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カテゴリ:CSI:マイアミS7
血まみれになって歩いている男。どこから来たのか判らず、しかも記憶を失っている。しかし、何か事件と関わっているのは間違いない。
シーズン1の"Slaughter House"を彷彿とさせるオープニングで、事件は最後まで二転三転、犯人は誰か判らず目を離せませんでした。それだけでなく、Ericのキャラクターを掘り下げる形がマイアミらしくて良かったですね~ 記憶喪失の男に嘘をついていると声を荒げるFrank、それを押しとどめ慎重にならなくてはと優しい目をしたHoratio。 容疑者が仮に犯行を犯していもそれを覚えていないとなると、どうやって証明するのか、あるいは罪を認めさせるのか、マイアミとしては珍しく(?)興味深い展開になりました。 途中、FBIの最新の脳波測定による嘘発見器が出てきて、まるでDr.HOUSEのような感じでしたね。(笑) でも、このエピソードのメインはやはりEricで、Calleighとの微妙な関係が描かれました。 記憶を失った青年ダグに「僕も記憶をなくしたことがあるよ。だからゆっくりやろうよ。」と声をかけるEricは、完全に感情移入しています。 それが青年を始めから犯人と見なすRyanに、つい意見してしまう。 いつもEricを見守っているCalleighは心配し、すかさず声をかける。 「ウルフは結論に飛びつくんだ。」 「自分への当てつけだと思ったのね。」 瀟洒な家で殺されていたのは、ファイナンシャルアドバイザーのミッチ・クロフォードとその家族で、ミッチは昨今の不景気で損をさせられた客から訴えられており、犯人はその中にいる可能性がある。 しかし、ダグは相変わらず不利。現場にはダグのハンマーが落ちていた。 ダグはクロフォードの殺された写真を見て激しい反応を見せている。 実はダグには、辛い過去があったわけですね。 8歳の時に、目の前で自分の父親が殺され、父親の体からナイフを抜いた経験があり、それがトラウマとなって、最初の記憶喪失を起こしていた。 そしてクロフォードが殺されるのを見て、そのときの記憶がよみがえったらしい。 Horatioでなくても「どちらの殺人を覚えているのか」気になります。 ミッチ・クロフォードは押しかけるクライアントを避けるために、家族で逃亡しようとしていた。 ただ一人助かった長男ローガンは、軍のアカデミーに入っていて、その時間帯アリバイがあるという。ダグはその家の大工仕事をしていたことは判っている。 証拠から、2番目の容疑者としてクロフォードと明らかにもめていたクラブオーナーが浮かび上がる。 「あなたを追う理由はただ一つ、動機です。」(One of the thing going for you..MOTIVE) こういう時のHoratioのいやらしさはぴかいちですね。(爆) ところが、Ryanが見つけた足跡はダグのものではなかった。なんとローガンが家の外から父親が赤い帽子を被ったダグに殺されるのを目撃していた事が判る。 やはりダグが犯人なのか? 先日来から登場の、イギリスアクセント?を持つラボ職員Michael Traversがまた登場。 「statue analysis」というイギリスでは実験段階の手法で、靴跡から身長体重が推測できるらしい。 CalleighとEricはダグが捨てたと思われる赤い帽子を見つけるために、ダグが歩いたルートを探すことにする。 ここで、信じていたダグが犯人の疑いが濃くなり、またまったりとしたC/Eトークが始まります。(爆) 「あなたはダグとは違うわ。」 「君の友情は、とても大事なことなんだ。」(Your friendship means a lot to me, Calleigh.) 「あなたがそう思ったとは知らなかった。」(I didn't know you felt that way.) 「何で判ったの?俺のファイルを読んだ?(笑)」 「あれは関連のない事件で、あなたのプライバシーを尊重することは私には大事なことだった。(だから読んでいない)」 そこへ、Frankがやってきて「このピクニックの責任者は誰だ?」(who is organizing this picnic ?)と突っ込みを入れる。なんとなく、2人の関係に気づいたんじゃないでしょうか。(爆) Frankは今回もおいしいですね。帽子を探しながら、捨てられたブラジャーを拾い上げるんだから。 ダグの被っていた帽子は、Ericの執念によって見つけられ、やはり彼が犯人だったのか?ということになる。 あれだけCalleighに気遣ってもらったEricは何を見栄を張っているのか。 「さっきのことだけど、君を困らせるつもりはなかったから。」"About what happened earlier,I didn't mean to put you on the spot." 「もう良いのよ。」"Forget it." 「もし、そうしたくないなら?」"What if I don't want to ?" 「私、訳がわからないわ。あなたはどうしたいの?あなたの口からその言葉を聞くまでは、あなた自身そう信じているかどうかもわからない。だから自分で言って欲しい。私の言っている意味判る?」 "Eric I am so confused. What do you want ? You are gonna have to tell me because until I actually hear you say the words, I don't even know if you believe it yourself.Do you know what I'm saying?" 「ああ、判るよ。」"Yeah, I do." もう、Ericのバカバカ! シーズン6で、CalleighはEricが彼女のことを思っていることはファイルを読んで知っている。けれども読まなかったと黙っていることにしている。でも、いい加減思っているなら、なら自分から言って欲しい。一体、Ericはどうしたいの?! 微妙なC/Eを尻目に、Horatioは最後までダグが犯人だとは信じていないようだ。 今週も白衣を着て自ら帽子を調べる。これはサービスショット? 結局、ダグは何者かに銃で脅されてミッチ・クロフォードを刺せと言われたのだった。 では、誰がダグを脅したのか?その目的は何だったのか? 殺人事件としては、かなり凝っていてベガスのエピソードのようでしたが(爆)、エンディングは苦い終わり方でしたね。 「第2級殺人だ。」 「じゃ、やっぱりボクは刑務所に行くのですね。それともまだ望みはあると思いますか?」 本当に気の毒そうなHoratioは、ダグの肩に手を置いて「もちろんあるとも。」と答える。 彼もまたHoratioの尽力で罪が軽くなるということだと良いのですが。 今週もValeraの顔を見られたのは良いのですが、あのヘアスタイルは某カリスマ美容師に似ていない? ちなみにRyanのヘアスタイルは、次第にかさ高くなっていき、態度もどんどんでかくなってきました。Horatioを立たせて、どっかり座ったままなんだから。(笑) "Green Light" by John Legend "I'm So Paid" by Akon feat. Lil' Wayne お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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