるだろう。うれしい思考もやってくるように、うれしくない思考もやってくる。思考が飛び交ってる海の中を泳いでいるのに疲れて、人は山の上に行ったりすると、空気が澄んでいてホッとするけど、あれは空気中の思考の濃度が少ないからだと思う。いろんな人の思考が、ビリヤードのゲームみたいにオーラのなかでこんがらがって、人は、ややこしくなっている。自分の思考(!？)だけだったら、意外とシンプルだったりする。と、ここまで書いて、その「ある物」を取りに行ったので、元気になった。やっぱり喫茶店に落としていたらしい。質問　そのある物とは、「アゥエアネス」のことですか？答え　いいえ。残念ながら、ちょっと怪しいグッズです。

さむい

文字が読みやすいように、背景を色々と変えてみる。どうもあんまり気に入らないんだけど、まあ今のところ、これに落ち着く。少し寒そうだけど、実際寒くなってきたから良いかと思う。家より広い自慢のベランダから外を眺めると、山もところどころ紅葉してきた。友達だったＴが、このベランダをとても気に入ってくれて、最期の思い出は、例のＯＳＨＯの弟と共に、このベランダにあるソファーで過ごして、その直後にアメリカで恋人と交通事故であっけなく逝った。あれからあんまりベランダに出たくなくなったけど、この間、その古いソファーを片付けてから少しおもむきが変わった。少し早いけど、手すりには電飾を飾りつけた。ストーブを出して、ワインを飲みながら、ジェフ・ベックなどを聞いてみるが、夜は寒すぎる。今日は今からクラスなので、そんなに優雅には過ごせないが・・「昨夜、男が叫んでいた。アッラー!アッラー!彼の唇は、賛美の言葉で甘くなった。すると一人の皮肉屋が言った。ふん。いつもお前は呼びかけてばかりいるが、今まで何か答えが返ってきたことはあるのか?男は、その問いに答えることができなかった。祈ることをやめ、混乱した眠りに落ちていく。男は夢を見た。魂の導き手、ハディルに緑濃い茂みのなかで出会った夢を。なぜお前は祈ることをやめたのか?それは、今まで何も答えがなかったから。お前の渇望こそ、返事なのだ。その嘆きが、お前を大いなるものに引き寄せる。助けを求める混じりけのない悲しみは、神聖な杯。飼い主を呼ぶ犬の悲しげな声を聞くがいい。あのすすり泣くような声こそが、絆なのだ。愛を請う犬たちがいる。だれも名前さえ知らない犬たちが。命をささげ、その一匹となりなさい。」(ルーミーの詩)

朝早くから電話で起こされる。「おたく瞑想……

朝早くから電話で起こされる。「おたくの瞑想会は何時あるの？」名前も名乗らない。「え～と、瞑想会というわけではなくて、瞑想グループを月に１回やってます。」「えー！月に一回だけ！」「はい。すいません。」「それで、そこでやってるの？」「いえ、公民館でやってます。」「あ、そう。ガチャン！」・・・こっちも寝ぼけてて、愛想は良くなかったけど、朝っぱらからまいったなぁ。毎週１回夜、毎月２回日曜日に十年間以上の間、瞑想会を続けていた当時は、こういう人も入れ替わり立ち代りやって来た。本当に入れ替わり立ち代り、色んな人がやってきては、去っていったなあ・・と感慨深く、また布団に包まってたら、次の電話。「精神病院の先生は薬を飲めというだけど、飲まないと行けないと思う？」と突然質問される。また名前は名乗らない。「うん。先生が飲んだほうがいいというなら、飲んだ方がいいと思いますよ。」「いや、そうじゃなくて、飲まないとプーナに行けないと思う？」「う～ん。そういう意味か。でも入院中だったら、どこにも行けないんじゃないかなな？」・・・それからしばらくお話を聞いた。「苦悩は人間であることを絶えず思い出させるが、しかしそれはまた私たちみんながお互いにつながっていることを示す最も基本的な有り方のひとつでもある。私たちはみんな、ひどく苦しんだことがあるからだ。苦悩は単なる「否定的」なものではない。それは私たちみんなを結びつける絆でもある。苦悩とは、正確に言えば、最初の恩寵なのだ。」ケン・ウィルバー

アマゾンに注文していたCDの「ATRAN……

アマゾンに注文していたCDの「ATRANTIS ANGEILS」が届いた。ミスティカ・オイルのグループなんかのバック・グラウンド・ミュウジックにばっちりだ。ホーリーで甘ったるい。誰かに、アメリカ人の神秘家カビーシャの一番好きだった曲だと聞いたことがある。スイートなその曲を聴きながら、ホームページのデザインを変えてみた。ついでに色んな友人に、ホームページを作ったよ、とメールを送る。何人かは見てくれるだろうから、ドキドキ。と、すでに読んでくれて、掲示板に書き込んでくれた友達も出現。乗ってきたので、OSHOの言葉のページを作成。(左に有り)ついでにお気に入りリンクに僕のOSHOの前のマスター、尊敬するMさんのサイト(黒)を追加。Mさんを知っている人には、Mさんから衝撃の挨拶が淡々とあります。追悼!

