高齢者になれば、白内障という病気になりやすくなり、失明する危険性が高まる。
白内障とは眼球のなかにある水晶体という部分が白く濁っていく病気である。この水晶体はカメラのレンズにあたる。
白内障は生命にかかわる病気ではないが、失明することによるQOLの低下は歴然である。白内障は、世界の失明原因の第1位であり、80歳になるとほとんどの老人がなる病気でもある。高齢者の罹患率100%ということは、白内障が老化現象の一つであることを示している。
白内障にはさまざまな治療法があるが、日本では点眼薬、内服薬が広く使われてきた。
しかし、これらの白内障治療薬には科学的根拠がないことが明らかになった。
6月27日、日本白内障学会で発表された情報によると、いま日本で使われている白内障治療薬は約200年前に認可されたものばかりで、現在の医療水準に照らすと、「有効性に十分な科学的根拠がない」のである。
諸外国では、白内障に効く治療薬はないことは常識であり、日本のような治療はなされていないという。
これはどういうことなのだろうか。
白内障が治ると信じて点眼薬を使い、内服薬を飲んでいた高齢者は今でも続けているのではないか。
国民医療費の削減が叫ばれている昨今、このような状況を放置してきた厚生労働省、そして白内障の専門医たちの責任は重い。
白内障は手術で治る。こんな世界の常識を21世紀になってから知らされる日本国民。
白内障というありふれた病気から、日本の医療の真実の姿を見える。
私はさらによい方法を知っていて治した経験があります。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう