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2012/07/06
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カテゴリ:サプリメント
おはようございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


アメリカで混乱しているというこの記事は、

・日本人は国民皆保険に甘え、ヘルス・リテラシーは低い
・日本の医師・薬剤師などは食・栄養知識が高くはない
・日本の栄養士は食事ですべての必須栄養素が摂れると学び、
 主張・指導し、サプリメント知識は乏しい

一方、
> 米国のサプリ市場を支えている背景として、
> 医師・薬剤師・栄養士のサプリメントへの理解の高さがある。
> 患者へサプリメント利用を提案しているのは、
> 循環器医で72%、皮膚科医で66%、整形外科医で91%。
> 登録栄養士は9割以上がサプリメントを利用し、
> 97%が栄養指導でサプリメントの活用を提案している。
(健康産業新聞)

などからアメリカ以上に混乱するか無視すると思います。


女性の肌と骨には相関があり、
シワが多いほど骨粗鬆症リスクが高いそうです。

専門医は、加齢による骨量の低下は避けられないと口を揃えますが、
加齢しても骨量は増やせます。

寝たきりになると骨量は著しく減りますが、
それでも骨量は増やすことができるのは母で実証済みです。


骨=カルシウム=牛乳という洗脳から覚醒したいですね。
牛乳・乳製品の消費量の多い国ほど骨粗鬆症は多いそうで、
「葬られた「第二のマクガバン報告」」によればガンリスクも増えるそうです。

牛乳摂取量と股関節骨折.jpg

数年前の私のデータ

骨密度:20歳.jpg

私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

米国人は骨粗しょう症にならないようにと、年に10億ドル(795億円)以上もカルシウムのサプリメントに費やしている。しかし、最近の研究ではこのサプリメントは心臓発作と腎臓結石の高いリスクと関係があると指摘されている。米国予防医学作業部会(USPSTF)は6月、有益性の十分な証拠はないとして、カルシウムとビタミンDの摂取を勧めない勧告草案を発表した。

強い骨を維持するためにミルクを飲むように言われて育ってきた米国の人たちは、この報告に戸惑っている。カルシウムは結局のところそれほど重要ではないのか、サプリメントは安全ではないのか、どの程度が多すぎるという量なのか、という疑問だ。

コロンビア大学医療センターのトニー・スタバイル骨粗しょう症センターのディレクター、エセル・シリス博士は「状況は混乱しているようだが、混乱する必要はない」という。同博士らは、心臓発作や腎臓結石との関係はカルシウム・サプリメントに関連したもので、食物から摂取されるカルシウムは別だとしている。他の多くの研究で食物から摂取したカルシウムによる健康上のリスクは発見されておらず、どの程度の摂取なら有害になる可能性があるのかを見極めるにはもっと研究する必要があるという。

一方で、カルシウムは体内で作られないとし、米国では十分なカルシウムを摂取していない人が多すぎることの方が心配だとする専門家もいる。

シリス博士は「毎日口から十分なカルシウムを取らないと、体は自分の骨からこれを摂取することになり、これは生涯にわたり続く。だから十分に摂取することが必要なのだ」とし、「骨量が少なくなり、骨折のリスクが出てくると、体は骨からのカルシウム摂取を最低限に抑えようとする」と話した。

どの程度のカルシウムが必要なのかは年齢や性別によって異なる。米医学研究所(IOM)が2010年に発表した指針によると、一般に成人は1日に1000ミリグラム(mg)が必要だが、50歳以上の女性と70歳以上の男性ではこれが1200mgになる。成長期のピークとなる9~18歳では1300mgのカルシウムが必要だ。

カルシウムの吸収のためにはビタミンDも十分に摂取する必要がある。IOMは、ほとんどの成人は1日に600IU(国際単位)、70歳以上は800IUの摂取を奨励している。ただ、多くの医師はこれ以上の量を勧めているている。これだけのビタミンDを食物から取るのは難しく、ビタミンDの最良のもとである日光を長時間浴びるのは皮膚がんにつながる恐れがあるため、専門家は多くの人はサプリメントの形で摂取すべきだとしている。

食物から十分なカルシウムを取るのはこれよりも簡単だ。例えば、ミルク8オンス(1オンス=30ミリリットル)あるいはヨーグルト6オンスには300mg、ホウレンソウ1カップには270mgのカルシウムが含まれている。しかし、研究によると、米国では食物からのカルシウム摂取量は750mg程度にとどまっている。ミルクの消化がうまくできない乳糖不耐症の人は米国に3000万人以上いるが、その多くは十分なカルシウムを摂取しておらず、サプリメントにも頼っていない。

タフツ大学の農務省栄養センターにある骨代謝研究所のディレクター、ベス・ドーソンヒューズ博士は「食物からもっと多くのカルシウムを取れない人は、取れないままでいるよりもサプリメントで摂取した方がいい」と話した。

カルシウムの摂取が少なすぎると、骨粗しょう症につながる恐れがある。米国では毎年、骨粗しょう症によって200万件以上の骨折が起きている。いったん骨粗しょう症になってしまうと、カルシウムとビタミンDを追加摂取しても骨折を防ぐことはできない。しかし、十分な量を摂取しないと、骨量の喪失は進む。

一方で、IOMが成人にとっての安全な上限としている1日2000mgを上回る量を摂取するのは簡単だ。ドーソンヒューズ博士は「一部のヘルスケア関係者は『必要量は1日当たり1200mgだから、1200mgをサプリメントで取るべきだ』と言っている。食物でどれだけ取っているかに関係なくだ」と語った。マルチビタミンにもさまざまな量のカルシウムが含まれている。チューワブルチョコレートや同キャラメル、グミベアなどはカルシウム・サプリメントをキャンディーのようにおいしそうにしたものだ。

一般にビタミンでもミネラルでも体が吸収できないものは体外に排出されるだけだ。しかし、カルシウム・サプリメントと心臓発作、腎臓結石に結び付けた研究を受けて、専門家らは以前よりもカルシウムの過剰摂取に用心深くなった。

「女性の健康イニシアチブ」は06年に発表した報告で、1日に1000mgのカルシウムのサプリメントを取る女性が腎臓結石になるケースは偽薬に比べて17%多かったとの研究結果を示した。しかし、この研究の被験者はいずれのグループでも、通常の食事とサプリメントの摂取が許されていたため、カルシウムの総摂取量がどの程度だったかは不明だ。

また、9万人の女性を対象にした12年間にわたるNurses’ Health Studyでは、食物から高水準のカルシウムを摂取する女性はより少ない摂取量の女性に比べて腎臓結石の発症が少なかった。

カルシウム摂取と心臓発作リスクを結び付けた研究も同様に混乱を招きやすい。6月にHeart誌に掲載された、2万4000人のドイツ人を対象にした研究では、1日820mgのカルシウムを摂取する人たちの心臓発作リスクは、これよりも摂取量がはるかに少ない人たちよりも31%低かった。しかし、サプリメントだけからカルシウムを摂取する人は、サプリメントを全く取らない人たちよりもこのリスクが倍以上高かった。

ニュージーランドの研究者は10年、1万2000人を対象にした11件の臨床試験を分析した結果、カルシウム・サプリメントを取っている人の心臓発作のリスクはサプリメントを取らない人よりも30%高いことが分かった。ただ、これらの試験には、一部の研究者が心臓保護の役割を果たしていると見ているビタミンDを摂取している人たちは含まれていなかった。

正確にどれだけの量のカルシウム・サプリメントが心臓発作につながる可能性があるのかについて、心臓専門医は困惑している。ニューヨーク大学ランゴン医療センターの婦人健康センターで医長を務めるニーカ・ゴールドバーグ氏は「血流中のカルシウムを動脈の石灰化に結び付けた人はいない」と述べた。ただ、同医長は、問題が発生するのを避けるために、サプリメントではなく食物から必要なカルシウムを摂取するよう患者に呼び掛けている、としている。

骨粗しょう症の専門家も、推奨されている以上のカルシウムを取らないようように患者に求めており、ドーソンヒューズ博士は、リスクがはっきりしないとしても、体が吸収できる以上のカルシウムを摂取するのは骨にとってプラスにならないと述べた。

(出典:ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)





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最終更新日  2012/07/06 05:06:05 AM
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