送られてきたパンフレットにこんなエクササ……

送られてきたパンフレットにこんなエクササイズが載っていたのでさっそくやってみた。「同額の硬貨を二枚並べて、その二枚の違いを最低五つ見つけること」う～ん。ひかりかたが違う。製造年が違う。傷のつき方が違う。汚れ方が違う。色が違う。摩滅の仕方が違う、たぶん重さも違う・・・だからどうしたという感じだけど、さらに同じ木からとった二枚の葉っぱ、二枚の白紙。自分の人生の２日間で、それぞれ行なえ、という。同じものは２つとなく、瞬間と瞬間は別のもと、ということを理解させるための演習かな？ちょっと面白いなと思う。ところで今日は２４日。ということは宇宙に六ぼう星の作られるハーモニックコンコーダンスの意識変容の最終日（？）。たしかにこの期間はけっこうさまざまな変化があったように思う。それと今日は日食のはずだ。「今」に焦点づけられるのは、１０／２５から１１／２４の新月のサイクルで、１１／２４以降、次の満月までは、未来創造、新しい秩序、神話を創りあげるレッスンの日々らしい。ということで、キーボードを打つ指の感触を感じながら、できるだけ「今ここ」にいようと思う。さらにところで、日食というのはＯＳＨＯによれば、「日蝕がある時は、その24時間前からの森の鳥たちは囀らなくなる。日蝕の間じゅう、全地球は沈黙する。鳥は囀りをやめ、森の動物はみな圧迫感を覚え、怯え、不安でいっぱいになる。猿たちは木を捨て、下に降りてくる。彼らは、明らかに防御の手段として群れを作る。そして驚くことに、いつもお喋りをしたり、やかましく騒いでいる猿たちが、日蝕の時は実に静かになる。瞑想者でさえ、彼らの足元にも及ばないくらいだ。」ということだから、今日は沈黙の深まる日なのかもしれない。

某大学にて

昨日から急に冷えこんでいる。新しいマフラーを買った。首が温かいと全身が温かい。昨日は首根っ子の解放を特徴とするボディワークを行なうＫさんたちに会った。ついでに仙骨の緊張を解放するクッションを販売している会社の社長さんにも会った。座ったとたんに、仙骨の歪みが調整されて、背筋が伸びるという優れもの。クッションの傾斜の角度に秘密があるらしい。ほしい。古本屋でダン・ミルマン著の「聖なる旅」という小説を買う。昔でいてた、「やすらぎの戦士」の続編。ドン・ファンの教えを通俗化させてるようで読みやすい。ついでに「なまけものの悟り方」も買う。これもずっと本屋で眺めてはいたけど、どうも僕は訳者の山川鉱矢・亜希子夫妻というのが嫌いで、ずっと買わなかった。さっきのダン・ミルマンの本や、聖なる予言とかの訳者で有名な人だが、なんか気に食わない。といっても写真を見て顔が気に食わないというだけだけど、夫妻の顔が、夫妻の愛犬の顔とそっくりだった印象がある。

グループにはいつも参加してくれる子どもがいて、彼女が肩を叩いてくれた。

朝、六時に起きて空港へ。十時半から始まるグループにぴったり到着。参加者の発言から、今日は関係性についてをテーマにしようとひらめく。ミスティカ・ミストを使う所から始まって、ハートを感じる。関係性の中での痛みを受け入れ、美しさも同時に感じて、恨みを手放し、許しと感謝を感じてみる・・といった流れがスムーズに1日でできたのが不思議。それぞれのハートがほんの少し軽くなった。僕は疲れていないつもりだったけど、帰りの飛行機の中は爆睡。ヨレヨレになって電車に乗って、途中で降りて、本屋に寄った。家への帰り道、今日、昼間に頭を撫でた柴犬のことを思い出していた。

れんこんハンバーグ

なんだかわからないうちに、なんとなくクリックしていたら日記を書きこむことになってしまった。まるで僕の人生の様に、次から次へと、新しいことが始まっていく。もちろん停滞している時もあるのだけれど、今は流れに乗っている。さあ、日記の公開。どうなるのかという不安を興奮に変えて、理解するよりも、人生の神秘を生きる日々のレポートになればいいなぁ、と思う。