NCIS~ネイビー犯罪捜査班6 #124 Silent Night
『クリスマスの奇跡』暑い盛りの時期の放送ではありますが(汗)、ベリサリオのドラマぽいクリスマスエピソードでしたね。こちらでもふさわしい時期にもう一度放送して欲しいものです。クリスマスイブに戦没者記念碑の前で亡き父を思うというのがJAGにもありましたね。NCISにもその精神が引き継がれているようです。クリスマスイブを前に、裕福な老夫婦が自宅で死体で見つかる。強盗と思われ、夫は頭を鈍器で殴られており、現場で引退したベトナム帰還兵のネッド・クィンの指紋が見つかったため、NCISが操作を引き継ぐ。しかし、クィンは1991年の火事で死亡していた。検死はダッキーが行ったという。ということは、クィンは死んでいなかったのか?クィンは衛生兵としてベトナム戦争を戦い、72年に帰還したが、戦争でPTSDを患いドラッグにおぼれ、施設で暮らしていた。やがて妻に愛想を尽かされて離婚したが、ホームレスになって救護施設にいたときに火事にあったらしい。当時の担当医によると、クィンは仲間の衛生兵が殺されたことに罪悪感を持っていたという。クィンの元妻はドラッグ依存症の夫とはすっかり縁を切り、当時4歳だった娘のメリッサも父のことは覚えていないという。クィンは死ぬまでよく記念碑に通い、戦友の事を弔っていたというので、トニーとジヴァがクィンが現れるのを待つ。一方、NCISにメリッサが現れ、実の父のことを知りたい、会ってみたいとギブスに訴える。ギブスは記念碑の前に姿を現したクィンに、人生を捨てた事情を聞く。殺されたテイラー夫妻は、仕事を求めていたクィンを雇い、ガレージで仕事をしていたが、家に入ると2人が襲われた後だったという。クィンは衛生兵としてまだ息のあったテイラー夫人に人工呼吸を行ったが助からなかった。殺人を犯していないというクィンだが、このままだと不利で殺人犯として市警のケンプ刑事に引き渡さなくてはならない。ギブスはヴァンス局長に掛け合い、1日だけ猶予をもらって真犯人を捜すことにする。調べたところテイラー夫妻は、ケンプ刑事の妻の父親が経営しているパラダイム工業を訴えていた。犯罪現場に無許可で侵入したチームは市警が現場検証で見落とした金庫を見つける。犯人の本当の目的は金庫の中の物だったのか?しかし、同時にガレージの工具箱から血のついたハンマーが見つかる。警備会社のヘクターがギブスたちの侵入に気づき、ヴァンス局長はただちに捜査をやめるように言う。ハンマーからクィンの指紋が見つかり、クィンは慌てていて工具箱を置き忘れた事を認める。時間切れでクィンの身柄は市警に移ることになったが、NCISは何かと理由をつけてクィンを拘束し、改めて現場で採取した証拠を調べ直す。犯人の物と思われる遺留品は警察官などが使う仕様で、ケンプが訴えを起こしていた夫妻を殺したのかと思われた。しかし、テイラー家のセキュリティがNCISが侵入する前にも解除されていたことがから、ギブスは警備員のヘクターが真犯人だと見破る。初めは名乗りでないのが家族のためだと娘との再会を拒んでいたクィンだが、ギブスの粋な計らいで娘と会うことになった。クリスマスは家族とともに過ごすという、定番の展開でしたね。自分の過去を恥じ、このまま死んだことにしてくれというクィンに、ギブスは「もしクリスマスに願いが1つ叶うなら、私は娘を抱きしめる」と言うのですもの、泣かされますって。(涙)そして今シーズン登場のギブス・パパにTell。ダッキーのお母様はまだ健在らしく、アビーは休暇なのに仕事場に出てきてクリスマス気分を盛り上げる。トニーのイブの計画というのは「素晴らしき哉、人生」を一人で見ることだったのでしょうか。それが偶然にもチームで見ることになって良かったですね。クィンに仕事を提供してくれた篤志家のテイラー夫妻もいかにもそんな感じ。全ての人に「メリー・クリスマス」。ああ、これが12月だったらどれだけ…ちなみに、メリッサ役の人はBONESのデイジー役のCarla Galloでしたね。もしかしてそうかな?と思うほど、別人でした。さすが。(爆)後、ケンプ刑事はトニーと因縁があるらしく、ケンプの奥さんと付き合っていたことがあるというので、ジヴァとマクギーが興味津々でしたが、結婚しなくて良かったのでは?素晴らしき哉、人生! 【淀川長...価格:1,701円(税込、送料別)