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ゲストにLOSTのMaggie Graceと、「デスパレートな妻たち」のDana Delany、そしてロー&オーダーシリーズでは弁護士役で何度も出ているLauren Velez(デクスターのラゲルタ警部補役)が出ていました。
今回は意外な展開というよりは、あれこれ盛り込むうちに論点がぼけた感じで、今ひとつの印象ですね。 16才の人気女優ジェシーが、自分の出演するドラマのロケ中に、トレーラーの中でレイプされて見つかる。頭を強打して意識がなく、鎮静剤が検出されており、病院で意識を取り戻しても、何も覚えていないという。プロデューサーのマルケスは協力的で、スタッフ全員のDNAを提出するという。 ジェシーの性を売り物にしたスタイルはタブロイド紙や青少年を守る運動などからターゲットにされており、当日も近くでジェシーの追放を求めたデモが行われていた。その団体NICEの代表のカレン・スペンサーは、低俗な番組を糾弾しており、快くNICEの会員名簿を提出する。 一方、ジェシーのトレーラーから大量の睡眠薬や鎮静剤などの薬物が見つかった事から、自分で薬を飲んだ事を認める。やがて、マルケスのDNAが過去の未解決事件に関係するDNAと一致し、問い詰めたところ、自分とジェシーの関係を隠すために他人のDNAを提出したと認める。 実はマルケスとジェシーは結婚しており、合法的にSEXをしていた。ただ、衣類から見つかった体毛が2人のものとは違う事から、ステイブラーはあえて第3者のレイプを疑い捜査を続ける。 ジェシーの入院中、病院内でパパラッチ行為があり、その関係者の雑誌記者の情報で、ジェシーのトレーラーに侵入した可能性のある若者の存在がわかる。 彼らは人気ラジオDJのBJに煽られ、そのうちの一人は本当にトレーラーに侵入し写真を撮影していた。それは何とカレンの息子、ダニー・スペンサーだった。 早速写真が証拠となり逮捕されるが、レイプ疑惑については目覚めたジェシーと合意のSEXをしたと弁明する。それはジェシーの状態とは矛盾する。侵入した理由はBJがジェシーのパンティを盗めば番組に出演させてやると言われて本気にしたからだが、保釈されたダニーがさっそくBJの番組に出てジェシーと寝たとしゃべってしまう。 BJは過激な発言やSEXや暴力をけしかけるようなスタイルが若者に人気だった。 放送は途中で打ち切られたために、ノバクはBJがジェシーの告白の証人だとして証言を求めるが、BJは自分はレイプしろと言ったわけではないと責任逃れし、言論の自由を盾に協力を拒む。 やむなくノバクはダニーに取引を申し入れるが、カレンは裁判になれば嘘を通しても勝てると主張する。ノバクはジェシー本人とダニーを面会させ、真実を話すように説得する。 その結果ダニーは有罪を認め、裁判で証言するが、BJは自分の事を棚に上げてまたラジオで好き勝手なことを言う。 そのBJがカレンに撃たれる事件が起こり、カレンの弁護士は情緒障害を主張する。SVUはカレンが計画的にBJを襲ったことを証明しようとするが、カレンの母親として息子を守るためだったという涙ながらの証言に陪審員は心を動かされてしまい、評決不能となってしまう。 結局、マスコミの若者に与える影響がテーマだったみたいです。 低俗番組を批判する活動をしているトップの女性が自分の子育ては人任せで、その子が父親像を求めてマスコミの過激な発言に洗脳されていくとか、またカレンもモラルを求めながら、自分の子供の事となると嘘をついてでも裁判を勝ち抜こうとするとか、まあ判るんですが、非常に浅い内容に感じました。 この時21才のMaggie Graceも16才はちょっとな~逆に年齢詐称という展開もありだったのでは?(爆) 始め、殺人事件の撮影だったので身内ネタかと思ってしまいました。 SEXシンボルのような女性でもSVUとしては世間の偏見と闘い、レイプ犯を捕まえるんだという意気込みがなぜか感じられなかった。 とにかくこのバカ息子は最低で、あっさり罪を認めるくらいなら始めからするなと言いたいですね。 BJ役の人は有名なコメディアンであり作家のようですが、多分彼のリアル面がキャラクターに反映されているのでしょうね。かなりキツイジョークのような感じ。 でも、今はインターネットの時代なので若者が刺激的なメディアに洗脳されて犯罪を犯すというのは、ちょっとピンと来ませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 1, 2010 04:41:30 AM
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