『Wikiの写真で一言14』秋の夜長の特別企画「コロナ禍の一言全部見せます」
☆TOPページARCHIVE☆『Wikiの写真で一言』-第14回-秋の夜長の特別企画「コロナ禍の一言全部見せます」■2020年5月~2021年3月掲載分■-------------------------------------------------------------------■もくじ■2020年5月掲載『Wikiの写真で自粛中の一言』■1.コロナ禍語「ソーシャルディスタンス」■2020年6月掲載『Wikiの写真で緊急事態解除後の一言』■2.密となる空間で「クラスター」発生■2020年7月掲載『wikiの写真で緊急事態解除後の一言』■3.往来リスクで大打撃を受ける外食産業■2020年8月掲載『wikiの写真でアラートな一言』■4.意味のない「東京アラート」■2020年9月掲載『wikiの写真で瑛人な一言』■5.コロナ禍のヒット曲「香水」の「クズ」の意味■■6.自粛期間に観た「いだてん」を再評価する噺■2020年10月掲載『wikiの写真で映画記事予告な一言』■7.逆行ミステリー「テネット」■2020年11月掲載『wikiの写真で戦◯な一言』■8.「コロナ戦争」と呼ばれた4年間■2020年12月掲載『wikiの写真で未知への世界の一言』■9.コロナはどの様に生まれ どう収束するのか「地産地消」が鍵■2021年1月掲載『wikiの写真で新年の一言』■10.災害に遭った外食産業と喰い物にされた補助金■なぜ冷凍餃子無人販売店が出現したのか2021年2月掲載『wikiの写真で2月の一言というか苦言』■11.コロナ禍が促進するキャンセルカルチャーの蔓延■2021年3月掲載『wikiの写真で宣言解除前の一言』■12.「終息」では無く「収束」へのフェーズ■-------------------------------------------------------------------□さて今回は、コロナ禍に入って更新したトップページの纏めという事でwikiの「動物」画像を選び、擬人化した動物に何かを言わせやんわりと世の風潮の歪みを浮かび上がらせてメスを入れる当サイトの「鳥獣戯画」となった「動物シリーズ」を紹介しながら今一度、コロナ禍に於いての世の中の動向をお得意の妄想を交えながら楽天ブログ名物出版レベル6万文字突破っつ!!!大量文章特盛っつ!!!で秋の夜長の深まる季節を感じつつ振り返ってみたいと思います。wという訳でまずはこの「小ネタ」を御覧ください・・・▲目次へ▲□■■■■■■■■■■■2020年5月掲載■『wikiの写真で自粛中の一言』Adelie penguins in the South Shetland Islands (画像参照:wikimedia)ペンギン 右上『よしっつ!!!後は不要不急を自粛すれば良いそうだ!』ペンギン 中『それでコレが3密を避けるってヤツかう~ん・・・どれもコレもピンとこない分かりづらい言葉 だよなあ・・・』ペンギン 左下『・・・でいつまでこうしてるんだ?』(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、コレはフィクションのネタで写真と、台詞と、PPPは一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)■■1.コロナ禍語「ソーシャルディスタンス」■■コロナ禍を象徴するワードに「ソーシャルディスタンス」という言葉がありましたこれは、人と人との間に一定の距離を置いて接しなければならなくなったコロナ禍ならではの不自由さを最も端的に表した言葉で親しい仲であっても家族であっても接する事が出来なくなり日常的に肌と肌を接してきた欧米では事実上の人間関係の「断絶」と言っても過言ではない近代史上かつてないコミュニケーションの危機的状況に陥る事になりましたそれは同時にインターネットの発達に伴う情報過多な多様性社会に於いての他人への関心が持てなくなる個人主義の兆候がより極まる事になって行く事でもあるのでした■全ての始まりは2019年11月22日湖北省武漢市で発生した原因不明のウイルス性肺炎はその後猛威を振るって中国全土へと感染を拡げ保菌者の出国で感染を国外へ拡大させまたたく間に世界の経済を麻痺させる社会経済史上かつて無い『パンデミック』を引き起こしました。「新型コロナウィルス感染症」と命名された人を媒介して感染する この新型感染症はウイルスが付着した手で鼻や目や口を触る事による「接触」に咳やくしゃみによる「飛沫」や人同士の接触が「密」となる屋内施設での「空気感染」が「感染経路」になり得る事の他はこれまでのウィルス性感染症のタイプのどれとも異なり「急性呼吸器疾患」と呼ばれる重度の肺炎を引き起こしやがて死に至る極めて深刻度の高い疾患から全くの無症状ものものまでと症状が幅広く感染症特有の特異な症状というものが無い事でも異質でした。それ故に当初は楽観視した専門家が感染症に対して異なる見識を述べるなどの情報が錯綜して広まった事で誤った認識が拡がり、発生した当初は深刻な疾患症状が問題視されながらも夏になれば死滅する一過性の類の辺境地に於いての典型的疾患症に過ぎないという現実味の無い「対岸の火事」の様な認識で捉えられていました。しかし2020年2月に712人の患者が確認されたクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号内での集団発生事例で日本への感染症拡大が急に現実味を帯びて行き横浜港で2週間にわたり乗船客を隔離したものの初動の対応の不手際から新型コロナウイルスの封じ込めには至らず、これによって日本での事実上のコロナ上陸となるのでした。■その後は「マスク」の常時着用や人とは一定の間隔を取って接っする事を義務付けられ「ソーシャルディスタンス」「3密」「人流」「ステイホーム」などの新語の登場と共に専門家の意見によって一週間おきに言うことが変わるTVの情報番組や政府の方針に対しても一体どの情報が本当でどの対応が好ましいのか判断する術が無いまま毎日の様に報道される疾患者の数によってその猛威の様を確認する日常に追われる日々を送りこれらの災難を含めて コロナ禍 と呼ばれる様になるのでした■▲目次へ▲■□■■■■■■■■■■2020年6月掲載■『wikiの写真で緊急事態解除後の一言』Polar bears near north pole (画像参照:wikimedia)白熊A『お~~~~~いっつ!!!いつもの店っつ開いてるてよっつw行かないのかっつw!!?どうせ行くのは俺ら位だからぁ~wっつww絶対空いてるwしぃ~っつw大丈夫だってwwっつ!!!』白熊B『・・・コレが、第2波ってヤツか・・・』(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、コレはフィクションのネタで写真と、台詞と、白熊は一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)■■2.密となる空間で「クラスター」発生■■「事故」「事件」「災害」の検証などで使われ危険な状況でも都合の悪い情報は無視し過小評価して認知する特性を表す「正常性バイアス」と言う言葉がありますがこの「自分だけは大丈夫だろう」という考えで行動した事でもたらしたコロナ禍での最たる災害が「クラスター」だと言えます■通勤電車でのラッシュや歩行者で混雑した歩道など人との接触が日常的に行われる日本の狭い住宅事情に於いては「クラスター」による集団感染拡大が早い段階から指摘されていましたそれによるマスクの着用は元より2メートル以上の対人距離を取るソーシャルディスタンスの確保特に「施設内」での感染防止用 消毒液 の常駐、飛沫防止アクリル板 の導入コロナによる発熱の動向を知る 検温器 の常設に加え施設内での空気循環、車同乗での窓の換気、等接触感染及び空気感染防止の取り組みを踏まえた感染症予防対策の取られた社会づくりが進められて行きます。