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テーマ:長寿の秘訣(8)
カテゴリ:睡眠・休養
冬季は温泉は特にいいですね。
温泉は長野県を代表する観光地、白骨温泉で入浴剤を使っていたことがわかってから 全国各地で同じようなことが発覚してイメージダウンしました。 温泉と聞いて盲信するととんでもない温泉が存在します。 循環させる温泉は塩素を入れる決まりになっているのでなるべく避けたいですね。 ******************************************************************* 「薬は病気を治す。温泉地は心と体を治す」という言葉があるそうです。温泉を利用した 健康づくりでは、運動や栄養、環境などの要因が加わることで、時には薬などによる 医学的治療が及ばないほどの効果が得られることもあります。 しかし温泉は、入り方を誤ると、脳梗塞や心筋梗塞の原因となったり、湯あたりを起こすなど、 かえって体に負担をかけることもあるので注意が必要です。 温泉の効果を上手に利用するためにも、まず温泉の正しい入り方を知っておきましょう。 入浴前には、体の汚れを洗い流してから、かけ湯(かぶり湯)をして湯の温度に体を慣らす ことが重要です。かけ湯と体洗いにより、急激な血圧上昇が防げるからです。 入湯する時は、まず半身浴から始めましょう。浮遊浴(頭を浴槽の縁にのせ、 体を浮かせて横たわる)や寝湯も、水圧の影響をあまり受けず、心身共にリラックスできるので お勧めです。 汗ばむ程度で温泉から出て、休み、また浸かることを2~3回繰り返します。 浴槽から出たら、温泉の有効成分を肌に残すために、シャワーで洗わず、 体をタオルで軽く拭くようにすると、温熱効果も持続します。 なお、入浴回数が1日5回以上になると湯あたりの発生率が急激に増加しますので、 1日に2~3回にとどめるようにしましょう。 また心筋梗塞や脳梗塞の発症は1日のうち早朝が最も多いことが報告されていますので、 早朝の入浴は避けるべきです。 入浴後は、入浴による発汗や利尿作用により水分が失われ、血液粘度が上昇するため、 コップ1杯の水で水分補給をしましょう。飲泉場があれば、温泉水を飲んで、 汗と共に失われたミネラル分を補給するのもいいでしょう。 最後に、お酒を飲んだ後の入浴は避けるべきなのはもちろんですが、 雪降る中の露天風呂への入浴も、急激な温度変化が体に与える危険が高いので 避けるよう専門家は忠告しています。 安全で効果的な温泉の入り方 1.朝の入浴は避ける。 2.42℃以上のお湯には入らない。 3.水位は胸までとする。 4.入浴前後にコップ1杯の水で水分補給。 5.飲酒後は入浴しない。 6.更衣室と浴室の温度差を少なくする。 7.かけ湯をする。 8.1日の入浴回数は2~3回を目安に。 ◆温泉地で異なる入湯の効果 疼痛緩和や殺菌作用、ストレス解消も 日本人は温泉が大好きな国民だが、温泉の定義を知っている人はそう多くないだろう。 地下からわき出る泉水で「25℃以上の水温」があれば、溶けている物質がほとんどなくても 「温泉」と呼べるのをご存知だろうか。 実は全国にある温泉の約4分の1は、このような温泉(単純泉)だという。 一方、泉水中に溶けている物質の総量が「1L中に1g以上」か、水素イオン、総鉄イオン、 マンガンイオンなど定められた18種類の物質のうち少なくとも1種類が規定量以上 含まれている水も、「温泉」となる。 日本には、現在2200ほどの温泉地があるが、含まれている成分はそれぞれの温泉で異なる。 つまり、一口に温泉といっても、その種類は千差万別であり、 ひとまとめに温泉を語ることは難しいのだ。 ▼家庭風呂より「保温効果」に優れる温泉浴 成分がそれぞれ違うのだから、温泉の「効能」も当然、温泉の数だけ存在する。 しかし、医学的にみた温泉の効果は、基本的には、水圧、浮力、温熱などの物理的効果、 成分の違いによる化学的効果、転地効果 に分けることができる。 「温熱」「水圧」「浮力」による物理的効果のうち、最も重要なのは温熱効果だ。 温熱効果は家庭のお風呂も変わらないが、注目すべきなのは、温泉浴の方が保温効果が 高いということ。これは、温泉に溶けているイオンや化合物が皮膚表面を膜のように覆って、 体温が放散しないようにするためだ。 体が温められれば血行が良くなり、痛みも軽減する。したがって温泉は、神経痛や関節痛、 筋肉痛に効くとされるわけだ。 もっとも物理的効果には、温泉の成分、つまり泉質による差はほとんどない。 成分の違いが重要な意味を持つのは、 温泉の化学成分が直接作用する皮膚などに対しての効能だ。 例えば、草津の湯の成分には殺菌作用と肉芽形成作用があり、創傷治癒を早めることが 知られている。 また、草津温泉浴は成人型アトピー性皮膚炎に有効であることも報告されている。 この理由として推測されているのが、黄色ブドウ球菌に対する温泉水の殺菌作用だ。 ▼「転地効果」こそ温泉特有の効能 ただ、こうした温泉の化学的効果も、入浴剤などを使えば代用できる可能性がある。 では、代用不可能な温泉の効果とは何なのだろうか。それこそが、温泉地に行き、 環境が変わることで気分がリフレッシュする、転地効果なのだ。 自然環境との触れ合いは、ストレス解消にもなる。また、温泉地で広い浴槽に浸かると ゆったりした気持ちになるのは、脳波のα波が増加するためと考えられている。 なお、転地効果を得るには、自宅から少なくとも100km以上離れた場所に行った方が いいという。 また、海辺の温泉では豊富なマイナスイオンによるストレス解消効果を、森の温泉なら 森林浴効果をしっかり得るようにしたい。 (出典:nikkeibp.jp健康) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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