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『CSIトリロジー』
ある程度予測していましたが、ベガスではクロスオーバーの扱いは小さくてがっかりしました。 視聴率はどれもクロスオーバーによって上がったようですが、ベガスはあえてスピンオフの力は借りないと言いたげな感じ。ナイトシフトのクルーの話だから、言うまでもなく画面も暗いし、通常のエピソードだったのでしょう。 ゲストのMark Sheppardはさすがに存在感がありました。彼がキャスティングされるのも脚本を書いたのが「バトルスター・ギャラクティカ」出身の2人組だからでしょうね。(笑) ラングストンは、Madelineをベガスで見かけたという情報を得て、夜の町に立ち写真を持って情報を求める。Madelineはカジノで売春行為をしようとして捕まったらしい。 ホテルの裏口で売春婦らしい女性が刺殺されているのが発見される。全身に暴行を受けた形跡があり、身元はお天気レポーターのDeDe Chaseと確認される。 彼女はプロデューサーと浮気をしていたが、3日前に別れたばかりで、その時は喧嘩をして車から放りだされたという。DeDeは新たにハートと宝石の図柄のタトゥーを入れていた。 DeDeのピアスに着いていた血液が、探しているMadeline Briggsのものと一致したため、2人が同じポン引きの下で働いているのではないかと、ポン引きたちが集まるストリップクラブへ向かう。 そこでストリッパーのDiane Jasperをコカイン所持で逮捕し話を聞く。 Dianeが拘置所から電話をした相手が彼女のポン引きAnthony Samuelsと判ったため、監視していると、DeDeと同じピアスをしていることがわかる。 家宅捜索の結果、Anthonyは自宅で多くの売春婦たちを住まわせており、DeDeのIDがあった他、保釈されたDianeが殴られ縛られていた。Anthonyは、DeDeの殺害を否定する。ラングストンは血のしみのあるマットレスを発見する。 Dianeは前のロシア人のポン引きから救い出してくれたAnthonyをとても愛しているという。マットレスの血液はMadelineと、彼女の近親者ものと判る。妊娠していたMadelineが流産したと思われる。 Dianeのタトゥーの下に、前のタトゥーが隠されており、その図柄を追ってCSIはロシア人のポン引きのDimitri Sadeskyににたどり着き、車を調べたところ、マイアミで発見されたサマンサ・マシューズの脚に着いていたのと同じ塩片が付いていたことから、Dimitriを逮捕する。 さらに車を調べると血痕があり、Medelineのものと判る。 キャサリンはDianeのバッグから血液反応を見つけ、DianeがDeDeを殺したのではないかと迫る。Dianeは一人で歩いているDeDeをAnthonyが車に乗せて、自分と同じように売春婦にしたが、仕事で逃げだそうとしているのを見つけて裏切り者として刺したと認める。 車から見つかった塩片の元の場所を捜索したところ、数体の女性の遺体が発見される。 Dimitriは取引を申し出て、ゼータスに関する情報を与えるという。それによって、マイアミとNYでは数人の関係者が逮捕された。 Madelineについては、AnthonyからDianeと交換で彼女をもらったが、殴られ酷い有様だったので放したという。 Madelineはすでに自由の身のはずなのにまだ家に戻っていないので、ラングトンは売春婦たちが使うネットワークにメッセージを流し、Madelineはついにラングトンの前に現れる。 結局、大騒ぎしたゼータスという犯罪組織についてはほとんど何もわからず。 末端の一つが今回はベガスのポン引きだったというだけで、ベガスでは一度この商売に身を落とすと抜け出せないという風に見えました。 マイアミで「助けて」とメッセージを出していたのに、ベガスまでの長い道のりで精神的にそうなってしまった、ということなのでしょうか。ラングトンのメッセージが心にしみたから姿を現した、という事でクロスオーバーの要だった事件は終わりました。 クロスオーバーについては、ラングトンの携帯に届いたHoratioとマックのメールが一瞬写り、ラングトンが買った土産が届いたくらい。(まさか、NYから船便で送ったのか?) マイアミ風のおバカサングラスをかけてHoratioを気取ったホッジスをキャサリンが「ばっかみたい」と言って終わり。 ラングトンはキャサリンにHoratioからのメッセージをちゃんと届けたのだろうか。まあ、そういうことはどうでもいいですが、もうちょっと横の繋がりというのが感じられないものでしょうか。 正直、単独のエピソードとして見ても盛り上がらずつまらない話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 27, 2010 11:37:29 PM
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