特に都心部繁華街で立ち並ぶ様に店舗を出店する「飲食店」に於ける感染症予防対策の制限は厳しくマスク着用の義務化は勿論の事、3密を避ける為の入店制限や窓やドアの常時開放隣り合う相席を避け向かい合う客との間にはパーテーションの設置他にもシェア用の大皿での提供の禁止やTV上映を止めて来店客の滞在時短化をめざす など飲食店経営者にとっては経済的な打撃を受ける事案というだけでは無く消費者に取ってみても単に食事をするという基本的な事に於いての制限が掛けられた事でこれまで当たり前に生活を行って来た「日常」が奪われて行くというこれまで想像する事も無かった事態を受け入れなければならない現実に人々は只々震撼するしかありませんでした社会からは 活気を生み出す「営み」が途絶え日常からは 日々の糧となる「愉しみ」が奪われ家庭からは 感染者とならない「在宅」が長期化し生活からは 感染から守る「マスク」が不足する様々な自粛を強いられる成約の中で生活を行い次々と現れる想定外な問題に対面するその様な先の見えない社会の時流の中で感染対策を万全を期す持続可能な社会であり続ける為にこれまで社会で生活を送る上で保証されてきた『自由な考えに基づく行動』『思い描いた計画通りの活動』が奪われた状態で溜まり続ける社会的 ストレス に対して私達が今後これらに どう向き合って行くか が問われる事でもありました。■▲目次へ▲■■□■■■■■■■■■2020年7月掲載■『wikiの写真で緊急事態解除後の一言』Grant's Zebras in the Ngorongoro Crater, Tanzania. (画像参照:wikimedia)『・・・往来リスクで外食しづらくなったなぁ・・・』(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、コレはフィクションのネタで写真と、台詞と、縞馬と、コロナ禍は一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)■■3.往来リスクで大打撃を受ける外食産業■■家族への感染の他、社内感染や学校内感染の原因となった出張や外食で感染を持ち帰った人物が社内や家族を感染させてそうして感染した子供が自覚のないまま登校して学校で更に感染を広げる「往来リスク」が叫ばれる様になり不要な外出を避け、やむを得ない理由以外の出張を止める外出機会そのものを縮減する取り組みが行われますそうした中で、飲食店で飲食をする事そのものを「リスク化」する社会的傾向から人が居ない飲食店で食事をして目立ちたく無い事を気にする層が人が入っている飲食店に入店しがちになり結果的に感染リスクを高めるという「往来リスク」の中でも極めて日本的価値観に於けるこれらはコロナ禍に置いて浮かび上がった日本ならではの隠れた社会問題の一つとなります■感染リスク削減としてまず日常に於いての三密化の防止対策としては通勤で使われる電車、バス内の三密化対策には通勤時間をずらす事では抜本的解決には至らないとして業種によっては可能な限り在宅勤務を要請しネット回線を利用した「テレワーク」での業務を主流とさせるなどのこれまでに無い、社会を挙げての通勤そのものを無くす大掛かりな 働き方改革 の取り組みが行われます。また、教育機関では長期に渡る休校の措置が取られ再開後も音楽合唱、密になる運動などの感染リスクの高い授業は行わず、窓を開けるなどの空気環境の可視化での感染対策を行い学習内容活動に合わせた工夫をそれぞれ取りながら教育活動を継続し、生徒達の健やかな学びを保証する学校での新しい生活様式の実施が行われました。娯楽に於いては、「カラオケ」の様な閉鎖空間を作る施設や「スポーツジム」「ボーリング場」の様な大型施設、「音楽コンサート」「スポーツ観戦」「映画鑑賞」の様な自然と三密となるのが必須なイベントに於いては中止や延期の対応が取られる様になります。一方で、これらの弊害として学生として一生の想い出となる筈の「文化祭」「修学旅行」などの行事が制限されマスク着用義務から、中学、高校で三年間共にした同級生の本当の「顔」を知らないまま卒業するというケースやマスク姿で一目惚れされた女性が初めての食事の時マスクを外すのが怖かったという話やカラオケやスポーツでストレスを発散して来た層が車の中で唄い室内で運動して何とかしのいでいるなどコロナ禍はこの様な誰もが当たり前に享受してきた人としての生活を奪う事になるのでしたその様な中で、生活の三大要素の中の「食」を司る事でも重要な人と接触する営業が常となる 外食業界 に於いては日常的に三密空間を作り容易に「クラスター」を引き起こし得る日本における最大級の警戒を要する業種として認識され行政からの時短営業や休業要請に応じながらの営業を強いられる事になります。これによって外食産業を取り巻く状況は悪化しいち早くテイクアウトで対応する店舗や、コロナ禍の中で需要を伸ばし急成長を遂げた欧米発のデリバリーサービスUber Eats などの宅配を利用可能な一部都市の他は薄利多売で商いを行っていた多くの小規模経営な飲食店などは経営が立ち行かなくなる店舗を続出させる事となり先の見えない中で一方的な時短要請と行き届かない救済措置に加えて交通ルールを守らず事故を起こしたり中身が散剤して食べられる状態では無いものを平気で渡そうとする問題を起こした配達員の責任を負わないUber Eatsの業務体質が社会問題化して大きく取り上げられるなどある意味外食産業はコロナ禍に於いての元凶のレッテルを貼られたも同然の「スケープゴート」の様な不名誉な立場となった事を含めてなぜ外食産業だけがという、業界からの疑問と不満が噴出しそれがしいては 全てが後手後手と回る政府の対応への不満へと繋がって行く事になります。■▲目次へ▲■■■□■■■■■■■■2020年8月掲載■『wikiの写真でアラートな一言』Plains zebra walking at Klein Namutoni with a storm and rainbow in the background, Etosha National Park. (画像参照:wikimedia)『あのアラートって何か意味あったのかなぁ~w』(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、コレはフィクションのネタで写真と、台詞と、縞馬と、真っ赤なレインボーブリッジ は一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)■■4.意味のない「東京アラート」■■それは後に「何の意味があったのか」と批判された「東京アラート」なる都内の感染状況を都民に的確に知らせ警戒を呼びかけるものとして2020年6月に東京都に発令された何かとてつもない事が起こった事を錯覚させそれでいて自粛を要請するわけでもない都庁とレインボーブリッジを赤くライトアップさせるというだけのそれを見物しに出かける都民すら居たという都の単なるパフォーマンスだった事ひとつ取ってみても夜に実施された「火の用心」呼びかけが市民の暮らしの一部となっていた昭和の時代とは異なり突如実施される「東京アラート」が「三密を警戒して欲しい」という指標と捉えにくいものがあったのは無闇矢鱈に新基準を示して都民の不安を煽るよりも赤いライトアップをする事で警戒は怠らずに穏やかに夜を過ごして欲しいという都民への用心の呼びかけのサインだった都庁の配慮が近代社会史上未曾有のパンデミックの状況下で新たな基準も無しに新しい事を始める事で不安を駆り立てるものとなり当時は都知事選に忙しくしながら都民に全く寄り添っていない行政の姿勢が明るみとなった混迷の時代を反映させた出来事だと言えました■▲目次へ▲■■■■□■■■■■■■2020年9月掲載■『wikiの写真で瑛人な一言』Jubilee and Munin, Tower of London ravens (画像参照:wikimedia)カラス左『だからぁ~Tic Tocでバズって香水が売れたのっつ』カラス右『・・・ん~~?~何?・・・!チクっつ?バス?・・・ダメだっつ全然分からんっつ』(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、コレはフィクションのネタで写真と、台詞と、カラスと、Tik T◯k は一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)■■5.