海砂のつらつら日記

今日はちょっとした用事で一人実家に強行軍で行って帰ってきました。（疲れた～）
で、長旅のお供に小説を1冊持って行って、読破しましたのでその感想を。。。

もう、あまりに久しぶりすぎて、このブログがもともと読書日記だったと言うことを忘れそうです(^^ゞ

読んだのはこちら


【楽天ブックスならいつでも送料無料】和菓子のアン [ 坂木司 ]

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子（通称アンちゃん）は、ちょっぴり（？）太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは？読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー。（「BOOK」データベースより）


友人の勧めで買ってみた1冊。
とても、おもしろかったです(^O^)

ジャンルとしては、『日常の謎系』ミステリ？？？かな。。。
高校卒業後、バイトとしてデパ地下の和菓子屋「みつ屋」で働くことになったアンこと杏子のまわりでおこる小さな謎を解いていくと言う趣向のお話です。

アンの周りの人物たちのキャラ立ちと言い、ちょっと漫画チックな雰囲気なので読みやすいです。
デパ地下の和菓子屋さんと言う設定がまた秀逸で、お仕事小説としてもおもしろい！
デパートの裏側やら和菓子の奥深さやらも味わうことができます。
ただ、ミステリとしてはどうでしょうね～若干あてずっぽうな推理が多い気もします。
まあ、殺人事件とかを扱ってる訳じゃないので、推測がはずれてても別に大問題ではないので、こんな甘めの推理でも許せちゃうのですが。。。
設定的にも緻密な推理物を求めるお話ではないですよね。

「みつ屋」の面々が皆個性的で楽しいです。
一見キレイなお姉さんなのに中身はおじさんみたいな店長。
イケメンなのに心は乙女の立花さん。
可愛く可憐な外見だけど、実は元ヤンの桜井さん。
人物紹介だけでも漫画っぽいですよね～（笑）
（・・・と思ったら、実際漫画化されてるみたいです）

短編集なので、気楽に読める1冊としてお勧めです。
ミステリ苦手な人も大丈夫ですよ。
あっ、ただし、順番に読んでね～(^_-)-☆

友人に勧められなかったら、絶対手に取っていなかったであろう1冊。
たまには、こうやって人とお勧め本の紹介をしあうのも良いものです。



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