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カテゴリ:読んだ本のこと
![]() 本日発売の週刊エコノミスト「ゼネコン壊滅」を読みました。 脱談合→安値受注競争、改正建築基準法施行→分譲マンション大幅減、 鋼材に代表される資材急騰がゼネコンの業績を低下させているという 内容でしたが、一番興味深かった記事は 不動産ファンドの動きとゼネコンの業績は互いに絡み合うとした 関大介さんの記事「業績支えた民需に逆風」です。 ゼネコンは開発物件を不動産ファンドに売却することで業績を下支えしてきました。 しかし、サブプライムローン問題で金融機関が貸し渋りに転じたことで 不動産ファンドの中には資金難に陥るファンドも出ているそうです。 デベロッパーも貸し渋りで資金繰り重視に転じ、土地を放出するしかない 状況に追い込まれているとのことなので、当面マンション需要には 期待できないと判断せざるを得ません。 金融機関の姿勢が変わらない限り、ゼネコンの苦境は当面続きそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.27 06:15:58
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