コロナ禍のヒット曲「香水」の「クズ」の意味■■コロナ禍の中でヒットした楽曲の中でも瑛人の「香水」はある意味コロナ禍で生活の自粛を強いられるストレスからの閉鎖感を象徴する様な楽調への共感からのヒットだったと言えます特にPVの、黒背景で行き場の無いストレスを表現する様なダンスとギターの機械的ループ的バッキングをバックに単調な中にR&Bを感じる揺れる歌唱で言い様のない「怒り」を唄った所に「Tic Toc」で若い世代に刺さった理由があったと思われます又この曲のキラーワードとなった「ドルチェ&ガッバーナ」は後に流行語となり社会現象化した事もこの楽曲のブレイクへと繋がりました最近は表舞台から消えた印象のある瑛人ですが良く言われる「一発屋」だったどうかはさて置き・・・w「コロナ禍」という特別な風潮がこの楽曲をヒットさせた要因であるのは日本の歌謡史に於いても前例のない風潮下での興味深いヒット曲となった事は間違い無いと言えますさて、この曲にはもう一つのキラーワード「クズ」というのがありますがこれが「ドルチェ&ガッバーナ」というワードをなぜ際立たせるのかは知る限り語られていない様なので今更ですがこの機会に少し解説してみようと思います・・・この曲で描かれている事は瑛人の実体験を元にしたものだそうですがこの楽曲で描かれる人物がどの様な「クズ」なのかは「♪人を傷つけて泣かせても何も感じ取れなくてさ」で分かるのですが歌詞はこの人物がこの様な「性質」であるから「クズ」であるとはして居ても実は具体的に何をやって傷つかせて泣かせたのかは何も語っておりませんそれはこの楽曲を聴いた鑑賞者自身が自分の経験を投影して共感する所に本曲のヒットの要因があった事からもどんな事にも当てはまる様な事だけ書き真相は「はぐらかしている」事が分かりますしかしサビでは「♪君のドルチェ&ガッバーナのその香水のせいだよ」と具体的な「アイテム」を示しているのでこれが「クズ」の理由だと言えますであるならば「香水」とは何かのメタファーというよりは具体的なものからはぐらかす為に使った「香水」では無く「香水」を付けている人物の「身体」が忘れられないという事を遠回しに語っている事が分かりますつまりこの人物が「クズ」なのは「人の痛みが分からない」様な「人の心が分からない」故に女性と付き合っても「心」では無く「身体」しか求めないという本当の理由が見えてきますただ日本の歌謡史において男女の恋愛関係を唄った曲で「心よりも身体を求めてしまう」とか「人の身体の温もりしか信じられない」という様な表現は昔から良く使われる割りと使い古された表現なのでこの曲に置いての「女の身体しか興味のない男」だから「クズ」という描き方は当たり前過ぎて目新しさは全くないと言えますしかしこの曲が「身体を忘れられない」という表現を「香水」に置き換えて人の心が分からずに人の身体の温もりだけしか信じられずに身体しか求めない自分に怒り結局それを繰り返す自分が居て昔付き合った女性の身体から発する香りが引き金となってそれが又再び誘発される自分が居るという自分の行動の理由が分からない苛立ちと心の「闇」を「香水のせい」とオシャレなアイテムで表現したギャップがどうしてこうなったのか何のせいなのか分からないコロナ禍の閉鎖空間でのストレス社会にハマった所に大ヒットの真の要因があったと言えますただ作者が現在メインストリームから消えた感じになっているのはこれらを狙って作ったのでは無く分析したらその様な意味が浮かび上がったというだけでコロナ禍も含めておそらく全てが偶発的に生まれたという所に「一発屋」と語られる理由がある様なそんな印象のあるコロナ禍を代表する楽曲でしたw■■■■■□■6.自粛期間に観た「いだてん」を再評価する噺■もうひとつwこの自粛期間を利用して、録り溜めたTV番組を消化したり動画サービスに加入して映画鑑賞する方も多い事と思いますがウチは「いだてん~東京オリムピック噺~」にハマりましたWこのドラマは「あまちゃん」の脚本家、宮藤官九郎の大河ドラマという事で鳴り物入りで作られ本作終了後の次の年2020年に東京オリンピック開催予定だった事で大ヒット間違いなしの手応えに鼻息荒い某国営放送の思惑とは裏腹に蓋を開けてみればお金をかけた割には地味なストーリー展開になった事と「あまちゃん」の時のグイグイ来る様なクドカンワールド無く勝負に負けて仕事を取られるネガティブな内容で占められ大河らしく無いリアリティーにも重厚感にも欠ける内容になった事で「あまちゃん」テイストを期待した視聴者層と従来の大河ドラマファン層の期待を裏切る視聴者層帯を見誤った某国営放送の失敗で低視聴率に喘ぎながら最終回は大河史上最低の8.3%という大河史上最低の烙印を押される形でゴールとなったいわゆる「失敗作」として語られたドラマでしたこのドラマは当時は全話録画しながら毎週観てはいましたが金栗四三がマラソン競技を体調不調で棄権した後の第10話辺で当初の勢いが無くなり物語のトーンが落ちた為重苦しい視聴感が耐えられずにリタイアしましたその後も視聴率が冴えないという話が毎日の様に入って来た為にまして観る事は無かった訳ですしかしコロナ禍に入った後の秋頃に47話ものボリュームでHDDの容量を圧迫しているこのドラマを削除しようとした時酔狂で再び第1話から鑑賞し始めた所何の先入観無く物語に入りやすくなったからなのか良いテンポで「金栗四三編」24話を鑑賞しその後、阿部サダヲ演じるオリンピック委員長「田畑政治編」のどの様な試練や困難が立ち塞がろうともエネルギッシュな人柄と図々しい持ち前で全てを打ち破りながら只々東京オリンピック開催一つにこだわり続けたこの人物の動向から目が離せなくなり世間一般が下した「最低ドラマ」の烙印とはアレは一体何だったのか?という位ドラマに引き込まれて行きました特に第39話『懐かしの満州』は古今亭志ん生の体験談を元にした渾身の脚本で描かれた正に「神回」でかつて「落語がジャマ」と叩かれた本作のこの回の視聴率が番組最低の3.7%というありえない低評価に驚きを禁じえませんでした考えてみれば大ヒットと言われた「木更津キャッツアイ」も視聴率は 8% 9%台だったのに対して後のDVD販売、レンタルでブレイクした作品でしたつまりはクドカン作品とは話題のドラマが情報番組などで取り上げられる事でそれまで観ていなかった視聴者が見始めて途中から視聴率がどんどん上がってくる様なものとは異なり第一話からしっかり観たいと思わせる作品なのであり後に失敗の原因も主人公が有名人ではない とかレースに負けたり仕事を政治家に横取りされたり主人公が偉業を成し遂げるカタルシスが無い とか結局朝ドラみたいじゃん とか散々言われてきましたがどれも的外れだと言えますまず主人公が「有名人ではない」という指摘ですがそもそも殆どのドラマの主人公は「架空」ですドラマとは「作品」でありその中心的存在が「主人公」なのであってキャラクターの有名無名は関係ありません「偉業を成し遂げるなどのカタルシスがない」という指摘ですがそういう 実話 です又「偉業を成し遂げる」というのも物語においての カタルシスの形の一つだと言えるので「水戸黄門」ではないので印籠の様な秘密兵器を持つわけありませんし「半沢直樹」ではないのでご都合主義よろしく毎回倍返しされませんからそういう意味においてのカタルシスは期待するのが無理だと言えますクドカン作品は「あまちゃん」でも見られた様に「成功」する事だけが「成功ではない」怒涛の人生を描く所に魅力があり物語内に緻密に張られた伏線が最後に見事に回収されるそういう「カタルシス」がしっかりとあるわけです「結局朝ドラみたいじゃん」という指摘に付いては結局視聴者はそれを期待していた筈です特に制作した某国営放送に至っては低視聴率にあえいだ事でトップが「長い一年だった」とため息を漏らしたと聞きますが「朝ドラ」と「大河」の視聴層はまるで違うのでそれは想定するべき事だったと言えます故に真の失敗を招いたのはこれは私もそうでしたが、連日の様に「いだてん低視聴率で草W」みたいな記事が流れる事で「失敗作の典型」の様に印象付けられた所にありトドメは最大の理解者であるはずの某国営放送ですらトップが「長い一年だった」とため息を漏らすというどの様なタイプの作品なのかをしっかりと伝える事を怠り天下のクドカンドラマの失速にコレは使えると色めき立ちサルもクドカンも木から落ちる的な報道を一年に渡り続ければ某NHKのトップもため息を漏らすし(NHKと言ってるっつ!!!)視聴率ありきでしか未だ作品を語らないばかりか世間は「失敗報道」を喜ぶ、その程度のモノだと思い込んでいるTVマスメディアの旧体質に問題があったと思われます全く視聴者もマスコミもどこに目を付けていたのかっつブツブツ・・・「節穴」と言う他ありませんっつ!!! (・・・!オレだWWW)というわけでこの自粛期間が無ければ今頃「いだてん」はウチのHDから削除されていましたこのドラマは長丁場ながら機会があれば繰り返し観ておりますドラマを繰り返し観るのは、同じゲームを繰り返しやるのと同じで「あの世界にあの人達に又逢いたい」からというのが理由ですいつも言っている様に、良い映画良いドラマとは繰り返し見れるものであり「いだてん」は現在で3回転目ですwというコロナ禍での自粛なお噺でしたw■▲目次へ▲■■■■■■□■■■■■■2020年10月掲載■『wikiの写真で映画予告な一言』Horses on Bianditz mountain in Navarre, Spain (画像参照:wikimedia)馬左『おいっつ!!!