カテゴリ:野鳥
Troglodytes aedon Troglodytidae ミソサザイ科 イエミソサザイ 4.75 inch (12.07 cm) Cabin John Regional Park, MD 2003.06.28 ************************************** この辺りでは夏によく見かけます。北米の大部分で夏鳥で、カリフォルニア州・バージニア州南東部・ノース・キャロライナ州北部などでは留鳥、南の地域では冬鳥です。毎年けたたましいほどの囀り声を轟かせています。こちらでオレンジ・クリーンという洗剤のテレビ・ショッピングみたいなCMが放映されていた頃、House Wrenの囀りに似た声が背後に聞こえました(←ほとんど病気ー笑)。Carolina Wren同様、しっぽが立っていてかわいい小鳥です。 全体に茶色で、目立ったフィールドマークはなく、Carolina Wrenよりやや小さめです。薄い眉班、「言われてみればあるかな眉毛」があり、Carolina Wrenのようにはっきりした白い眉毛ではありません。胸の色もCarolina Wrenほど明るいクリーム色をしていません。灰色っぽい色や明るい茶色と地域によってバリエーションがあるようです。 地面や枝葉から昆虫類を得て食べます。雄は巣箱や穴などにいくつも巣を作っておいて、得意の囀りで雌を待ちます。雌が彼のテリトリーにやって来て愛を交わした後、雌は数ある巣の中からお気に入りの巣を選んで卵を産むそうです。Eastern Bluebird保護の為に設置した巣箱に営巣することが多く、割り箸くらいの太さの小枝を集めてきて巣を作ります。内側には草や羽毛など柔らかいもので仕上げてあります。巣の中に蛇の抜け殻やトンボの羽を見かけたこともありました。穴に営巣する他の鳥の卵・幼鳥を攻撃することが多いです。 幼鳥写真はこちらで。 Cabin John Regional Park, MD 2003.07.21 Cabin John Regional Park, MD 2003.07.21 Cabin John Regional Park, MD 2003.07.21 Cabin John Regional Park, MD 2003.06.01 「もっとHouse Wren」(7枚掲載) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/10/07 06:43:01 AM
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