カテゴリ:野鳥
Tringa solitaria Scolopacidae シギ科 コシグロクサシギ 8.5 inch (21.59 cm) Bombay Hook National Wildlife Refuge, DE 2005.09.03 ************************************** 2004年5月中旬以降、何度かCabin John Regional Parkの沼地で見かけました。早速、大喜びでネイチャーセンターへ報告に行くと、これまでも時折記録があるようです。その後、デラウエア州で再会しました。 一般名に"solitary"(孤独な)とあるように、単独~数羽でいることが多いです。初めて見た時に識別のポイントとなったのは、飛翔時に、尾羽の中央が黒く、外側に白と黒の縞模様が見えた点でした。肩の辺りが黒く、足は緑っぽいです。日本には、同属のクサシギ(Green Sandpiper, T. ochropus)がいるようですね。 淡水の池・水たまりなど浅い水辺に生息します。水や泥の表面・中に美味しいものがないか探します。上の写真では、芋虫みたいな虫を何度も落としては拾い、落としては拾い・・・を繰り返していました。くわえているのが見えるでしょうか。底の方にいる昆虫が表面へ出てくるように、足を前へ揺り動かしながら歩くこともあります。水生昆虫・バッタ・小さな甲殻類・蛙などを食べます。 ほとんどのシギ達が地面に巣を作るのに対し、このSolitary Sandpiperは樹上で営巣し、American Robinなどの古巣を利用します。夏はカナダで過ごし、冬はフロリダ半島南端・テキサス州南端~メキシコなどで越冬します。中部~東部にかけての多くの地域で渡りの時期に見られるようです。 Cabin John Regional Park, MDにて 2004.05.23 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2007/01/21 01:18:40 PM
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