四谷千枚田
晴れ後曇り 風速2.1m/s愛知県新城市四谷の千枚田です。標高差180mもあり、農林水産省による日本の棚田百選にも選定されています。平成17年には第11回 全国棚田サミットが開催されました。稲目トンネルを目指して行けば辿り着きます。6台程停められる無料駐車場があります。ちょうど稲刈りが行われていました。「千枚田 --- ここ大代では、明治37年(1904)、田植えがすんだころから110日余りも降り続いた雨で、鞍掛山と通称びんぼう山の谷間に泥土がたまり、雨水があふれて山津波となり家屋10戸と田畑が流失し、11人の死者が出るという大参事がありました。あまりのことに一時は途方にくれた村人でしたが、鍬とモッコで復興に立あがり、何年もかかって荒れ地を田に変えたのがこの千枚田です。千枚田は実際には1,296枚の棚田で、1枚の平均の広さは0.9aです。現在39戸の人が850枚を耕しており(平均21枚)、1戸で62枚耕している人が最高です。山津波の時の犠牲者の霊は、村を一望に見おろすカシャゲ峠に祀られています。平成17年3月 鳳来町」だそうです。また、棚田には、大雨の時の土壌侵食を防いだり調整池の役割があるのだそうです。