政治力学は分らないが、財政再建が何故出来ないのか不思議に思う。国家財政も民間企業の損益も各家庭の家計も皆同じはず。要は収入よりも支出が多ければ赤字でありその反対が黒字と言う事です。こんな簡単な理屈が今の国会議員の諸先生方には理解出来ないように思えて仕方が無い。民間企業の社長は株主・銀行・仕入れ会社や社員のために黒字を計上する事が最大の目標として求められているし、その中で企業も発展させなければ成らない使命をになっている。赤字を何期か計上すればたちまち批判が集中しその職務を解任されるか、最悪は企業の倒産に追い込まれるのが極当たり前である。その為、社長は日々死に物狂いで利益の確保と無駄な支出が無いかと気を配るのです。ところ国会はどうでしょうか。新聞やテレビによれば、毎日と言って良いほど無駄な予算の使い方を批判されているのには驚くばかりです。談合、特殊法人、公務員、社会保険庁等数え上げれば切りが無い。実に無駄な予算が堂々と使われているではないか。しかもこれ等のことはマスコミを通じて国会議員の諸先生方にも十分伝えられているにも関わらず、然るべき手を打たずにテレビ等の番組でひたすら弁解したり批判している姿を見るにつけ情けない限りです。消費税の増額を議論する前に、今問題視されている事を一つづつ、徹底的に解決する事です。先の内閣のように手をつければ解決したのではなくて無駄な予算は即剥奪して執行出来なくしてしまうことです。国民の血税を一部の人間と組織に大判振る舞いを相変わらず続けるなら、次の総選挙で国民は怒りの一票を投じようではありませんか。
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