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カテゴリ:NCIS:ハワイ
NCIS本家とのクロスオーバー後半。
トーレスをメインに据えているのでクロスオーバーですが、まあ、無理にやらなくても良かったかなという印象です。 ただ、比較的シリアスな雰囲気がただようハワイシリーズに、ちょっと違うニュアンスが加わったかも知れません。 ところで、先日「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」を見ていたら、カイ役のアレックス・タラントが出ているじゃないですか。 彼はニュージーランド出身で、「力の指輪」はニュージーランドでロケをしているのでなるほどという感じ。 それとは別に、ハワイシリーズにゲストとして「Hawaii Five-O」のジュニアが出ていましたが、彼もまたニュージランド出身なのですね。 ニュージーランド訛りのセリフだと、全く別人みたいに聞こえるのが新鮮でした。 いろいろ発見の多いシリーズですね。 何者かに攻撃されたテナントとトーレスは、反撃に出る。 敵を撃退したかに見えたが、2人が車から離れている間に、カイル・ジェニングスの遺体がなくなっていた。 目撃者カイルは民間軍事会社フォートレスの元社員で、攻撃の狙いはジェニングスだったのか。 トーレスはパールハーバー支局の捜査に参加する。 5年前アフガニスタン基地の弾薬庫で爆発が起き、海兵隊のメンロー伍長が巻き添えで死亡した。 当時は事故として処理され、手榴弾の不適切な保管により爆発に及んだと結論付けられた。 弾薬を管理していたのはフォートレス社のグレッグ・ウィンズローで、フォートレス社は彼のミスとし罰金を支払った。 トーレスは捜査のためアフガンに向かったが、ウィンズローはすでに帰国しており、その1週間後にウィンズローは自動車の単独事故で死亡した。 倉庫の爆発現場には生存者いて、それがカイル・ジェニングスだったが、ジェニングスは姿を消し5年間消息がわからなくなっている。 しかし、トーレスの元には匿名の情報提供者から度々、ジェニングスの情報が届いていたという。 身柄確保に行っても一足遅れでできなかったが、2日前にハワイにジェニングスが現れたという情報が入り、身柄を確保することができた。 情報提供者はトーレスを呼び寄せ、ジェニングスを奪うのを目的にしたのだろうか。 敵の手がかりで唯一現場に残っていたタイヤ痕から、マリクが車両を特定する。 トーレスとテナントはずっと尾行されていたようだ。 タイヤ痕から特定の花の花粉が検出され、それが島内のキャンプ場に存在することがわかる。 トーレスとテナントはキャンプ場で該当車両を発見し、そこで死んだはずのウィンズローに遭遇する。 ウィンズローは自らの死を偽装しており、アフガンでの爆発事件は計画的で、ジェニングスは口封じのため殺されたという。 犯人はフォートレス社で、ジェニングスは爆発時に倉庫にいた。 ウィンズローは倉庫の管理人をしていたが、爆発事件の責任を負わされ、命を狙われるため死を偽装して、トーレスにはジェニングスの情報を送り続けた。 ジェニングスは他のフォートレス工作員と共に海兵隊の掃討作戦に参加し、中央高地の村の安全確保に従事していたという。 ジェニングスの殺害だけでなく遺体が奪われていることから、ただの口封じによる殺しではなさそうだ。 遺体を焼いて証拠隠滅を図ることも考え、テナントは焼却場を探るよう命じる。 DCから資料と共にジェシカ・ナイト捜査官が支局にやってくる。 マリクは爆発の瞬間をシミュレーションして手がかりを得ることにする。 ウィンズローはSNSでジェニングスの母親から息子の情報を得ていたという。 廃棄物処理場を巡っていたカイとジェシーが、焼却中のジェニングスの遺体を発見する。 一部の骨は手に入らなかったが、回収した骨からジェニングス本人と特定された。 さらに、骨からは多量のアルミニウム粉成分が検出され、医療記録などからジェニングスが爆発時に背中に破片を受けたことがわかった。 ジェニングスはその破片を取り出す手術をするはずだったが、手術の前に姿を消している。 マリクのシミュレーションで、小型武器の弾薬ばかり保管されている倉庫の爆発と、実際の爆発の映像は異なることがわかった。 何らかの起爆装置により、高性能爆弾を使って爆破したことが考えられる。 