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カテゴリ:展覧会
紙布織り。しふおりと読みます。 紙の布というと紙衣(かみこ)をイメージする方がいるかもしれませんね。 簡単にいうと紙衣は布と同じように、和紙を型紙どおりに裁断して仕立てたものですが、紙布織りはそうではありません。 まず和紙を細く切って、それで糸を撚るのです。それを緯糸にして織り込んだものです。ちなみに縦糸も和紙の糸を使ったものは諸紙布(もろじふ)といいます。 和紙で出来てるとはいえ、それは布ですから当然洗濯もできるのです。 楮という木の繊維からできた和紙に撚りをかけて作った糸も、綿を紡いだ糸も、どちらも同じ植物です。それを考えると紙布織りも木綿も同じ布であることには違いないのです。 この綿を紡いで、木綿の布となる。 楮の木の繊維を漉いて和紙ができる。その和紙を撚った糸で布が織られる。 愛用している帽子と財布。どちらも紙布織りです。 こちらは紙衣の帽子です。 この帽子と財布に使った紙布織りの制作者の作品を見ることができます。 これも今開催中の「WASHI ART 2008」に出品されています。くわしくは下記参照。 すみません、じつは今日までなのですが、お近くの方はご覧ください。 もしくは、10月18(土)~19(日)せたがや未来博「日本和紙造形研究所」のブースにおいても展示いたします。ぜひ実物を見比べてください。このイベントについてはこちらの記事を。 きょうは取り急ぎこのへんで。 紙布織りについては、再度もっとくわしく話します。 和紙の帽子についてもまた別の機会にお話ししたいことがあります。 読んでいただいてありがとうございます。 ランキングのクリックいつもありがとうございます。最初は「美術館・ギャラリー」のカテゴリーからはじめたのですが、おかげさまで、1ヶ月たらずで1位にまでさせていただきました。 そしてより多くの人目につくようにとの考えで「全般」というカテゴリーに10日ほど前に移動いたしました。そのことで順位が下がったのですが、最近ようやく上向いてきました。ありがとうございます。 ただ、せっかく上げていただいたのですが、またカテゴリーを移動しようと思っています。和紙造形に一番フィットするカテゴリーは「デザイン・アート」だと思いますので、来週から移動する考えです。 また順位が下がることになります。おそらく10位にも入らないと思いますが、長い目でみればこちらのほうが結果としてより多くの人に見てもらえると思っています。なにとぞご理解のほどお願いいたします。 よろしければ、下記バナーをクリックしてください。 1日1回クリックしていただけると、たいへんうれしいです。 お手数ですが、なにとぞよろしくお願いします。 参考までに、このバナーをクリックすると、ブログランキングのページが表示されるだけです。 なにかを記入したりする必要などはまったくありません。 ブログランキングのページが表示されたら、他のページをのぞいてもいいですし、 終了するのも自由です。 ●和紙造形の展覧会が開催中です。 「WASHI ART 2008」と「第2回 18期 和紙造形展」奇しくも同時開催。詳しくはこちらを。 2008年9月23(火)~28(日) 世田谷美術館にて 10:00~18:00 (初日14:00より、最終日16:00まで ) ●「和紙造形のコミュニティ」がMixiにあります。 Mixi会員の方だけになりますが、ぜひのぞいてみてください。 http://mixi.jp/view_community.pl?id=2305021 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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