テネットもう一回観に行くぞっつ!!!』(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、コレはフィクションのネタで写真と、台詞と、馬と、TENET/テネット は一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)■■7.逆行ミステリー「テネット」■■ハリウッド大手映画会社がこぞって自社作品の公開を延期する中鬼才 クリストファー・ノーラン監督作時間を逆行させる技術を使い人類に攻撃を仕掛ける未来との壮大な戦いを描いたSFアクション超大作『テネット』が2020年9月のコロナ禍の中公開された巨額な制作費を掛けたハリウッド映画として大きな話題となりましたこの映画の核となる「時間逆行」は既存の価値観では鑑賞できない難解な描写となった事で鑑賞後様々な議論を呼び、物議を醸し出した事でも知られネット上にはありとあらゆる角度で解釈を試みる様々な解説サイトが立ち上がり鑑賞後も知的好奇心が付きない数多くの映画ファン達がコロナ禍の自粛生活を強いられる中で解釈の為にもう一度鑑賞しに映画館へ足を運ぶ人も見られ謎は付きない映画の魅力に魅了されました■当初はウチも解説記事を書くつもりでしたが既に多くの解説サイトによって映画の殆どの謎は解き明かされた後でその様な中で記事を書いた所で他サイトと重複する様な内容になるのは目に見えていたので更新は諦めたという経緯がありましたそれでも、未だどのサイトも気付いていないポイントや多くのサイトが思い違いをしている所が数点程ありましたのでソコだけ、チャチャっと解説してみたいと思いますそれは・・・ 次回の更新でW■▲目次へ▲■■■■■■■□■■■■■2020年11月掲載■『wikiの写真で戦◯な一言』Warriors of Lapland (画像参照:wikimedia)兵士『弾・・・無いのバレたらどうしよう 相棒。。。』トナカイ『いいから・・・堂々としてろっつ!!!』(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、コレはフィクションのネタで写真と、台詞と、兵士と、トナカイ は一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)■■8.「コロナ戦争」と呼ばれた数年間■■感染予防の生活が長期化し日々のウイルス疾患の予防行為にもだんだんと慣れて行きコロナ禍の中なりに生活を営みながらもこれまでの生活とは全く異なる「命を守る為の警戒」を怠ら無いというかつて無い日常とそんな時流に身を投じなければならない未知の事態への不安からそれらがやがて「感染予防」の域を越えていつの間にか目に見えない敵と闘う「戦争」の様な体へと変貌して行っている事を認知しながら社会はこれまでに無かった不安とストレスに晒される事になります■コロナ禍は戦争に例えられて「コロナ戦争」とも呼ばれましたがこれは社会学の括りで日清戦争の戦死者となった17282人を上回る死亡者数を出す状況、事態を称した言葉として「交通戦争」の様に名称される事に倣って付けられたものと言うよりは「第二次世界大戦」などの様に生命が脅かされる危機的状況が「約4年間」続く状態を「戦争状態」の「長さ」と定義付けて他社からの攻撃で長期に渡る経営の危機的状況に陥る企業などにも適用させて「企業戦争」と捉える様に長期に渡る生命の危機的状況が続く「コロナ禍」を総じて「コロナ戦争」と呼んでいるのだと言えます従って約4年間の危機的状況が続いたコロナ禍の場合は終結に向けて(収束では無く)コロナを風土病として受け入れて「講和」状態としたものが現在の「ウィズコロナ」の取り組みの状況と捉える事が出来ます■「コロナ禍」では毎日世界で何千人もの人々が命を落とす中早期の実用化を目指した感染症ワクチンの開発が通常の何倍ものペースで進められそうして完成した感染症ワクチン接種が実施されコロナ蔓延の抑え込みが実現したと思った時に新たに変異した新型コロナウィルスが再び蔓延しそれに向けてのワクチン開発が急ピッチに進められるという変異株の蔓延する度に急ピッチで進められる抑え込みワクチン開発というこの、終わりの見えない負のサイクルが正に「戦争」と呼ばれる所以だと思いますそうしてその様な「コロナ戦争」の最中の世の中の動向も情報に対しての社会的影響を考慮しない視聴者の興味にのみ焦点を合わせただけの日々いたずらに不安を煽る報道や正しい捉え方や道理で考える事を怠り都会から訪れる人々を潜在的な保菌者と決めつけたり保菌者を特定したりする「脅迫めいた問題行為」を多発させた感染リスクにのみ過敏に反応する一部市民達の新たな「暴力」を生み出す温床となった「差別心」が宿る誤った「自警」意識や品薄となったマスクを求める声の対応に追われ無意味なタイミングでマスク無料配布を行った対面のみを整える政府の対応やかつて地震の様な災害時にでも秩序を重んじて冷静に対処する世界中の称賛を集めた日本人の集団行動の強さに対して善意のマスク配布があるとなりふり構わず人が押し寄せ無料のマスク欲しさに我先へと群がり最後尾では暴動が勃発する浅ましさが顔を出すといった日本人の個人行動の弱さを露呈させる騒動が後を絶たなかった事からも国と世間と人との意識の分断が危機的なまでに顕著となったという印象がありこちらは「戦争」というよりも「終末」の体すら感じさせるものがありましたそれ程までに社会は「限界」を越えていたと言えました■▲目次へ▲■■■■■■■■□■■■■2020年12月掲載■『wikiの写真で未知への世界の一言』Sculpture “Body and Soul” (Duk-Kyu Ryang, 2015) in front of the office building of the LVM, Münster, North Rhine-Westphalia, Germany (2016) (画像参照:wikimedia)『・・・クリスマスのモニュメントにしたかった・・・という話は 分かった、それより・・・何で、作る前に良く調べなかったんだっつ!!?スポックっつ!!!』(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、コレはフィクションのネタで写真と、台詞と、スター・ト○ックと、Mr.スポ○ク は一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)■■9.コロナはどの様に生まれどう収束するのか地産地消が鍵■■スタートレックは未知の世界へ挑む未来を描いたSF作品でしたがここでは未知のものを出現させる要因となるとも言われる生物多様性の問題をすこしばかり発想を飛ばしながらお得意の妄想を交えて語ってみたいと思いますさて、以前から「地産地消」という言葉を良く耳にしてきましたが対して最近は「地消地産」という言葉を聞く様になりましたどちらも良く似た言葉でありどちらも食に対しての問題意識から唱えられた言葉でありどちらも地元で生産して地元で消費する事を意味する言葉でありながら「地産地消」の方は自分達の地域で作ったものは地域の消費者が消費せよという消費者に消費意識を呼びかけて地元のリサイクルと消費者と生産者を繋げる試みを指す言葉で道の駅の様な直売所や地元スーパでの販売コーナーの設置に加えて学校給食への提供や地元ならではの料理の研究に役立てるなど地元の「消費者」のニーズに応えたものを地元で生産する為の「消費者」の消費に向けた取り組みだと言えますしかし元々「地産」は例えば東北地方は米生産などの農作物の一大産地である事から「地消」に対してニーズのバランスに過不足があるなどの課題がありましたそれに対して「地消地産」は自分達の地域で消費するものは自分達で生産せよというおいしい米を食べたいという消費者のニーズは稲を優しく育てる為の新技術を生産者に開発させそれにより新たな生産農業者や新たな市場を生みその米を使った新たな外食産業が誕生し新たな雇用を生む「生産者」への産業拡大に向けた取り組みだと言えますこの似た様で全く異なった意味を持つ言葉が実はコロナ禍の「収束」に大きく関わっているという所に最後は着地するという そんなお話です・・・■コロナの様な未知の感染症ウィルスは国土の多くが未開発な自然を有した経済国が近代化を目指し急激な地域開発を推し進めて自然破壊を繰り返して環境を激変させた事で生み出されるとされ、それは正に世の中が近代化を遂げ「便利」になって行く事による産物である事を意味し逆に考えると、それは、行き過ぎた開発を行う 現代人 が生み出したものという事になります。