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康一256@ Re:「硫黄島からの手紙」と加瀬亮 お久しぶりです。 硫黄島からの手紙は…
cnmi_joe@ シカゴ懐かしいです 留学してから現地の会社で働いて、7年間…
Voielactee@ Re:「硫黄島からの手紙」と加瀬亮(12/27) お久しぶりです。 よんでいるだけで感動…
Voielactee@ Re:「硫黄島からの手紙」と加瀬亮(12/27) お久しぶりです。 よんでいるだけで感動…

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2004.11.10
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プロジェクトXのオープニングソング「地上の星」 を聞くと、すでに目頭が熱くなってしまう。中島みゆきの力強い声は、プロジェクトXの数々の感動とすばらしい人間物語を思い出してしまうからだ。この番組を日本にいるかみさんの親に毎回録画してもらい、番組が溜まったらビデオでアメリカまで送ってもらう。


今回のプロジェクトXは富士通コンピューターの生みの親、池田敏雄さんの物語。池田さんのコンピューターにかける情熱はすごい。あまりに熱中すると朝まで自宅で仕事してしまい、よく会社には遅刻したらしい。最初は問題児扱いされても、技術の才能を認められ、日当から固定給に特別待遇されたらしいです。


彼のリーダーシップにも感動。入力装置担当の部下に怒鳴りつけた数日後、その部下を多摩川の土手に連れて行ったそうです。子供達が集まる中、池田さんが作った模型飛行機を土手から飛ばしたそうです。よく飛ぶ模型飛行機を子供達は無邪気に走って追いかけたそうです。模型飛行機を飛ばした後、満面の笑みで部下にこういったそうです。



「すべての開発は感動から始まるんだ」



叱ってもその後にフォローする相手を思いやる高度の人格はリーダーシップの鉄則ではないでしょうか。池田さんは技術だけでなく、文学、音楽にも精通していたそうで、池田さんはいつも感動しながらの人生だったように思えました。。番組の終わりに、若手技術者の前での講演が紹介されました。



「電子計算機屋というのは、自分の進歩を止めた瞬間に必ずつぶされてしまう。

自分が進歩をしていない限り
本当に生きている実在感と幸福感は
ないはずなんです。


絶えず進歩していく、自分を進歩させていくということに本当に生きる意義があるのではないかと私は思います」



僕が留学するまえに、派遣社員として富士通で働いていたことを思い出した。サポートセンターで1年半、留学資金となる300万円を稼がせてもらった。その当時は稼ぐ手段に過ぎなかったが、池田さんのことを知っていれば「富士通」という言葉に誇りを持って顧客に対応していただろう。


留学資金をためることで富士通には大変お世話になったが、今はそれ以上に池田敏雄さんというすばらしいリーダーシップを学べたことに感謝したい。


 







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Last updated  2004.11.10 17:49:37
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