2003年観戦記総集編
============== 2003年 ==============故郷新潟にJ2サッカークラブがあることは知っていた。2002年シーズンは惜しくもJ1昇格を逃したことも、なんとなく知っていた。新聞で結果を知る程度、冷めていた。ところが、2003年3月29日、新聞で近所の三ツ沢公園で横浜FC-新潟の試合があることを知り、妊娠1ヶ月つわりに苦しむ妻を誘って、歩いて出かけてみた…転機は訪れ私の「おとぎ話」が始まった。-----◆ 2003/03/29 ○横浜FC 1 - 0 アルビレックス新潟● @横浜市三ツ沢公園球技場初めてアルビレックス新潟を観た。試合も選手もサポーターも。いるわいるわオレンジ軍団。試合内容は覚えてないが、「腐っても城章二」とうしろの席の観客が言っていたのが印象的。「俺達の新潟、俺達の誇り新潟♪」のサポータソングにノスタルジーを刺激され、これが私をアルビレックス新潟の虜にしてしまった。-----◆ 2003/04/29 ○モンテディオ山形 1 - 0 アルビレックス新潟● @山形県総合運動公園陸上競技場GW。突如、山形へ行ってみた。衝動を抑えきれず。日本海ダービーと言うらしい。やっぱり、いるわいるわオレンジ軍団。山形の観客は、おばさんが多い印象。ほのぼのしてて良かった。アルビレックスの勝利どころか、まだゴールすらお目にかかってない…-----◆ 2003/06/18 ●川崎フロンターレ 0 - 4 アルビレックス新潟○ @等々力陸上競技場水曜日ということもあり、会社帰りに立ち寄る。強い強い。ゴールラッシュ。マルクスゴ~ル♪が響き渡る。川崎は退場者2名も出し、サポーター達が暴れ始めた。「今、等々力なんだけど」と勝利の報告を妻にするも、「はぁ?」とあしらわれる…-----◆ 2003/08/02 ○アルビレックス新潟 5 - 1 コンサドーレ札幌● @新潟スタジアム来ました来ました、ビッグスワン。妻と共に聖地初参戦。怒涛のオレンジ。先制されるも、マルクスの4得点で逆転。知らない人と抱き合うという人生初体験も。ちなみにこの2ヵ月後に長男が生まれるなんて想像だにできず。-----◆ 2003/08/16 △湘南ベルマーレ 0 - 0 アルビレックス新潟△ @平塚競技場2試合続けての大勝を目の当たりにしたせいか、いてもたってもいられず、雨の中一人で参戦。マルクスも山口も出ていない。船越がGKとの1対1を外しちゃった。これ以降、船越の先発見なくなったなぁ。-----◆ 2003/10/04 ○川崎フロンターレ 3 - 0 アルビレックス新潟● @等々力陸上競技場昇格にむけてライバルとの大事な一戦で川崎は「打倒新潟」のTシャツとか着てた。開始早々の失点に信じられない思い。その後のガンガン攻めるもののカウンター2発に沈む。川崎のジュニーニョって、すごいなぁ。ドリブル止めらんない。ふー、帰りの足取りも重い…-----◆ 2003/10/18 ○水戸ホーリーホック 1 - 0 アルビレックス新潟● @笠松運動公園陸上競技場最寄駅から遠かった。歩いていって迷ってしまった。妻は里帰り出産だったため、週末は生まれたての長男と妻に会いに行く予定だったが、昇格に向けて佳境、しかも関東圏最後の一戦ということを理由に、妻子を実家に預けての形で参戦。試合開始前に、「新潟のみなさん、来年もここ笠松で会いましょう」とアナウンスされる。前の家族ずれのおじさんが「オーレの~ざわよ~すけ」って歌ってる。うまい。おかげで歌詞が覚えられた。またしても開始早々、先制される。トゥーリオだ…がっちり引かれた水戸に、なす術がない、攻め手がない感じ。他の観客が「ソリマチ、なんか手はねーのかよ」と叫んでる。野澤ソングのおじさんなんか、座席に座ってられなくなって階段でしゃがんでる。負けた…昇格危うい…このあと、妻&妻の母にぶーぶー言われることを予想し、妻の実家へ向かう。以上で2003年の観戦記はおしまい。観戦成績 7戦2勝1分4敗。見事、最終節11月23日にJ2優勝、J1昇格を達成。この日は新居に引越しのため、途中からTV観戦。自分の両親、妻の両親、妻、子で引越し祝い寿司を食べるも、私にとっては、アルビレックス新潟J1昇格祝い寿司であったことは誰も知らない。今度は、2004年の観戦を振り返ってみよう。