これがどういう事なのか理解するには「生物多様性」の見地から捉える必要がありますこれに付いては国立環境研究所 生態リスク評価・対策研究室 室長を務める「ダニ博士」こと五箇公一氏が非常に興味深い見解を述べているので詳しくは下に張った「動画」を参照いただくとして・・・因みに「ダニ博士」の動画は早口なのでwチャチャっと観ることは出来ますがひとっつも頭の中に入って来ないかもしれないのでザックリまとめますと・・・w”コロナ禍を始めとする新興感染症の発生の要因は土地利用の変化等に伴う「生物多様性」の損失にある”という事を動画で言っている訳です説明しますと・・・まずこの「生物多様性」とは1985年アメリカの生物学者が提唱した現在も世界中で支持され使用されている造語で全ての生物の間には違いがあり互いに繋がりを持つ事を表しそれぞれの「種」にはそれぞれの異なる「環境」が存在しそれらの異なる「環境」には独自の「生態系」が存在しそれらの異なる「生態系」が「連鎖」する様に繋がる事で地球全体の「生態系」が機能してそれら生物「種」の様々な多様性によって地球は恩恵を受けているという生物学的見地から環境問題を捉える考え方を指しますこれによると、それぞれの「種」は自分の生存の為に「利己的」に行動し互いに「奪い合う」のであり決して「調和」を求めたり、互いを支え合って「発展」させる様なものでは無いらしくこの「奪い合い」が足りなければ個体が増え過ぎて「天敵」の格好の餌食となり「天敵」を繁殖させる結果を生み「奪い合い」が過ぎて個体が減り出したら「絶滅」しそれに取って変わる新たな「種」がその生態系で「進化」して代わりにその環境の恩恵を得る という様なそれらの「せめぎ合い」から最も望まれる形が自然と導き出されて「バランス」を取るのが「種の生存システム」という事だそうです一見して絶妙な「調和」によって成り立っている様な自然界のバランスですがこの様な、それぞれの「種」同士の生存を懸けた「せめぎ合い」によって結果として「調和」が生み出されている事が分かりますつまり生物多様性という観点に於いて「せめぎ合い」を行う事で淘汰としての「調和」が生まれるという自然界の「種」が「利己的」な理由でせめぎ合いながら存在する事に対して「協調」と「調和」によって「社会」を営む事で生存している私達「人間」は災難に遭えば他人同士が助け合い思いやる相互互恵的、相互補完的連携で世界が繋がりながら「文化」「経済」を発展させ「文明」を進化させるという、地球上での唯一の「利他的」な行動で発展し存在する「種」であり「文化」と「文明」の利器無しで丸腰でジャングルに放り出されたら瞬く間に猛獣たちの餌食になり、食べ物や水は小動物や鳥達に奪われ爬虫類や昆虫の毒にやられて、細菌によって病気にかかり、ウィルスで命を奪われる地球上での最弱な「種」でもあるという訳ですここで、「蟻 は踏み潰せるだろうになぜ最弱?」 と言う「種の生存システム」の話の意味をまだ良く分かっておられない方は今は人間と蟻を「大きさ」で査定しているのでは無くシステムの中の「機能」を司る「種」としての「ポテンシャル」の面から捉える「相対的評価」の話である所に注目して頂き現在人類が持ち挙げる事が出来る「重量」が東京オリンピック世界記録保持者ラシャ・タラハゼが持つ「105kg超級」の265kgが最高で自分の体の約2.5倍の物を2秒間持ち上げる事に対して蟻は自分の体重の70倍の物を巣まで運ぶ事が出来るのでラシャなら73トンの物を自宅まで運ぶ事になる訳です故に、人間は身体能力のポテンシャルに於いて蟻にも劣る事がこれで分かります只、板垣退助の人気格闘コミック「範馬刃牙」第2巻刃牙が「蟻」よりも強い「100キロ級のカマキリ」との勝負を想像力を駆使し「シャドーファイト」する回ではイメージで熾烈な勝負をした末にカマキリの天敵の鳥の動きを入れた像形拳で勝利し「そして、とうとうバキさんは異種の世界から一周まわって同種格闘技への世界へ踏み込んだ」という名言を生みました又、現実世界では 昭和の大スターでプロレスラーの「力道山」も素手でヒグマに勝ってますので「ヒエラルキー」という見地からだと一概には言えません(漫画ですがw)只人間は、教育の知識によって思考の幅を広げ、道具によって行動の幅を広げ衣服によって身体を保護し、料理によって様々な食材を加工し食し家屋によって雨風をしのぎ、船舶によって大海原を渡って他国へ旅し、火によって生活様式が深夜まで及び、経済社会によって活動の範囲を広げ武器によって身体能力を補完し、書籍によってこれまでの歴史を刻む「文明」「文化」の力によって、ジャングル地帯へも重装備で挑む事が可能となり自然界に対して「対等」な立場を得て来た「歴史」があるので「拳闘」を「文化」と捉えれば「拳闘」の技術なしにカマキリに「素手」で勝負を挑んでも「シャドーファイト」で負けは決定的だと言えますので (漫画ですがW)人間はやはり自然界の「頂点捕食者」にはなり得ないという事が分かりますが「文明」「文化」を持ち得て「対等」な関係で居続けていた事で自然界は人間社会と「調和」を保って居たと言えますしかし人間は20世紀以降、化石燃料をエネルギーとした社会システムを構築すると巨大重機による都市開発、工業による大量生産、巨大船舶、車社会による大量輸送を実現しポテンシャル以上の発展を急激に遂げこれによって自然界とは対等の関係では無くなるだけでは無く暮らし向きを向上させる為に未開発地域の更なる開発によって自然界を破壊するにまで及ぶ様になって絶妙なバランスで保ってきた自然界の生態系システムに於ける「調和」を人間が「利己的」な理由で「破壊」する事になります21世紀に入った所で 生態系システムの「狂い」が石油燃料多用による二酸化炭素率が上昇して温暖化現象が起こり各地で異常気象を発生させ 気温上昇で南極、北極の氷が溶け水位が上昇し汚染、資源の枯渇などの環境問題を引き起こすのも生態系を含んだ生物の多様性が急速に劣化して人間社会にも影響を及ぼしているのもこれら「破壊行為」をしているのは「人間」の社会活動によるものであり全ては豊かな暮らしを求めて自然を破壊して来た「人間」のせいだと言う訳ですそうなると今度は、これまで人里離れたジャングルの奥深くで動物に感染しながら感染した動物の中でひっそりと進化して生息してきた未知のウィルスが本来の生息地だったジャングルの奥地の生態系を人間に破壊された事で新興感染症として出現させる事となり自然を破壊して動物の棲家を奪いながら活動範囲を広げて生物の多様性を急速に劣化せながら森の奥深くに足を踏み入れて来た人間にウィルスが「宿主」を変えて自然のジャングルから都会のジャングルに生息地を変更し感染した人間の中で進化してコロナウィルスの様な未知の感染症が生まれる事に繋がって行く訳ですこのコロナウィルスはこれまでの歴史上類を見ない程の感染力があり南極以外全ての地域で感染が確認されて、それが数日で広がった事でも人類の歴史上始まって以来でその理由が正に「人間活動」によって行われている所にコロナ拡大の真の理由があると言えます説明しますと・・・化石燃料で発展した「文明」「文化」が未開拓地方の都市化を進行させそれら地方がやがて世界と繋がり「グローバル化」が進み開拓された地は「巨大な街」となり 都市の機能で守られる様になって各地で自然界の様々な脅威が次々と取り去られて行く事になりますそうした「安心」と引き換えに特に他人に頼らなくても自分ひとりで生きて行けると確信させる都市のシステムに守られた「新たな環境」での生活の影響によって人間本来の特徴だった集団生活を維持する中で生まれる「他人を思いやる」気持ちが徐々に薄れていき話した事も話す気も無い赤の他人の事より今の自分が大事という「利己主義」が優先される様になりそれが 今の世の中を作っている と言えますコロナの最も恐れるべき点は、エボラの時の様な、感染者本人のみが死に直面する恐怖では無く膨大な不顕性感染者が居る事で、相手に感染させて殺してしまうかもしれないという「不安と恐怖」をもたらし同時に現代人の「自分さえ良ければ良い」「自分さえ感染しなければ他人はどうでも良い」という自然界が内包する原初的な「利己性」を呼び起こす所にあると五箇氏は語りますつまり、国を上げて抑え込みを実施しなければならない時期でも自分勝手に行動して感染を受けやすくしながらそうして感染した不顕性感染者が知らない内に感染を広げる「コロナ」の振るう猛威と人間活動がリンクする様な関係性を生んでコロナの感染の広がる様がそのまま人間活動そのものとなった事がコロナのかつて無い感染拡大の要因に繋がったと言うことになる訳ですつまりコロナは、「不顕性感染」という形で「姿を消す」事により現代人が活発に経済活動をすればするほど人の中で生息し続け永久的に人間社会で巡回し進化し続ける事が出来るという人間の利己的な「欲望」という「性」に巧みに潜んで生き続ける実にしたたかなウイルスだと言える