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カテゴリ:アメリカ生活
カード社会といわれるアメリカでは、消費者のクレジット(信用)情報を管理する金融技術は日本よりはるかに進んでいる。 各クレジットカード会社は、支払い情報、与信枠、貸出残高など消費者のクレジット情報を調査会社に逐次報告している。それら情報から各消費者のクレジットスコアーがつけられる。 クレジットスコアーがよければ、車や家のローンの金利は低く抑えられるしクレジットカードの与信枠(クレジットリミット)も高く設定される。しかし、クレジットスコアーが悪ければ、ローンの金利は高くなるし、ときにはアパートの賃貸するときに拒否される可能性もある(アパートのオーナーは入居前にかならずクレジットスコアーをチェックする) とまあ、クレジットスコアーが良い悪いで、アメリカの生活に影響を与える重要な指標だ。 ■ スコアーをよくする方法 この大切なクレジットスコアー。クレジットをよくする方法をとりあえず書いておこう。
良いスコアーのためには、支払いを遅らせないというのは基本原則だけど、意外に知られていなのは2番目の借金の金額だ。 たとえば、クレジットリミットが2000ドルのカードを2枚もっていたとする。2枚を足し合わせれば4000ドルのクレジットリミットとなり、借金は1000ドル(25%)までに抑えたほうがよい。25%を超えると、スコアーがわるくなる。 さらに、3番目のポイント。1枚のクレジットカードを使っていないからという理由でキャンセルするのも避けたほうがいい。上の例でいうと、1000ドルの借金を抱えながら、1枚をキャンセルしたとしたら、2000ドルのリミットにたいして1000ドルの借金なので、借金レートは50%となってしまう。これはスコアーに悪影響を与えることになるので注意が必要だ。 ■ 無料でクレジットスコアーをチェック さて、このスコアー。最近、連邦政府の規制で、1年に1回に限り、自分のクレジット情報を無料で確認できるようになった。ぜひ自分のクレジットを見てもらいたい。 https://www.annualcreditreport.com/ さっそく一昨日僕はチェックしてみた。まあ、1度も支払いが送れたことはないので、僕が持っているクレジットカード会社すべてポジティブ(良い)フィードバックだった。 ただ驚いたのは、今まで作ったクレジットカードの情報(口座開設日、与信枠、過去最大のバランス額、そして、過去のバランス金額履歴など)がすべてのっていた。 ここまで細かく消費者クレジット情報を管理しているのだから、すごいね。本当に毎日の積み重ねによって、クレジット(信用)が決まる。お金に関してはルーズになれない、アメリカ社会ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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