蒼い紙にパステルとガッシュ。
トルコ人の2枚目シェフがモデルだった。
でもなんとなく特徴がなく、体も細長くておさまりそうになかったので、顔だけにした。
ふと周りをみると女性陣が魅入られたように、2枚目を描き上げている。
そういえば髪型もモヒカンでかつてのベッカムを思い出させた。
ひょっとして美人を描いているときの自分はこんなふうに見えるのかしら?
でも悲しいかな、男である僕にはこのモデルに惹かれない。
優しげな表情や、スリムな体はなんとなく特徴がなく、どこを描いていいのかよくわからない。
細面の顔を見ているとなぜかモアイを思い出してしまい、こんなになってしまった。
しょうがないので色も思い切りあそんでみた。
白い部分は漂白剤。
もっと抜けるかと思ったけれど、いまひとつだった。
顔はトーンをもっとしっかりつくるべきだったかも。
なんとなくピンクと黄色がの混ざり方が中途半端。
タッチは鼻を重視した。
苦手だからというのもあるけれど、このあいだTVで一カ所に細かく書き込むことの大事さを強調していたので。
できあがりをパソコンで白黒に直してみるとタッチはそれほど間違っていないような気もした。