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オリビア・ベンソン刑事を中心とした見応え満点、パワフルなエピソードでした。
もう、Mariska Hargitayは凄いとしか言いようがない。このエピソードでエミー賞をもらっても良いはず。終わったときは拍手です。 911にかかってきた9歳の少女からの電話で、オリビアが相手をすることになった。 少女マリアはどこか判らない部屋に閉じ込められており、空腹で非常におびえていた。オリビアはわずかな手がかりを求めて、マリアと話し続ける。 マリアが使っている携帯電話は、「パパ」の上着の中に入っていたと言い契約者を捜すが、無関係と判る。「パパ」の名前はリチャードで、番号を盗む方法で携帯を使っていた。電波の基地局から、おおよその位置は判るが、場所は特定できない。 言語学者の助けで、マリアがホンジュラス出身ではないかというので、大使館に情報を求める。 差し入れのハンバーガーの店の住所が判ったので現場に行くと、3ヶ月前に火事で焼けていた。捜査班が一瞬マリアの話に疑いをもったため、マリアは電話を切る。 次に電話がかかってきたときは、基地局が移動しており、トレーラーのような車の中にいるのではないかと考え、捜査班は大がかりな交通規制をしてマリアを追うが見つからない。 マリアによると、ホンジュラスの両親がアメリカの「パパ」と暮らすように自分を送り出したと言い、こちらの生活で性的虐待を受けている事を認める。 背景に効果音をエンドレスで流したり、携帯電話の電波が車で移動している事では説明できないような形で「飛ぶ」ため、捜査班ではいたずらの可能性も考え、クレイゲンは捜査にかかる人員を引き上げるという。 オリビアはマリアの言葉を信じ話し続けるが、ホンジュラス情報で、マリアはいとこに連れられベガスに行く途中で行方不明になったという事に確信を持つ。 FBIの専門家が分析したところ、電話会社の交換機にウィルスを仕込み、特定の番号からの通話をランダムに基地局に迂回されていることがわかる。仕組まれた交換機を検出する作業を急ぐと共に、オリビアは送られてきたマリアの写真を見て、モントリオールのSVUから送られてきた児童ポルノの少女と同じであることに気づく。 リチャードについてモントリオールに紹介するうちに、マリアはしゃべり疲れてくる。交換機が特定できて、再度かけ直してもらう。しかし、電話に出たのは男で「これで終わりだ」と切られてしまう。 オリビアはそれでも諦めず、バーガー店の向かいが電気屋だったことを思い出したオリビアは現地に向かう。そして無人の店の近くにいた男がマリアの描写と一緒でリチャードという名前だったことから、緊急逮捕し、中を捜索する。 地下にはポルノ写真と同じ部屋があったがすでにマリアの姿はなかった。リチャードは無関係だと言い逃れをするが、靴の底に焼け焦げた土が付いているのを見つけたオリビアは、向かいのバーガー店の空き地へ急ぐ。 マリアは土の中に生き埋めにされていたが、助け出された。 助けられた少女とは電話一本で繋がっているだけ。 相手の顔も見えず、話が本当なのかどうかもわからない。幼いマリアがおびえていることもあって、容易には情報を得られない。過去にはいたずら電話で警察が振り回されたという苦い事例もある。 そういう八方ふさがりの中で、オリビアが「きっと助ける!」と約束し、信念を持ち続けて最後までがんばりました。エリオットも真っ青なくらいの迫力で犯人を突き飛ばし、自供を迫る。 ハラハラさせられましたが、彼女なくて誰がこんな事が出来るでしょう。ベンソン刑事ありがとう。もう、ただただ頭が下がります。 ノヴァクもプロトコル無視で、体当たりで大使に協力を依頼する。ああ、こんな人が日本にもいて欲しい。 FBIの捜査官は「グレイズ・アナトミー」のChandra Wilsonでしたね。コンピューターの専門家というのはちょっと意外な役柄でした。 ところで、オープニングでオリビアはドレス姿、デートだったようです。 そういえば、先日誰かとデートしている話がありましたっけ? こんなオリビアを理解してくれる男性はいつ現れるのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 28, 2010 11:34:28 AM
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