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テーマ:韓国!(16913)
カテゴリ:韓国
韓国語はそれ程好きではない。
韓国に暮らし、韓国企業で仕事をしているから、否が応でも話さなければならないが、話さずに済むならそうしたい。何となれば、音の感じが好きではない。特にあまり抑揚の無いソウル言葉は、聞いていて綺麗ではないし、つまらない。 一方、これが書かれた文章になると、また趣が違う。基本的に韓国語と日本語は構造が似ているが、同じように「体言止め」や「言い切り文句」などがあるし、書き言葉独特の言い回しもある。 ♪~~~~~┌(・。・)┘ └(・。・)┐~~~~~♪ もう4、5年程も前、まだ日本の会社に勤めていた頃、仕事の関係で頻繁に韓国に出張に来るようになった。何度目かの出張のとき、妻に「韓国語の絵本」を土産に頼まれた。 買って帰った一冊は、本屋の棚から偶然引っ張り出した中の一つで、なかなか絵に風情があって良さそうだった。 題名は「おやすみなさいお月様」と書いてある。当時は、てっきり韓国産の絵本とばかり思っていたが、後に米国で子供に読み聞かせる絵本の定番と知った。(原題「Goodnight Moon」) この本は、実のところ僕自身もお気に入りの本になった。絵と文が醸し出すシュールな雰囲気は、大人の鑑賞にも十分堪えうるものだ。(ある程度の感受性は必要だが・・・) ところが、後に英語版と日本語版も手に入れてみてみたら、どういう訳か韓国語版で感じた味わいや深みが、希薄であるような印象を受けた。 無論英語版はオリジナルだし、そこここ韻を踏んだ文は秀逸だが、それを日本語に訳すと、音の面白さがなくなってしまう。どうしても間延びした感じになる。 一方、韓国語でも同じように韻は踏めないが、文章は日本語よりも簡潔になるから、引き締まった感じになる。 個人的には、韓国語版が一番好きだ。最初に読んだせいもあるだろうが、不思議なものだ。 ┌(・。-)┘~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月30日 13時59分11秒
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