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カテゴリ:CSI:マイアミS9
『スペシャル・デリバリー』
イケメン配達員の華麗なジゴロ生活か?と思いましたが、中身は結構硬派でしたね。それぞれに見所は多かったです。 EricとCalleighの出番が少ないのは、それぞれの事情(前話の監督、ママ業)なのでしょうね。 ゲストのRaymond Cruzは「クローザー」では口数の少ない熱血刑事ですが、マイアミにも出ていたのでした。(ハリケーン・アンソニーのエピソード) 見るからに女性が大好き、女性も彼が大好きというイケメン配達員のDougは、パッケージ以上の物を届けているらしい。(爆) 「また明日ね」ということは、Dougに会いたいために、マダムたちはせっせと通販を注文しているのかしら。 彼の配達を待っているのは女性だけでなく、若い少年Travisも思い詰めた雰囲気でビデオゲームを待っている。そのDougがトラックの中で惨殺される。荷物は奪われておらず、金も残されていた。 "Do you think it might be in parcel ?" "As uaually is, Mr.Wolfe. Usually is." 「これも小包に入っていたと思います?」「普通はそうだな。普通は。」という、何てことのないオープニング。(爆) 今朝、Dougが配達した先でトラブルを起こした男性がいるというので、まず捜査開始。1番目にクレジットされているRaymond Cruzですから、ただのオヤジじゃないということは予想できますね。 ガールフレンドに付きまとうので追い返したということですが、このMarcos Trejoという男は逮捕歴があるものの、今は更正してちゃんとやっているという。大ベテランを前に、Ericも納得です。 そして今シーズン第1話で顔を出したNikkiが戻ってきました。どこかに異動していたようですね。「マイアミはもっとフレキシブルだ」確かにそうです。 被害者の衣服に付いていたつばから、先ほどのTravisが浮かび上がる。彼は未成年ながらドラッグ所持などで逮捕されていた。「全力で走るマイアミ」は最近ではNataliaまで走るのですね。きっとスニーカーに履き替えているのだと思います。(爆) ジャンキーのTravisは隠し持っていたヘロインを飲み込んでしまい、意識不明に。 そして、Dougの次の配達場所だった会社のオーナー、Sheila Hollandが殺されたという。しかも、息子の高校の体育館の折りたたみ観客席に潰されて。どうやら、何者かに追われて椅子の下に隠れたらしい。Dougの殺され方と言い、犯人の激しい憎しみのようなものが感じられます。その他の受取人たちも、危険かも知れない。 というので、Frankがしらみつぶしに調べることになった。 Sheilaはおもちゃ会社を経営しており、人気の「プリンセス・クリッシー」をDougの運送会社を使って出荷していた。ベルトコンベアをいきなり停止させるHは、いかにもですね。 しかも、令状もなく勝手に箱を開けるし。勝手に人形を壊すし。(爆) メキシコから送られてくる人形をSheila自ら詰め直してDougに渡していたのには、理由があった。人形を使ったヘロインの密輸を行っていたのだった。ところで、Hが粉をちろっとなめるのは禁止されている行為だそうです。 今週のTraversはニットベストを着ていた!熱いマイアミなのに。(笑) 以前はRyanが着ていましたね。そのうち、ベストの事でからかわれるのかしら。 Sheilaがヘロインのビジネスと関わっているとしたら、人形からヘロインを取り出す作業が必要だ。配達先に、海軍造船所がありFrankが向かっている。HはFrankの身に危険を察知して、Travisが振り向いたときにはまた「風のように消えた」。(爆) Frankと犯人との激しい撃ち合いでしたね。 瞬間異動に近い時間でHが現れて、弾切れのFrankにさっと弾倉を投げ渡す。このコンビネーションの良さは、足かけ9年のコンビならではでしょう。このおじさんコンビは経験十分で、最強ですね。 「何で遅かった?」「道が混んでいたんだ」もう、これがあるからマイアミは辞められません。 この場所は、人形からヘロインを取りだして製品化して送り出しているところで、邪魔なことにDEAが捜査権を主張してきた。昔のHなら連邦捜査官などには「俺のシマだ」と脅したでしょうが、最近は部下が成長して、ちゃっかりEricが証拠のハードディスクコピーしている。随分頼もしくなったものですね。 内部通報があったというので、HはSheilaの夫Peterから話を聞く。気の優しそうなPeterは、2年前にSheilaと再婚して、妻が商売で行き詰まり困っているところに何者かが毎月5万ドルの仕事をオファーしてきたという。 SheilaのPCはキーロガーを使ったパスワードが必要で、オファーした人間からのEメールを見るためにWalterとEricがハラハラドキドキのパスワード探しを行う。 何と、オファーをしたのは今はまっとうにやっていると言っていたMarcos Trejoでした。 ドラッグをSheilaの会社を使って国内に持ち込み、Dougの運送ルートで物品および代金を運んでいた。「箱に入っているのが普通」と言っていた金はMarcosのものだったのですね。 しかし、Marcosは2人を殺していないという。 改めて配達トラックに何か証拠が残っていないか、CSIが調べることになって、Ryanが「耳マーク」に注目。血痕が飛び散った小包を元の位置に戻して、2人がどういう風に動いたかを再現するのは、正にCSIの王道ですね。ちなみに、ここでまた身長の話になりましたが、Ryanが5フィート9インチ(175センチ)、Walterが6フィート5インチ(195センチ)なんだそうな。いや~さすがWalterは背が高いですね。 犯人の耳にはまだ血液が残っているに違いないということで、ここで突然Calleighが出ていました。まだ、フル出演というわけには行かないのでしょうね。徐々に出番が増えてくると良いのですが。 ジャンキーのTravisには、彼を心配する人がいた。Sheilaの部下のSeanが始めは他人のような顔をして、病院に顔を出していたのが、嘘だと判った。 幼なじみのSeanは、ドラッグに溺れるTravisを心配し何度も立ち直らせようとした。でも、簡単に手に入ってしまう環境では、元を絶たなければどうしようもない。ということで、運び屋のDougと大元のSheilaを殺したわけですが、さすがに同情の表情を見せているHoratioは、「それは君のすることではない。我々が手を打つ。もうすでに止めた。」と諭す。 「僕が殺さなければ、Marcosは捕まらなかったでしょ。」「確かに。しかし、君は正義を行う立場にない。今は君に正義が行われる。(You are not the justice system. Now you'll be a recipient of it.)」 今シーズンのHoratioの言葉としては、またまた片腹痛いところですが、Horatioが最後までTravisの面倒を見てくれそうなので、良しとします。 ドラッグを巡るエピソードとしては、まとまっていて良かったのじゃないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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