ということは、現場にいた伍長とジェイングスを狙って爆破したのか、あるいは彼らが爆弾を持ち込み爆破した犯人なのか。 フォートレス社は5年間で一気に成長し、今では政府案件を複数受注するなど際立つ活動をしている。 ハワイには訓練施設があり、現在のCEOは現場の工作員から上り詰めたブレント・スプーナーという男が率いている。 スプーナーは5年前のアフガンでチームを率いて地域の治安維持活動に関わっていた。 テナントとカイが訓練施設に向かい、海外の極秘任務に優秀な人材がほしいと申し出る。 今日はフォートレス社は株式公開を発表する日で、スプーナーはヴァージニアにいるらしい。 NCISは5年前にアフガンの任務に関わった人材のファイルを手に入れ、ウィンズローに見せて、弾薬庫で見かけたかどうか確認させる。 記憶に自信がないというウィンズローをトーレスが励ます。 爆破事件で使われた起爆装置について、本部のケイシーに情報を求めると、光学式の起爆装置だという。 フォートレス社で作っている可能性もあり、弾薬の専門家であるウィンズローに確認しようとすると、ウィンズローは支局から姿を消していた。 残っていたケイタリングの包み紙には、妹の住所と「今すぐそこを出ろ」というメモがあった。 ウィンズローは妹に電話をした後、支局を後にしていた。 フォートレス社はウィンズローの妹を人質に取り、ウィンズローの身柄を奪うつもりなのだろう。 しかし、ウィンズローはフォートレス社のファイルの中から3人について、知っているという印を着けていた。 当時、メンロー伍長は隊を率いてアフガンで民兵の掃討作戦を実施し、村々の安全確保の任務にあたっていた。 ある村で民兵組織の拠点で7500万ドルに及ぶ現金が見つかり、それをフォートレスの隊員が基地に運ぶことになったが、3000万ドルしか届かなかったという。 伍長はその事を上部に報告しようとしていたが、爆発事件で死亡した。 伍長らが現金と共に映っている写真には、ウィンズローが指摘した3人の他に、スプーナーの姿もある。 彼が基地に現金を運ぶ責任者だったのだ。 ジェニングスは爆破事件の証拠を体内に残していたから殺され、焼かれた。 ウィンズローはNCISに何を喋ったのか、フォートレス社に尋問されているだろう。 ウィンズローが訓練施設にいると見たNCISはトーレスを加え、施設に突入する。 警戒していた工作員らの攻撃を受けつつ、トーレスらが拷問を受けているウィンズローを救い出す。 ウィンズローを守っていた男はトーレスとテナントに説得され、証言することになった。 一方、フォートレス社の株式公開を発表したばかりのスプーナーは運転手を装ったパーカーに身柄を拘束される。 ウィンズローの妹はアルバカーキーの地元警察によって救い出され、ウィンズロー本人も釈放される。 トーレスとテナントは未解決の事件に光をあててくれたウィンズローに感謝する。 オーランドでトーレスとテナントの間に何かあったという噂について、トーレスは単なる会議だった、何もなかったと説明して逆に部下たちの好奇心を誘う。 トーレスのタフガイぶりが強調されるというよりも、戦闘のプロ集団のところに突入するとか、セキュリテイのプロがやすやすとNCISの侵入を許すところが雑な印象でした。 また、意外と崖が好きなこのシリーズ(どこかの2時間ドラマか)で、キュートなトーレスとテナントのT'N'Tコンビが屈強な男を脅す、というのも物足りなさを感じました。 テナントの部下たちは彼女をボスとして信頼し尊敬しているので、そのボスと何かあったかも?というのは、ちょっとした話題づくりだったかも知れませんね。 テナントの雰囲気からは「何か」はあったような印象を受けましたけど、完全にスルーして良さそう。 付け加えみたいに来たナイトは、本家に敬意を評してというか、マリクに持ち上げてもらうくらいしか話題は作れなかったですね。 むしろ、ミニツアーでハワイチームと本家チームが和気あいあいとしている方をやってくれたら良かったのに。 ハワイは詳しいはずのナイトのインナージョークとかファンサービスができそう。 ケイシーの顔出しもまあ要らなかったかな。 でも、パーカーの出番は思わずニヤリ、という感じで、一番受けました。 さすがベテランだけのことはありましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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