と五箇氏は この様に語っている訳です従って、コロナを人の中から排除させ収束させる為には現代の社会がコロナの生息に適した生態系になっている事を自覚してその様な社会からの離脱を目指し本来の人間社会の「核」となる人を思いやる気持ち「利他的」な考えに立ち返って他の種からの取り分を取り過ぎない様にし他の種の生態系となる生存環境を荒らさず人間らしく他の種を慈しみ、時には対峙し自然に対して「利他性」を持って向き合いそうして生物多様性に於ける「対等」な関係を作りあげて行くことが重要な課題でありそんな自然共生が持続可能な社会の実現に向けてグローバリゼーションから脱却しローカリゼーションとサスティナブルな社会へのパラダイムシフトを図るべき・・・と、最後何言ってるのか良く分からなかったですがWこの様に語っていた訳ですなので最後の大事な所だけ噛み砕いて説明しますと・・・バブルが弾けた後の90年代に80年代の円高経済の受けた打撃のツケを払う様に日本の輸出産業が世界を席巻して日本経済の「国際化」が急速に発展し海外との貿易や商取引が盛んになり日本は潤うのですが必要なものは作るよりも買えば良いという思考が蔓延し経済が「製造業」から「サービス産業」主体となって行きそれに連れて雇用もサービス産業へと流れて行きいわゆる「サービス経済化」と呼ばれる現象が起きて日本の産業構造が大きく変化しますそれが昂じて高学歴社会となり低学歴、高年齢者が製造業で冷遇されそれが後に「失われた10年」と言われる所以となって行きますそれに伴い、国際交流へと国外へ向かった精神が国内へ向けての取り組みへ向かう様になりこれまでに無い程の地域との文化的な共存共有を目指しマイノリティーの保護、寛容の精神の熟成など「内なる国際化」も同時に活発化して行きますしかし以降日本の経済は、他国から、他県から、他地方からの輸入、移入に頼る体質が付く様になり結果として自分達のものは自分達で生産し消費する「地産地消」の精神が失われる事に繋がる訳ですその様な「依存」を主体とした「交流」体質の「国際化」がコロナ禍でのウイルスの蔓延を活発化させ「往来リスク」による「クラスター」によって蔓延させる温床となったと 言う事を言っている訳です全然噛み砕いてませんがW故にコロナ収束の「鍵」となるのは「自然」と「人間社会」とのある種の「境界線」を意識しつつ「里山イニシアチブ」を概念として日本の伝統的田園風景に基づいた地方分散型社会、自立型 循環社会へ向けた取り組みを進めて個人として出来る事を考え、太陽光発電、自然再生エネルギーを組み合わせながら都市を隔てて地方でも有意義に過ごせる人間的なライフスタイルを確立する人を必要とし必要とされる人を目指す依存しない自立する社会作りが不可欠でありその様な個々で経済社会を進める自立型社会では人に依存して勢力を広げる現時点の経済社会の人間に似ているコロナは孤立して行き徐々に封印され居場所を無くして行き終焉を迎える事になるのでそうなるのが「地産地消」の精神にあるという訳でしたという訳でようやく繋がりましたWココで「ダニ博士」も語らない様な「妄想」を語りますと・・・発症したら呼吸器症状を悪化させ咳や発熱を伴い重症化したら死にも至る「人間」に感染しながら適応し変異する事で生き残り続け様とするのが「コロナウィルス」です一方で自然を破壊し環境を激変させCO2排出で気温を上昇させ異常気象が発生したら地表は壊滅的な被害に至る「地球」に広範囲に居住しながら適応し社会を変化させる事で生存し続けているのは「私達」ですがこうして並べてみると2つはなぜか酷く「性質」が似ている様な気がするのはコロナは我々現代人が生み出したものだからなのか私の妄想が過ぎるのか・・・クワバラクワバラ・・・■▲目次へ▲■■■■■■■■■□■■■2021年1月掲載■『wikiの写真で新年の一言』Steve Hogarth i Pete Trewavas (画像参照:wikimedia)『今年、ワクチン接種出来そうだからって気が緩んで飲食店でホッケひとつで朝までどんちゃん騒ぎするのは止めてソーシャルディスタンスは守れよっつ!!!』(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、コレはフィクションのネタで写真と、台詞と、Marillionは一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)■10.災害に遭った外食産業と喰い物にされた補助金■■コロナ禍の報道の中で、よく使われたワードに「飲食店」というのがありましたこれはコロナ感染者数を報告するニュースに「飲食店」というワードが日常的に連なった事で「三密」や「クラスター」や「感染源」などのコロナワードが「飲食店」と紐付けられ連想され「なぜ外食産業だけが」と、行政の厳しい要請にも応じながら何の保証も無ければバタバタと潰れていくしか無い状況の中であたかもコロナ禍の主たる感染源かの様な印象すら与えられてコロナ禍最大の風評被害を受ける事になった飲食店業界の苦難を印象づけたものでもありますランチタイムでは行列が出来る人気の飲食店がコロナ禍の煽りを受けて閉店の憂き目に遭い低価格が売りの薄利多売で営業するタイプの飲食店が経営難に陥るケースが全国的に多発した事もコロナ禍ならではの出来事のひとつとなりその様な光景がだんだんと珍しくなくなると感じる位私達の感覚も日常も大きく歪められてしまったと言えますしかし全てがコロナ被害に遭っての経営難なのかと言われると実はそうでも無いという話があります。■コロナ禍の世の中になる事など全く寝耳に水の想定外の出来事で万が一そういう危機敵事態が起こる事を想定せずに経営難に陥って行った店舗に対して結局は資本主義の摂理で淘汰された結果と説き「珍しくない」「良くある話」と切り捨てる意見を少なからず耳にしたりしますが経営不振が店主自らの不得に依るものだったりそもそも「想定外」とは考え抜かれた中でそれでも起こる事を指しそれに対して備える事など不可能な中でリーマンショックの様な金融危機の煽りを食うといった「時流」の中での事象であればともかくお客の喜ぶ姿を糧に何処よりも美味しいものを安く提供するオンリーワンな店を目指して価格設定を低くしても手厚いサービスを心掛け苦労を厭わず営業を続けて薄利多売で利益を上げ尚且メディアが取材に来る程の話題性もある行列ができる人気店だった場合は店主の経営手腕は確かなものがあったと言えます。何よりもこれは世の中が大きく変化する中での「時流」での出来事とは全く異なり地震、津波と同じで「災害」と呼べるものと同様で「淘汰」と説くには違和感がある様に感じられます。尚且、様々な施設で不特定多数の人が持続的に集まりクラスターを発生させる事象は数多く存在した にも関わらず「飲食業」のみが行政から強制的な営業自粛休業や時短を要求され日本中がそれに同意し同調した事に於いてもコロナ以外の「人的な時流」の存在が汲み取れますのでこれを「淘汰」と切り捨てる根拠はむしろ無い様に思えます。■外食産業は社会を構成する三大要素の「衣食住」の中の人の命の維持に欠かせない「食」を担う重要な産業で人の口の中に入るものを扱うという性質から「安全」の維持が必須という点に於いても社会的責任は最も大きい業種と言えます。