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「世界でいちばん強くなりたい」一話目観ました。おもしろかった! 声優さん、熱演です。
シナリオは荒いですが、そのぶんお話がぽんぽん進んで楽しいです。 アイドルの二人、センター娘はまだしも、ライバル娘はアホですね。 登場人物全員スルー力をみにつけるべきだと思いました。 でも、レスラーの銀髪のショートヘアの女の子はりりしくて格好よかった! リングコスチュームがヒラヒラではなく、スッキリした水着なのがいいですね。 恥ずかし固めはどういう固めワザなのかわからないけど(股間強調しすぎで全体が見えない) ショートヘアーのりりしい系の女子プロレスラーなんて、クラッシュギャルズ世代にはたまらないです。 このままお色気系で突っ走るのか、スポ根ものになるのか……。どちらに行っても楽しそう。 髪切りデスマッチで長与千草を思い出しました。 長与千草VSダンプ松本の髪切りデスマッチ、いつのことだったけ、って検索したら、1985年、28年前でした。 昔は、長与千草も北斗晶もライオネス飛鳥も、少年のようにかっこよくて、女の子のファンがいっぱいいて、宝塚みたいだったんです。 当時はまだ女性の社会進出が進んでなかった時代です。 結婚がクリスマスケーキにたとえられて25歳まではOKだけど、26歳になったら貰い手がなくなる、なんて言われていました。 円高不況でした。女の子たちは、閉塞感を覚えていました。 当時の私は、息苦しくて、やりたいことができなくて、もやもやして、でも、どうすればいいかもわからない。 不良っぽいことがかっこよく見える時代でしたが、尾崎豊の卒業みたいに、盗んだバイクで走り出す勇気もない。 何と戦えばいいのか、どうすれば戦えるのかもわからない。 不良にも優等生にもなれず自殺もできなかった私は、長与千草が私の代わりに戦ってくれるように思えました。 長与千草は、私たち冴えない女子に、勇気を与えてくれた。 その後、私は、女子プロレスへの興味を失いました。 ネットで調べたところによると、1990年代に第三次女子プロレスブームがあって、今はブームが沈静しているそうですが、私はぜんぜん知らないです。 私の興味はクラッシュギャルズで止まってる。 私が興味を失ってしまった理由はなんとなくわかる。 その頃、私は戦っていたから、代償行為としての「見る格闘技」は必要なかった。 ケンカしてたわけじゃないですよ。社会に出て働きながら、通信制の大学に行っていたというだけ。 私にとって、大学は戦って勝つところだったんです。 そして今も戦っています。私はコッパ作家で、吹けば飛ぶような存在です。いつ消えてしまうかわからない。 でも、昔より、今のほうが楽しい。他人の戦いを見て、自分も戦った気分になるより、自分で戦っている今のほうがずっとずっと楽しい。 今の私には戦う相手がいて、戦う手段もある。 家では封建的な両親に押さえつけられ、学校ではスクールカーストの底辺で、戦うこともできなかった若い頃よりも、ずっと気楽に生きられている。 そりゃ、営業して編集者にあしらわれたりボロクソ言われたりして、痛い思いをすることもあるけど、勝負というのは戦い続ける限り、負けないんだって思っています。 私の弟のゴルバチョフくん(ハムスター)が、回し車をカラカラ回して応援してくれるので、今日もがんばってるわかつきでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.11 15:00:44
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