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ママさんFPのドタバタ的日常劇場

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2017.05.21
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テーマ:ニュース(99797)
カテゴリ:時事ネタ
「こども保険の導入 ~世代間公平のための新たなフレームワークの構築~」

をネット上で見つけました。読後の感想は。

  1. 保険という名称は不適切で、名を変えた増税である
  2. 昨今の情勢では増税は景気回復を妨げるため、別の手段(教育国債発行など)を講ずるべきであろう
  3. 「高所得者や企業に応分の負担を求める」とあるが、高所得者の負担が不十分である。
  4. 3とも関わるが、現存する社会保障制度の不備を無視しており、粗製濫造との批判を免れない
では、1に関して

こども保険の目的は

「喫緊の課題である子育てに社会保険がない・・・子供が必要な保育・教育を受けられないリスクを社会全体で支える・・・」

とあります。

子供が必要な保育や教育等を受けられないリスクは確かに存在します。それを社会全体で支える事には何の疑問もなく賛同できます。しかし、何故ここで唐突に、「子育てに社会保険を導入し、それを原資として現在の児童手当に上乗せして給付する制度」を作る必要があるのか、ワタシにはさっぱりその理由がわかりません。土台となる児童手当は税と企業からの拠出金で運用されているのでは?

日本国憲法が保障する「社会保障」を構成するのは

公的扶助=税で運営  生活保護など
社会保険=保険料の応分負担( + 税の投入) 年金や医療、介護保険など

という区別があります。

保険という仕組みについて考えると、その成立過程には種々の説がありますが、一つには大航海時代、イタリアの貿易商たちが所有する船の難破等商売の損失に備えて共同で積立金を準備していた、同様に船員組合が組合員が航海中に死亡した場合など残された家族救済のために共同で積立金を準備していた、などがあります。

共同体の中に避けがたいリスクが平等に存在し、構成員が万一の場合に備える、というのが保険であると私は理解します。

民間のこども保険について、考えてみてください。よくあるパターンは親や祖父母が、子や孫の進学、成人、結婚等の費用を準備するために加入、でしょう。

共同体は子や孫を案じる人、リスクは子や孫に必要な資金を準備できない(死亡や高度障害で)、と言って良いでしょう。

悲しい事ですが、子供の成人を待たずに生涯を終えるリスクは親にとって平等に存在します。いつ、どこで、事故にあったり病気になるかは、誰にもわからないわけです。

特に生計を支えている方にとって、万一の事が起これば、種々の保障(遺族年金、母子家庭への補助等)はあるものの、そこへの上積みが必要だと思われるでしょう。その場合に納得して保険に入るわけです。

満期前に万一の事があれば、それ以降保険料の負担なく満期時に保険金が受け取れます。何事もなく母娘健康で満期を迎えれば、すべての回数の保険料を負担して保険金を受け取ります。この差は当然納得している訳ですよね。

このような共同体に、強制的に子供のない、あるいは子育てをすでに終えた中高年を引き入れるのはどうでしょう。(あえて中高年と書きました。高齢者は負担のもとになる年金の保険料はもう払っていません)

町を歩いていたら突然ウィルス性の感染症に罹患、運転していたら突然交通事故に、このようなリスクは老若男女誰にでも起こりえます。しかし、街を歩いていて突然子供を授かり親になった、車を(以下略)、、、当然ありえないことですよね。それでも保険への加入が納得できるでしょうか、最初から掛け捨て損になるのがわかっているのに。

もちろん少子高齢化の中で社会保障の変革の必要詠を理解する国民は、納得して金銭的な負担を引き受けるとは思います。しかしそのかたちは現役世代だけが負担する「保険」でよいものでしょうか?現役世代より裕福な高齢者世代に負担をお願いしないのは何故なのでしょう?

一般的に保険よりは税が適切だと思われます。そしてこのこども保険は新たな税を保険と詐称して、日本人の保険好きと公共心を悪用し、あまつさえ票田である高齢者に媚びていると思えて仕方ない私は、、、相当にねじくれ曲がった根性の持ち主なのでしょうか?





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最終更新日  2017.05.23 20:07:08
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