ホワイトベアー防水液 ボトムの防水処理
約3シーズン、50泊以上は使用したと思われるスノーピークのエルフィールドデュオ。これくらい使い込んで来ると、さすがに悪天候時にはボトムから浸水して来るようになりました。09シーズンインを前に防水処理をしてみました。準備したのは「ホワイトベアー NO32-B 強力防水液」1缶1.000mlで約4m2に使用可能とのこと。後は塗布用の刷毛と容器。容器は今回空き缶を利用。まず、室内でテントを広げボトム部分を雑巾でクリーニング。普段グランドシートを使わないので、こびりついている泥や草の汁のクリーニングから始めます。次に屋外でテントを組み立て、逆さにしてペグで固定します。後は刷毛で塗り込んで行くだけです。縫い目部分は特に念入りに塗布し1時間ほど放置しておけば乾きます。上半分が塗布前、下半分が塗布直後防水液は石油系溶剤のため臭いです。塗布前によく振って液を均一にしてから塗る必要があります。溶剤は白く、塗布直後はボトムも白くなりますが、乾燥すると白い色は消え、ボトムのもとの色に戻ります。ほぼ乾燥した状態ショップの店員さんのアドバイスとして、テントのフライやレインウエアーの防水処理にも言えることですが、防水剤を塗るときはたっぷりと塗ることが大切とのこと。特にスプレー式の防水剤はさらっと吹き付けしただけでは、ほとんど意味が無いようです。生地が濡れるくらいたっぷりと吹き付けないとダメなようです。石油系溶剤の臭いを飛ばすためにも、よく乾燥させる必要があります。テントの室内に臭いがこもらない様、入り口部分は空けて風通しをよくしておくことが大切です。乾燥は済んでも臭いはまだ残っています。臭いを飛ばすためには、さらに乾燥をさせる必要があるようです。今回使用した量は缶の約半分くらい。ボトムの面積から言ってもほぼ正解の量でしょう。もう一つ防水処理をしなければいけないのが同じくスノーピークのランドブリーズ5。塗布面積が約倍のこのテントだと、場合によっては1缶では足りないかも知れません。耐久日数がどれくらいあるかわかりませんが、実際に使ってみて防水状況を確認してみたいを思います。チョット心配な点は、石油系溶剤、いわゆるシンナー系の臭いが完全に無くなるかどうかです。テントの中の狭い空間でこの臭いがこもるとチョットつらいです。特にこの手の臭いに弱い妻には致命的でしょう。実際のテント泊前に、もう一度広げて乾燥させる必要があるようです。