その外食産業を支えるのは大手企業フランチャイズチェーン店世界的にも名高い三ツ星店舗、業界で評価の高い有名店、などの他全国の様々な街に点在しそれぞれの地元に根ざした飲食店を個人経営する店主達の「食」が「文化」である事を背負って立つ「気概」に依る所が大きくそれ故料理を「魂」で語る所以がありそれだけにコロナ禍に於いて外食産業の真価が問われる訳があると言えますその様なコロナ禍による閉店の危機に瀕した飲食店への必要な救済には宣言地域とそうでない地域との明らかな「格差」があった事は余り知られていません■コロナによる緊急事態宣言が発令された地域の飲食店には時短営業や酒類提供自粛などの要請が発令されるのですがこれを要請通り守っていたら個人経営の店舗は間違いなく潰れてしまう事から要請をしっかりと守った店舗には「協力金」が下りる助成金制度が作られこれにより店舗が休業や時短営業をしても赤字経営は免れる様になりましたしかしこの制度は「休業要請」などが出る事で初めて「協力金」が下りるという仕組みから感染を抑え込んで「休業要請」が出ない地域では「協力金」が出ないという問題がありました従って、感染が拡大している地域の飲食店では休業をしても「協力金」によって「黒字経営」となっている事に対して感染を抑え込んでいる地域の飲食店ではこの「協力金」が無い為休業する事も出来ず尚且営業しても時短営業、酒類提供無しで「赤字経営」に陥るという経済格差を生む事に繋がりました■なぜ冷凍餃子無人販売店が出現したのか他にもコロナ禍の救済金制度に経済産業省が支援する「事業再構築補助金」というのがあってこれはコロナ禍によって売上が下がった中小経営者や個人事業主などを対象にコロナ禍の損失を補おうとする企業や事業主の新たな試みを支援する為に2020年は1兆円の予算が組まれ最大一億円を補助する制度なのですがこれが本来とは異なる目的で制度が利用されている事が大きな問題となっていますコロナ禍の中でなぜか突如街のあちこちに「冷凍餃子無人販売店」が出現する現象が起きましたがこれはセミナーも開かれる程の人気を博した「無人販売店」事業でこれらの殆どは本当に困っている中小企業の業態転換や意欲的な新規事業とは全く異なる事情で「事業再構築補助金」を利用し開業したものとして全国各地で増加している事で問題になっている訳ですなぜ「冷凍餃子」なのかは、おそらく以前堀江(ホリエモン)貴文氏が 広島の人気餃子店に来店した時にノーマスクの同行者に対して入店拒否した事で店の対応に憤慨した事をSNSで発信した所フォロワーに店を特定され店にいたずら電話が相次ぎ「休業」に追い込まれるという騒動があって当時、週刊プレイボーイの連載でホリエモンの相方を努めていた事でも知られる西村(ひろゆき)博之氏がこの件に付いて、この様な個人事業主の店舗が世間の逆風に遭うと弱いという事を知らずに信念を貫く余り断罪してしまったホリエモンに対して連載中ホリエモンの意見にお得意の「論破」 (※無責任なツッコミとも言う)で返し人気を博してきたいつもの「スタンス」でこの騒動に割って入りクラウドファンディングで店を支援して店舗を救済した事が博之氏をネットの有名人から人気を全国区へと広めホリエモンはその騒動で悪者になってしまいコンビ解散となるという・・・のはどーでも良い話としてwこの時1500万円の支援金が集まって始めたのが当時地方で流行っていた「無人販売店」事業でこの騒動によってこの「ビジネスモデル」がテレビやネットで取り上げられて全国へと広まった事が「冷凍餃子無人販売店」急増となった大きな理由の一つなのではと思います本来「事業再構築補助金」は先程も言った様にコロナ禍で従来の経営での売上が下がった事業主の「新事業」を支援する目的で支給されるものなのですがこの「新事業」というのは全く新しい思い切った発想で行う独自性のある製品によって新たな市場に乗り出す様な事業であってこの新事業で新しい仕組みを生み出す事を応援する為に補助金を支給する制度である所を単にこの補助金を得る事を目的に制度を利用して「無人販売店」を始めて儲けようとする業者が居てそれが増えているという実態がある訳ですこの背景には、本当に補助金を必要とする企業や事業主が利用できる様に助成金支給側の審査基準をしっかりとした企業で無ければ無理と思われる様なかなりの知識と経験が必要になる詳細な事業計画書を添えた書類記載を求める事で不正な目的での悪用が出来ない様に厳格な書類作成基準を設けた筈のものが全くの「裏目」に出て逆に取れば厳しい書類審査にも通る様な記載さえすればこの補助金は容易に手に入る事からこじつけでコロナで売り上げが減少した事を詳細に記載した後新事業にチャレンジする姿勢をアピールさえすれば採択される傾向にある所に付け込まれるという審査基準に大きな「穴」があった為に事業計画書そのものも「コピー」されたものが何社から提出されても採択された事例があり中には 非公認コンサルタント業者と結託して過大な見積もりを経費に加算してそうして下りた補助金の余剰分を懐に入れて儲けにする悪辣なケースもあるなどこの様な事例は中小企業庁の公式サイトで観覧できる事からも実態を全く把握していないずさんな運営が明らかとなり補助金を本当に必要としていても難しい申請書類の数と内容から書類作成をする技術がない事業主などは結局コンサル業者に委託するか申請そのものを諦めて事業を止める方を選ばせてしまうという経済産業省の正に絵に書いたような有象無象な虚礼虚文の本末転倒な竜頭蛇尾ぶりで・・・「持続化給付金」の時と同様に制度そのものに問題があると言わざる負えないものがありました加えてこの補助金制度には明らかな「欠陥」がありこの補助金は新事業にかかる経費分を使った後に「後払い」で支給されるため元々この「経費」が出せない企業は申請すらできないという本来救わなければならない筈のコロナ禍で売上が落ちた中小企業が救えないという問題がありました確かに制度を悪用している者こそが一番の「悪」なのは勿論の事ですがこれらの理由で国民の血税がこの様な不当な使われ方をしているのであれば来店してくれる客の為に利益を度外視して薄利多売で営む店舗や高齢者が経営する無くてはならない街の顔となっている様な個人店舗の飲食店などにこそ自治体が援助として手を差し伸べる方が余程有益であり計画書を書く手段を持たず、日々を生きる事だけに必死の人達が同じ様に税金を収めながら、国の援助が来る事が無い事に絶望し他方では制度を巧みに利用して不当に補助金を得私益を貪り弱者を餌食にしている様な現状を行政は認識すべきだと思います「持続化給付金」の時の「過ち」から行政が学んだ事は言わば審査をより厳しくさえすれば、全てが大丈夫という「安全策」でありこの様な「全てかゼロか」的発想はノーマスクはダメで、マスクさえすれば、全てが大丈夫というコロナ禍の本質を理解していないで対応する事と同じでありその様な対応にホリエモンは激怒しその様な国をひろゆきは見限ってフランスに移住するという・・・w「コロナ禍」の様な未曾有のパンデミックによって食に於ける「文化の火」が消し去られ無い為にも「文化」を守る視点からの外食産業に対する取り組みが必要に迫られたコロナ禍であったと言えるでしょう■▲目次へ▲■■■■■■■■■■□■■2021年2月掲載■『wikiの写真で2月の一言というか苦言』Photographed from the morning JAL flight from Haneda to Itami.(画像参照:wikimedia)『震災を彷彿とさせる「日本沈没」のドラマ化に苦言を呈するのは心情として理解できるとして・・・明らかに現在進行中のコロナ禍を彷彿とさせる「キミセカ」のゾンビドラマ化には何の苦言も集まらないのはなぜ?なんでしょう』大規模な災害に遭い震撼する震災とは違い「パンデミック」の震撼が眼で見えない様なものだからとしたら・・・多くの日本人が人命が失われる「パンデミック」よりも生活が失われる「震災」の方が恐ろしいと感じている・・・という事になるのだが』(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、コレはフィクションのネタで写真と、台詞と、『日本沈没』と、『君と世界が終わる日には』は一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)■■11.コロナ禍が促進するキャンセルカルチャーの蔓延■■コロナウィルス感染症5種移動によって現在はマスク無しの外出が可能になりましたが飲食店などでは未だパーテーション設置を続けている所もあり人と人との触れ合いというごく当たり前なコミュニケーションに於いて人と触れてはいけないという一枚の障壁が入る事になったコロナ禍での暮らしはアクリル板一枚で隔たれた人間関係が当たり前になるに連れ普段は巨大な時流の中で息を潜めながら、世の中がストレスに達すると突如人々に「自警」意識を目覚めさせ形振り構わず炎上させる「時限爆弾」を常に抱えているという様な、コロナ禍の世は気付かない内に私達に思わぬ形の「分断」の意識を芽生えさせているのかもしれません。