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カテゴリ:鍛練日記
はいっ、日本の皆様。明けましたね、新年が。 この台詞、少々遅いようですが、私はなにも旧暦の春節風に言っているわけではありません。
年末の台湾近海で発生した地震で海底ネットケーブルに影響があった様で、いまだにネットの速度が遅かったり検索できないページもあるのでしばらく更新はあきらめてました。 若者なら外で拳を打ちましょう。足元が雪で滑りやすいので足さばきにとても注意を払います。 普段から拳を打つときに、さまざまな動作で足が「逆八の字」になる人が多いような気がします。 足、腰の鍛錬、筋力が十分でもない生徒に低い姿勢で套路を練習する様に要求する先生もいますが、それでは生徒は自然に前かがみになったり、足が逆八の字になってしまいやすく、先生の指導が無いままだとそれが正しいものだと思い込んでしまいます。 確かに陳式太極拳の理想的な高さは、腿の下部のラインと地面が平行になるようにすることですが、物事には順序というものがあります。 前かがみや逆八の字では姿勢を低くすることはたやすいですが、不安定なばかりか、打ち出す、張り出す力が損なわれてしまいます。つまりは特に武術的な観点から見ると正しくないということです。 陳照圭先生が生徒の力量、能力を計ったり、指導を決めるのに相手の「足さばき」から判断したという話はご存知の通りです。いかなる時でも(少し例外あり、たとえば高探馬)逆八の字は正しくありません。 第三式のlan za yiや、単鞭、yen shou gong chui、青龍出水などなどいろいろありますが、打ち出す、または張り出す手と反対側の足は必ず内側に回して、第一式「預備式」の時のように並行に近くします。 「十字手」や「第17式 bi shen chui],「第39式、護心錘」などなどは「足が平行またはやや開く」ようにします。 ちなみに上の写真は悪い見本です。(いつも李先生から怒られています、時には叩かれます) 足を見れば一目瞭然でしょ。 左足がだらしなく外に開いていて、まったく内側に閉じられていません。 この新年を機会に、私と共に足さばきを矯正してみませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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