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カテゴリ:サプリメント
いつもありがとうございます。
『ノニジュース』を飲んでいる人に、重大な情報がありました。 日本の 独立行政法人 国立健康・栄養研究所、 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 及びフランス食品衛生安全局(AFSSA)から 『ノニジュース』に関する安全情報がでていました。 国家機関のこれらの情報によると、『ノニジュース』は完全な安全性が 確認されていません。 お近くに『ノニジュース』の愛用されている方がおられたら ぜひ、教えて差し上げてください。 今回フランスを含むEUで問題となっている『ノニジュース』は、 様々な種類が多くの企業から販売されています。 ノニジュースは一つの例にすぎませんが、専門機関で調べられれば 問題がわかってしまうような不確かな素材を使った健康イメージ食品が 他にもたくさんあります。 『ノニジュース』とは、 ノニの実(モリンダシトリフォリア) 栽培方法・製造加工方法などが明確に判明していないため、 各社の『ノニジュース』も同様か否かは不明です。 巻末のリンクは安全情報の詳細です。 情報の出所のリンクもありますが、専門知識がないと解りにくいので 以下に要約しました。 1.ノニの実(モリンダシトリフォリア)は、アカネ草科の植物で食品としての歴史がない。 伝統的な薬(頻度・量が少ない、服用期間が短い)として使用されてきた歴史はある。 また平成16年6月に日本の厚生労働省は、アカネ草の根などに含む“アカネ色素”に 動物実験で腎臓がんなどの発がん性が認められたため、 評価審議終了まで現在使用・輸入自粛を要請している。 2. “アカネ色素”の発がん原因物質が、この色素に含まれているアントラセン誘導体が 酸化してできるアントラキノンと呼ばれる物質と疑われている。 このアントラキノン系物質は、米国やEU(ヨーロッパ連合)では使用が認められていない。 3.2のアントラセン誘導体は、ノニの根や木の皮に含まれている。 ノニの実についてはまだ情報が不充分である。 ノニの実の皮や種を取り除いている製品もある。 また『ノニジュース』のEU(ヨーロッパ連合)認可申請時は遊離型アントラセン誘導体が 含まれていないことだけの確認で、結合型アントラセン誘導体が含まれていないことの 確認をしていない。 そのためフランス食品衛生安全局(AFSSA)は遊離型と結合型の両方の アントラセン誘導体が『ノニジュース』に含まれていないことを確認する必要があると 声明を出している。 4.フランス食品衛生安全局(AFSSA)によると、『ノニジュース』のEU(ヨーロッパ連合)への 認可申請は単なるジュースとして行われているし、 インターネットにあるような健康や疾患によいとされる情報は評価されないし 有効でもないと強調している。 5.オーストリア(1999年調査の人口809万人)で『ノニジュース』の3週間~3ヶ月の 摂取により3人の重大な肝疾患があった。 (日本の人口比の計算では“47人”に相当するので非常に多い。) 6.フランス食品衛生安全局(AFSSA)は、安全性が確認されるまで『ノニジュース』を 1日30ml以上飲まないように注意を喚起している。 少し複雑な内容ですね。さらにもう少し簡単に書き直すと・・・、 ●『ノニジュース』は、現在厚生労働省が使用・輸入自粛要請をしている アカネ草科の植物を主原料としている。 ●発がん性が疑われ欧米では使用禁止の元の物質であるアントラセン誘導体(結合型)が 『ノニジュース』に含まれているかも知れないとフランス政府機関が確認を急いでいる。 またそれまでの間、1日30ml以上飲まないよう注意を出している。 ●人口が日本の1/15のオーストリアでたった3週間~3ヶ月の『ノニジュース』の 摂取で3人の重大な肝疾患を起こしている。 日本の人口比の計算ですると47人、日本では新聞沙汰になり販売中止レベルです。 安全や安心よりも目先の利益追求に偏った社会になっています。 科学的根拠のない体験談に踊らされずに以下の項目について メーカー、販売業者に確認しましょう。 1.どんな品種・その植物のどの部位を使用するのか? 健康に有用な食品として伝統的な歴史があるか? 2.栽培地域・土壌・栽培方法や収穫時期をどのように管理しているか? 3.分子構造解析をして毒性のあるものや不要な成分を取り除いているか? 4.有用成分の抽出を均一化をしているか? 5.毒性実験などの安全実験はしているか? 6.医療機関の協力による人体での二重盲目試験によって効果を確認しているか? 独立行政法人 国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報 ノニ 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No. 22 / 2005 (2005. 10.26)の40ページから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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