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カテゴリ:米BSE・狂牛病問題
「カルフォルニアの代理店のDさんの知り合い、ヤコブ病なんだって」 会社の先輩とYahooに掲載されていた国内初の変異型ヤコブ病の記事で狂牛病の話題をしていた。同じロサンゼルスエリアにある代理店なのでよくDさんはうちの事務所にくるのだが、その先輩がDさんと去年打ち合わせしたときにヤコブ病に感染した知り合いの話を聞いたらしい。Dさんによると、「その人は30代なのにヤコブ病にかかり、もう見た目はもう60歳くらいまで老けてしまった」らしい。 このYahooの記事によると、「変異性のヤコブ病は30歳未満の若年層でも発症」すると書いてあり、その人は狂牛病に感染したのではないかと、こっそり僕らの中でアメリカ狂牛病疑惑で盛り上がった。 2004.08.05の日記で狂牛病について書いたが、僕はいまでもアメリカで狂牛病の牛がいると思っている。「Mad Cow Boy」という本では、アメリカの家畜ではイギリスよりも酷い食料を与えているということが書いてあり、ひどい牛肉の生産状況を暴露していた。どのように考えても、この大量に牛を生産するアメリカで、狂牛病が発生しないわけがない。 実際に、ニュージャージー州のある町で狂牛病疑惑があった。ヤコブ病(100万人に1人しかかからない奇病)が、同じ町で13名も亡くなるのは異常で狂牛病に感染したのではないかということだ。 しかし狂牛病の牛がいたとしても、10年間という長い潜伏機関を経て発病するため、問題が表れにくい。しかも、ヤコブ病自体の原因が解明されていないためグレーの領域におさめられてしまう。ニュージャージーにしても、その知り合いにしても、(勝手な)疑惑だけでなく本当の原因をしりたい。
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Last updated
2005.02.05 16:59:12
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