幸福な時間　あなたと私を癒してくれる１００の方法

そもそも、人間は、いつも元気でばかりはいられません。

病気になったり、怪我をしたり、仕事がうまくいかなくて落ち込むこともあるし、周囲の言葉が心に刺さることもあります。

頑張れなくなる時、頑張りたくない時だって、確実にあります。
そんなとき、それでも頑張れと、たいていの人を言います。
もちろん、ここだけは頑張らなければいけない時は、確実にあると思います。
でも、「本当に頑張らなければならない瞬間って、どれくらいあるのかな？」
とも思ってしまいます。

年がら年中頑張っていたら、人間、肝心なときに、頑張れなくなってしまうかも･･･。
昔は年がら年中頑張っていて、過労で倒れ半年以上入院した経験があります。
（膵臓、肝臓、胃、腸などぼろぼろでした）

もちろん、年がら年中頑張れる、タフな人もいるのでしょうが･･･、私は無理かな。

以前、友人からきいた話ですが、
ある医師が若い頃に、診察が終わると「頑張りましょうね」と患者に声をかけるようにしていました。
もちろん、患者さんを勇気づけ、患者さんのためにと思って言っていたそうです。
ところが、ある日「頑張りましょうね」と声をかけたところ、その患者さんが突然泣き出しました。
「これ以上、どう頑張ればいいの！！」
その患者さんは、癌を患い、苦しい闘病生活が続いていたのでした。
「頑張れ」という言葉が、人を傷つけてしまうことに、その時、その医師は気がつきました。
それから、その医師は、
「よく頑張ってますね」という言い方に変えたそうです。
これだと、患者さんの現状を肯定し、余計なプレッシャーをかけなくてすみます。

子供や、周りの人を励ましたいとき、こういう言い方をしてあげれば、心も軽くなるのではないでしょうか？


追伸；
「頑張れ」をプレッシャーに感じて、「もう頑張れない」と思う人もいます。
同じ人間でも、頑張れるときもあれば、頑張れないときもあります。


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bｙ　幸福な時間　あなたと私を癒してくれる１００の方法（癒しのネットショッピング）のオーナー
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