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『危険な欠陥品』
これ、邦題は当たり前というか、もうちょっと考えられなかったのかなと思います。(笑) デライラの悲劇はこういうエピソードと繋がっていたのですね。なるほど。 トニーと2人で言い合っていたキャラクターで、ローガン・ケールはDark Angelですよね。確かにローガンは車いすだったな。 ジェイク・サリーは「アバター」ですよね。彼は海兵隊だった。 そう思うと、いろいろいますね。 トニーが「鬼警部アイアンサイド」を挙げなかったのは残念。 このブログの文章を抜粋してSNSに書き込みしている方へ ドラマをご覧になっているのなら、ご自分の言葉でコメントされたらどうでしょうか。 他人の感想を自分のものみたいに書くなんて、私にはできませんね。 落書きしていた少年が投げたリュックサックがトラックにぶつかり、トラックは横転した。 運転手の姿はなかったが、積み荷に民間向けの銃と海兵隊の物資を運ぶ木箱が含まれていたことから、ギブスらが捜査を行う。 木箱の中には、大量の防弾ベストが見つかった。 いずれも管理番号が付されておらず、アビーが検査をしたところ、弾を十分防ぐ事ができない欠陥品と判る。 何者かが、欠陥品を売ろうとしているのか。 リュックの中身から持ち主の高校生が判明し、トラックの運転手について聞き出す事ができた。 運転手は銃器見本市のTシャツを着ていたというので、トニーとビショップが見本市の運営責任者ガスマンに話を聞く。 ガスマンは見本市自体は法を守りきちんと運営していると言い、トラックの運転手については、許可なしで見本市で銃を売ろうとしていたという。 見本市では、前線にいる兵士に日常品などを送る活動をする財団が出店しており、そこには防弾ベストもあった。 代表者のカレンは、予算削減で兵士たちに防弾ベストが支給されていないために、家族が送る事があるという。 カレンは欠陥品の事は知らないようで、一流品を送っていると答える。 ガスマンから運転手の名前と住所を聞き出し自宅に向かうと、コリー・ラクシンは胸を撃たれて死亡していた。 部屋には売るための銃がたくさんあり、関連書類や携帯電話が暖炉で燃やされていた。 事故で具合が悪くなった関係者がラクシンを殺して、証拠を処分したのか。 アビーは防弾ベストのメーカーの品質管理担当者、ハニーカットを呼び話を聞く。 ハニーカットは欠陥品と判って全て処分し、リコールへの対応もきちんと行い、書類も残っているという。 実は2年前にこのメーカーの防弾ベストを来ていて撃たれ、車いす生活を余儀なくされた、リン軍曹がいるというので、マクギーとギブスが話を聞きに行く。 リン軍曹は今はスカイダイビングの会社を立ち上げるなど、活躍していた。 事故については母親が送ってくれたベストということもあり、今は蒸し返したくないという。 ダッキーはリン軍曹の事故の写真を見てアビーのテスト結果の関連を認める。 NCISに捜査の情報を聞きつけて、リン軍曹の母親が同じように息子が事故にあった母親たちと共に現れる。 本当に欠陥品だったのか、質問に答えるようにギブスに迫る。彼女は防弾ベストを送った覚えはないという。 療養していたデライラがNCISにパーサを捕らえた事でお礼が言いたいと現れる。 マクギーは車いす姿のデライラが人前に出ることに過敏になっていたが、デライラ本人は明るくふるまう。 リン軍曹の母親がカレンの財団に小切手を切っており、他の母親も知らない間にベストが最近まで送られていた事が判る。 ビショップとトニーがカレンの行動を監視していると、カレンが何者かから紙袋を受け取っているのを目撃する。 すぐに逮捕して紙袋を確認するが、意外な事に生理用品だった。 カレンは前線にいる娘にお気に入りのブランドを送りたいという親から荷物を預かり、届ける事もあると答える。 欠陥品のベストを送って金儲けをしている事は強く否定する。 ラクシンが正規品だというので送ったが、回収しなければならないというとショックを見せる。 デライラの協力で、国防総省が正規品のみ身に付けるよう通達が出され、前線にいる偵察任務部隊に当該のベストが送られている事が判る。 無線通信ができない場所にいるため、デライラとビショップが回収結果の連絡をMTACで待つ事にする。 カレンにはラクシン殺害時のアリバイがあることがわかった。 一方、ハニーカットの会社はリコールで回収したベストを処分するのにリサイクル業者に渡して、処理費用に大金がかかるはずなのに、なぜか会社は儲かっていた。 ギブスがハニーカットを厳しく追及すると、処分したことにして、リサイクル業者はベストから炭化ケイ素を回収するため、逆に買い取らせていたという。法を守り、自分は仕事をしたまでだと居直る。 しかし、ハニーカットはガスマンと頻繁に電話をしていたことが判る。 ガスマンこそ、そのリサイクル業者だった。 そのことを指摘すると、ハニーカットはトラックの事故の後、ガスマンから連絡があり後始末をすると言っていたが、まさか殺すとは思わなかったと白状する。 ギブスはハニーカットにガスマンを呼び出させる。 ガスマンは現れたNCISに驚き、トレーラーハウスに逃げ込むと銃撃してくる。 ビショップが撃たれたが、正規品だったため助かる。ガスマンは欠陥品を身に付けていて死亡する。 マクギーはデライラをリン軍曹に会わせる。 デライラは私もスカイダイビングをしてみたいという。 戦地にいる我が子に不自由しているのではないかと物資を送るというのは、ドラマとはいえ、やはり現実を反映しているのだなと思いました。 予算カットで防弾ベストが支給されないというのは、前にもあったような気がします。 金儲けになるなら、何だって売るというのは酷い話です。 リン軍曹のように、そのことを知ったら母が自分を責めるからもう前に進むのだという事もとても重くのしかかりますね。 もちろん、欠陥ベスト以外の理由で怪我をしたり死亡する事もあるわけですし、その後どうするかという事の方が大事なのかも知れませんね。 マクギーは自分なりにいろいろ考えて、悩んでいるところが非常に良かった。 ギブスがリン軍曹に会うときにマクギーを連れて行ったのは、偶然ではなかったのでしょうね。 デライラは本当に心の強い、立派な人だと思いました。 できればデライラがNCISで働いてくれた方が良かったかも。多分、規則で無理なのでしょうが、キャラクターとして魅力的ですね。 ビショップは捜査官となって必要な訓練を受けるのに、思い通りに行かなくて焦ってしまう。何事も考えるのが先行ですからね。 そんなビショップにトニーは肩の力を抜けとアドバイスする。 トニーは大人になりましたね。(笑) やはり同僚というよりは、一歩二歩上の立場で新人を見守っている感じです。 ビショップも正規品とはいえ、弾を食らうと肋骨が折れるほどのダメージがあるはずなので、撃たれないように訓練を重ねて欲しいものです。 もう一人、ドキドキしていたパーマーくんは、ついに養子縁組の相手が決まって、幸せが逃げないように「くわばらくわばら」と木を叩く(knock on wood)。 モルグには木がないのでダッキーが舌圧子を渡しているところが笑えました。 こちらもトラブルなく順調に行って欲しいですね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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