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CSI :Miami Files Annex

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April 9, 2010
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『人体実験』

ギブスって、なんてやさしいの。良いのか、それでも。(泣)
ゲストのバイオ産業の研究者は見覚えがありましたが、「サードウォッチ」のアレックスだったのですね。なんか、随分老けた感じが(失礼)。でも、それだからあの役柄だったわけか。
いつになく映画ネタ、テレビドラマのネタが多くて、しかも鼻に絆創膏を貼ったトニーが「これでチャイナタウンのジャック・ニコルソンだ」と言いながら真似をしているのが可笑しかった。一応、あれでも真似しているつもりなのね。(爆)
それにしても、ネタバレなタイトルですね。



ベセスダ海軍病院の精神科病棟から、イラクで手柄を立てて戻った後、PTSDの治療中で拘束中だったデイモン・ワース伍長が脱走した。
ワース伍長は優秀な海兵隊員で、イラクで捕まり拷問を受けた時に部下を救って逃げて表彰を受けることになっていたが、妄想が激しく、暴力的だったという。
逃げるときに精神科のデラカーサ軍医を人質に取り、車を奪っていった。
車のETCから場所を特定し急行したところ、トランクからデラカーサが見つかる。ダッキーがデラカーサから話を聞いたところ、ワース伍長は、3人の部下を救出した時の事を幻覚として見ていて、ギブスはそのうちの一人ストーンがリハビリ中の病院に急ぐ。
案の定ワース伍長が現れ、ストーンを助け出そうとするのでギブスが落ち着かせる。身柄拘束時に混乱したワース伍長は、トニーらに怪我を負わせる。
ギブスは海兵隊式にワース伍長を尋問して、誰に薬を与えられたのか聞き出そうとするが、ワース伍長は覚えていないという。
ダッキーはワース伍長の様子を見ていて単なるPTSDの症状だけではなく、あらゆるドラッグの影響が見られると言い、血液と尿を調べると、隠蔽剤とともにステロイドが検出された。
おそらく、イラクで捕虜になる前からステロイドを処方されていたと思われる。
実はワース伍長は父親も元軍人だったが、ワース伍長が最初に海兵隊を志した時に弱くて入隊を拒否されたという。しかしその後別人のようになって入隊し、優秀な成績を上げ続けた。
ギブスは政府の監督下で兵士の能力を向上させる研究を行っているバイオ産業の研究者、カレン・サザーランドに迫り、研究内容を入手する。
しかし、Dr.サザーランドの研究で使われた成分はワース伍長から検出されず、人体実験されてはいないということが判る。
そのころ、ワース伍長はベセスダ病院に戻され、表彰も見送りとなり除隊させられる可能性が出てきた。
誰かがステロイドでワース伍長を強化していた場合、殺す恐れがあったため、ギブスが病院に向かうと、ワース伍長は急激に体調が悪くなって、デラカーサ軍医がアドレナリンを与えると今度は錯乱してしまう。
デラカーサ軍医は計器の目盛りがいじられていると言い、看護師のジェンキンスが設定値を変えたのかと思われたが、ワース伍長は自分が設定値を変えたことを認める。
立派な海兵隊員になりたいという願望が彼を追い込み、ジェンキンスに薬を盗ませて摂取していたのだった。
ギブスは自分のシルバースター勲章をワース伍長に手渡す。


ワース伍長の身体のムキムキなこと!
さすが、ステロイドということはないでしょうが、ジヴァもうっとりするほどのナイスバディですね。トニーはちょっとだぶつき気味です。(爆)
そのジヴァは屈強のマリーンとガチで闘って、殴られても臆することがない。
スーパーアサシン、ジヴァ、すごすぎます。
おかげでトニーとマクギーを心配するアビーから感情がないとか、ロボット扱いされてしまう。それも言い過ぎだと思いますが、とにかくジヴァとワース伍長とは通じ合うものがあったようです。これは少し楽しみですね。
ワース伍長はイギリスのあのSASでも訓練を受け優秀な成績だったというのですから、本当に最強戦士ということなのでしょうか。
ステロイドは恐いですね。軍関係のバイオ企業も本当にスーパー戦士を作る研究をしているのでしょうか。議員はそういう企業から献金を受けているのかも知れません。
そのワース伍長に、元海兵隊下士官としてギブスが尋問するシーンは非常に良かった。
ハートで通じる部分があるのでしょうね。
彼の気持ちがわかるだけに、ギブスは同情し自分のシルバースター勲章を渡すのですが、それほどギブスにとって勲章は執着のないというのがちょっと悲しい。
ワース伍長が救った部下のように、多くの兵士が戦場で拷問を受け傷ついていたことも現実なのでしょうね。

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Last updated  April 1, 2015 10:45:26 AM
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