■近年、浮気をしたタレントが世の中に叩かれまるで犯罪者のような扱いを受けるという時流の問題に付いて「影響力の大きい人物は社会的責任が重く多くの人に迷惑を掛ける」事を理由に問題視されている方がおられましたらまずは こちら>> の記事を御観覧の後再度来訪頂くとして・・・w近年この様な炎上する形態を「キャンセルカルチャー」と呼び特にコロナ禍で極まった時流として蔓延しました映画『竜とそばかすの姫』のレビューの中でも書いたことがありますがこの「キャンセルカルチャー」が蔓延するのは色んな文献を調べた所気軽に参加出来て危険もない上に大勢で行う「お祭り」気分を味わいながら皆に社会悪と「認定」されたという「根拠」を元に皆がやっている事で安心して「弾劾」しながら「正義」を行える「快感」が得られるという背景からそれが集団化する所に理由があるらしく「リアリティーショー女子プロレスラー自殺事件」の様な後に警察が動き犯人が特定され刑事責任が課せられるという様なそれによって問題が発生した時に負う「社会的責任」というリスクを分かって無い 層が起こしているという事の様ですそれとは別に社会的責任の意味を理解する多くの常識ある人の中にも浮気をするタレントを社会悪に感じる意識はありそれは「弾劾」する「快感」を得る「手軽」さにある訳では無い別の根ざした理由があると言えるのでそこにカルチャー化する真の背景がある様に思われます恐らくこの意識に根ざしているのは「浮気」は「良くない」だから「許せない」では無く「浮気」は「清潔では無い」だから「防御」するべき「悪」という「清潔では無い」イメージを持つものには飛沫感染を危惧する感覚で漫然と「悪」と決めつける様なこれらにはコロナ禍で生まれた防衛意識がしいては対人関係の分断へと悪化した時流が生んだ現代人の新たな感覚が芽生えた現れではないかと感じさせるものがありますその様な感覚が生まれたという是非を問う事よりも問題なのはそれが講じると「汚い格好」「醜い姿」の様な「普通では無い事」が嫉まれる様になり更には 普通の人とは違う「弱い事」までが「悪」となる・・・その様な兆候がある事への危惧です。コロナ禍で開催された東京五輪では五輪エンブレム盗作疑惑で採用を取り消されたデザイナーや女性蔑視発言で五輪委員会会長を事実上の更迭をされた政治家や「マウント文化」発言が非難され、過去の「イジメ行為」が発覚し音楽担当をクビになって 表舞台から姿を消した某ミュージシャンなど不祥事や過去の悪行に対して罪を逃れても必ず報いを受ける時が来るという因果応報の現れと捉えるならば「キャンセルカルチャー」が昂じて清潔感しか許されない社会になるのはむしろあり得ないと考えたくなりますそれでも、なぜか「ゾンビ」をやっつける作品が人気があったり最近は「美形」役者が悪役を演じ脂っこい 個性派は脇役に回るようになったり先の項では「戦争」の話が出ましたが「第二次大戦」以前の世界では「大きくなったら軍隊の大将になる」と言う子供が当たり前の世の中だったのに対して終戦後は、そんな事を言う子供は消滅した様に今起こっている時流が後の社会の「コロナ禍後」の世界の主流となり始めて今私達が過ごしている「コロナ禍」とは感染の危機が去った開放に満ち溢れた「コロナ禍後」への希望を抱く時では無くなりコロナ禍によって生まれた新たな感覚に根ざした「視点」で捉えてこれまでは当たり前の様に行動していた「素手」で何かをする事に違和感を感じたり「素顔」を見せる事に抵抗を持つ様になった事などに根ざした世の中を見る目が変わってしまっている自分に気付いてどう捉えるべきか考え倦ねるという「真実」を知ってしまった後のもう戻れない過去を受け入れる時計の針を進める為の「待機の時」の様なものなのかもしれません。しかし、人は、社会は、やり直す事が出来る事を信じるならば、過去の過ちはどこかであがなってこその「今」があるのだと言えます先程の東京五輪でクビになった某ミュージシャンにしても加害者は被害者に対して謝罪し賠償行為をする「義務」がありますが謝罪の証として被害者を「救済」する意思があったとしても通常なら加害者などには金輪際関わり合いたくないのが被害者の心情なので本来 加害者に被害者を「救済」をする「資格」は無い訳です従って、イジメの加害者となった某ミュージシャンの場合これまでに贖わなければならなかった行動とは「反省」の現れとして「イジメ問題」の取り組みに尽力する為の例えば・・・現在のイジメ被害者救済の加害者側からのアプローチです考えられる方法として、ひとつは・・・実現には数々の障害はあるとしてイジメ行為を行っている「加害者」の方を集める機会を作りそれがどれだけ許されない行為なのか今すぐ止める様に説得する場を設け過去、イジメた被害者に対しては「救済」はもう手遅れではあっても今、被害に遭っている人を「救済」して行くその様な過去の「罪」に向き合う様な取り組みを続ける事で世の中の多くの人は「反省」した証と納得し何よりも、その某ミュージシャンの被害者となった人物もそうしてイジメの被害者が救われている事が耳に入れば自分も何か救われる様な思いをする事が出来たのかもしれません「キャンセルカルチャー」を通して見える事は寛容のない社会が辿る柔軟性の欠如による著しい発想の極論化に於ける排斥に至る顛末の是非にあると言えますがそれに対して寛容のある社会を目指したとしても社会の寛容さも決して「無尽蔵」ではありません故に、一方が一方的に受け入れ様とした容量を越えストレスが発生する現れが「キャンセルカルチャー」であれば過ちは許される事は無くても過ちを許される事に尽力しながら社会が寛容を持ち得る関わり方が配慮できる心ある人物を目指しそうして再び社会に関わればそんな社会も寛容を持って受け入れるその様な相互関係によるストレス軽減を実現させる労力を惜しまない事で世の中に「寛容」を導く手助けとなるその様な、誰もが互いを慈しみ合う利他的な社会を目指す事はコロナ禍後の先の未来が開く為の一つの大きな「理想」だと言えます■▲目次へ▲■■■■■■■■■■■□■2021年3月掲載■『wikiの写真で宣言解除前の一言』Floating market in the village of Lok Baintan near the cityof Banjarmasin in the province of South Borneo, Indonesia.(画像参照:wikimedia)船頭A『お前らっつ!!!数日 位 待てないのかっつ?!!なぜいつも宣言解除 決定 直前 になるとこうなるんだっつ!!!』船頭B『お前もだろっつ!!!』(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、コレはフィクションのネタで写真と、台詞と、『コロナ禍』と『緊急事態宣言』とは一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)■12.「終息」では無く「収束」へのフェーズ■■あれから4年の月日が経とうとしています現在も感染は「終息」に至りませんがコロナを完全に封じ込めることは不可能な風土病として受け入れコロナ禍以前の生活への復帰を目指す事を目標に新たなライフスタイルを取り入れる時期に来ているという捉え方から「脱マスク」「外国人観光客の受け入れ」を視野に入れたコロナを受け入れる生活に切り替えながら完全に終わらせる「終息」では無く一定の状態まで落ち着かせる「収束」を見据えたフェーズに移行する「ウィズコロナ」へ向けた取り組みが始まりましたこれにより「コロナ戦争」とまで言われ先の見えなかった日々の暮らしもようやく見通しが立つ様になったと言えるでしょうそこで誰もが「ようやくこれで以前の暮らしに戻る事が出来る」と考える所だと思います。しかし、たとえコロナが完全に収束したとしてもひょっとしたら私達が考える「コロナ禍以前」の世界にはもう戻ることは出来なくなっているのかもしれませんもちろん、依然コロナへの警戒は必要ではあっても不自由な生活からは開放されるので以前の暮らしには戻ったと言えますしかしそれは、コロナ禍を通して身に付いた新たな価値観で世の中が動いて行くコロナ禍後 社会 となった上での事でそれはこれまでお話してきたここ数年の時流の中での様々な「兆候」が物語っているのではないかと思うのです■さて、これまでのお話はいつもの私のお得意の「妄想」の産物に過ぎません人は良く、今の世の中を称して寛容の無い世知辛い世の中になったと口にしますが本当は世の中がその様に何かの問題を起こす事を許さないのでは無く、その後にするべき事をしていない事に世の中の時流が許さないのだとその様に捉えて「コロナ禍後」に元の日常が戻る世界を望む一人としてその様な世の時流の「良心」を信じるばかりです☆という所で終了です。次回は何が更新されるでしょうかwそれでは良い一日をお過ごしください☆■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【CD】アン・アワー・ビフォー・イッツ・ダーク [ マリリオン 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