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カテゴリ:その他
11月26日の今日は、いいふろの日です。
湯船に入っていますか、シャワーだけで済ませていますか。 湯船に浸る入浴は、身体によいし、リラックスできます。 私はシャワーで済ましてしまうことも少なくありませんが、なるべく湯船に浸るようにしています。入浴剤も厳選していますし、洗剤も厳選しています。 そして、週に1回くらいはいろいろな風呂のある近くの銭湯に行きますが、これがとても気持ちいいですね。 **************************************************************** ◆上手に「お風呂」してますか? お風呂好きの日本人は、ほとんど毎日入浴する習慣があります。入浴は体を清潔にするだけでなく、体を温めて、心身をリラックスさせ、疲れをとるなど、さまざまな効果があります。 しかし、いつも同じようにただ漫然と入浴しているのでは、本来得られるはずの効果も十分得ることはできません。あなたの入浴法をチェックしてみましょう。 次の項目のうち、当てはまるものはありますか。 1)冬でもシャワーだけで、ゆっくりお風呂に入ることはない。 2)42℃くらいの熱いお湯につかるのが好きだ。 3)毎日、入浴のたびに石けんで体をごしごし洗っている。 4)お風呂あがりは大抵、着替えたら慌ただしく何かをしている。 5)自宅の脱衣所や浴室に暖房器具はないので、冬はかなり寒い。 上記のうち、当てはまる項目があった人は、入浴の健康効果をより高めるため、バスタイムの過ごし方を一度見直した方がいいかもしれません。 温かいお風呂に入れば、末梢血管が拡張して血液循環が増し、酸素や栄養分が体のすみずみまで運ばれて、新陳代謝が高まります。疲労回復やリラックス効果などのお風呂の効能には、お湯の温度や適度な水圧と浮力が重要な役割を果たしています。 なお、お風呂好きな日本人は、入浴中の事故が多いことでも知られています。家庭内で起こる不測の事故で死亡した人の3人に1人は入浴中、という調査結果もあります。お風呂は体によい効果があるだけでなく、入り方によっては心臓などに大きな負担をかけますので、お年よりや高血圧の人がいる家庭では特に注意が必要です。 お風呂の心と体に与える影響を知って、今晩から健康的にバスタイムを楽しみましょう。 ◆入浴効果の決め手は「湯温」と「入浴時間」 体と心の疲れを流してくれるお風呂。その効果をさらに高めるためには、「湯温」と「入浴時間」、この2つのポイントを押さえることがまず大切だ。 例えば、入浴のリラックス効果はよく知られているが、精神的にリラックスするためには「ぬるめのお湯にゆっくり」が鉄則だ。 ぬるいお湯にゆっくりつかると、副交感神経が刺激されるので、ゆったりとリラックスできるだけでなく、脈拍も緩やかになり、眠りにつきやすい状態になる。逆に「熱いお湯に短時間」では、交感神経が刺激され、興奮を促す脳内ホルモンが分泌されるので、リラックスしにくくなる。 なお入浴のリラックス効果をさらに満喫するためには、お風呂からでた後に30分くらいごろ寝をするのがよいとされている。脳がリラックスするのは、湯船から出てしばらく経ってからという実験結果も報告されている。つまり、お風呂から出てすぐに何かをするのでは、頭は休まらず、入浴の恩恵を受けるのは体だけになってしまうというわけだ。 このようにお風呂は入り方次第で、その効果に驚くほど差が出る。目的や体調に応じて、湯加減や入浴時間、入浴剤の使用など、入り方を工夫することが大切だ。 ここでは、冬に多い「湯冷め」や「乾燥肌」のトラブル、さらに高血圧やお年よりの人に多い入浴事故を防ぐためのポイントを紹介する。 寒い外から自宅に帰ったら、まずお風呂に入って冷えきった体を温めたいもの。このとき、熱い湯の方が体は温まりそうに思うが、実は熱い湯は、かえって湯冷めしやすいというから注意が必要だ。 例えば42℃のような熱いお湯だと、つかる時間も短くなりがち。そのため、体の表面しか温まらず、お風呂から出た後、体の熱が奪われやすい。また、熱いお湯につかった後は汗をかきやすいので、結果として体を冷やすことにもなってしまう。 だから、湯冷めしないためには、熱いお湯よりも、40℃くらいのお湯に10分以上つかるのが、体もしんから温まるのでお勧めといえる。湯冷めを防ぐタイプの入浴剤も合わせて使えば、さらに効果が期待できる。 なお、42℃のような熱いお湯での入浴は、血圧の上昇をはじめ、心肺系への負担が大きいことも知られている。したがって、高温での長湯は避けた方がよいだろう。 冬は湿度が低いため、肌の水分が奪われて乾燥しがちだ。入浴時の肌の乾燥対策としては、 1)ナイロンタオルなどで体をゴシゴシ洗わない 2)40℃以下のぬるめのお湯に入る の2点に注意することが大切だ。 ナイロンタオルやスポンジで体をこすると、肌の水分を守っている皮脂を落とし、皮膚の角質層を不均一にはがしてしまう。また、熱いお湯も、皮脂を取れやすくする。 したがって、できるだけ皮脂を落とさないように入浴するには、自分に合った石けんを選び、手か柔らかいタオルで石けんをよく泡立てて、泡だけでそっと洗うようにするのがポイントといえる。もちろん、石けんやボディシャンプーを直接体にこすりつけたりしてはいけない。また、汚れるところは決まっているので、全身を頻繁に洗う必要もない。 なお、長時間お湯につかると、肌に膨潤変化が起き、皮膚に必要な保湿成分が溶け出して、入浴後に過度の乾燥状態になってしまう。このため、保湿成分の入った入浴剤を使うこともお勧めだ。 お年寄りや血圧が高い人がいる家庭では、冬場は浴室や脱衣場を暖めて、温度差を少なくしておくことが大切といえる。これは、急激な温度変化にさらされて、脳卒中などを起こすことを防ぐためだ。 血圧の高い人が寒い場所に出ると、血管が収縮し、血圧が急激に上がってしまう。また、お風呂に入っても血圧は上がるので、湯船のふたを開けておくなどして、浴室や脱衣場を暖めておくようにしたい。 ただし、健康に問題のない人は、あえて温度変化に自分をさらすことで、体を鍛えるのもいいかも知れない。 ◆冬に多い血圧上昇や脱水による入浴事故 寒い季節には、入浴中の死亡事故が増加することが知られています。11~2月にかけての入浴中の事故の発生数は、年間の6割以上を占めると報告されています。その理由として推測されているのが、急激な温度の変化による体への悪影響です。 38℃と42℃のお湯につかった場合の血圧の変化を比べると、42℃の場合は、入浴直後に収縮期血圧が40mmHg以上も一気に上昇し、その後、5分程度で30mmHg程度も下降します。一方、38℃の場合は、入浴前後で血圧は安定しています。 脱衣所の温度を3通りに変えて、入浴時の血圧変化を調べた研究では、脱衣所の温度が低いほど、浴室への出入りの際などに血圧変化が大きくなっています。なお、この研究では、5分間で服を脱ぎ、5分間で体を洗い、40℃のお湯に5分間つかった後、5分間で服を着るという手順をとっています。 脱衣所の温度を3通りに変え、さらに、首までお湯につかる全身浴と、胸の下までお湯につかる半身浴と、シャワーについて、入浴前後の体重を比較した研究です。入浴とシャワーは、40~41℃10分間で行いました。全身浴の方が体重の減少が大きく、脱水症状を来しやすいと考えられます。 (出典:NIKKEI BP) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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