カテゴリ:花
Nuttallanthus canadensis Figwort Family (Scrophulariaceae) ゴマノハグサ科 お花 1/4~1/2 inches (6~13 mm) 草丈 6~24 feet (15~60 cm) Native Back Bay National Wildlife Refuge, VA 2006.05.27 ************************************** 2006年春に、チェサピーク湾へ小旅行した際に見たお花です。図鑑の写真とあまりにも色が違うのでわからずにいましたが、ネット上の写真を見て、やっとこのお花とわかりました。お花の形は、同じゴマノハグサ科のSquare-stemmed Monkey Flower達に似た印象ですが、茎が細く、ひょろひょろと高く伸びて、潮風に揺られていました。お花の大きさも、Monkey Flowerよりはかなり小さめです。とても、可愛らしい姿でした。 図鑑の書き出しは、繊細で、魅力的、広範囲に分布する北米原産のToadflaxとあり、カナダ・オンタリオ州から東海岸、南はフロリダ州、西はテキサス州、北はノースダコタ州・ミネソタ州まで達します。太平洋岸で見られるところもあるようです。 Toadflaxの意味は、アルク辞書でホソバウンランとなっています。以前、掲載したButter-and-egg (Common Toadflax; ホソバウンラン)の別名にToadflaxとあります。そういえば、お花の構造は似た感じ。Butter-and-egg (Common Toadflax)は縦型、Blue Toadflaxは横型、みたいな感じかな。 以前は、Butter-and-egg (Common Toadflax)と同じLinaria属だったものが、最近Nuttallanthus属に分類されたようです。この属名は、イギリス生まれの植物探検家Thomas Nuttall (1786-1859)さんに由来します。 Back Bay National Wildlife Refuge, VA 2006.05.27 リナリアのタネ(姫金魚草)Linaria maroccana お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/12/03 12:33:03 PM
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