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カテゴリ:日記
今日、昔ためた映画のビデオを整理していたら、レンタル屋にもない昔の名作がいろいろでてきた。
それで小学生のころ見たイタリア映画を思い出した、TSUTAYAのDVDにもないしビデオができた時はテレビでも放送しなくなっていたので、ビデオはない。 当時テレビの創世記で、満足に流すプログラムがなく、ヨーロッパの映画をよく流していた。 たしか小学6年だったと思う、土曜日の深夜映画でそーと見た記憶がある。一発でコロリとまいった、その映画は芽ばえ、主演はジャクリーヌ・ササール。いまこんな女優は絶対でてこないな、あえて言えば宮沢リエの白鳥時代の100倍といった感じか。 インターネットはありがたい、検索したらでてきた。残念ながらビデオは当然ない、ヨーロッパにいけばあるのかも。GOO映画に粗筋があった。粗筋を読むと不思議なことにとの時のシーンが全部記憶にあり頭に浮かぶ。年を取った証拠か・・・・・・・見てない人に説明してもわからないと思うが、もう一度見てみたい・・・・ 解説 ティーン・エイジャーの清潔な恋愛感情を描いた思春期映画。ヴァレリオ・ズルリーニの書下し物語にもとづくレオ・ベンヴェヌーティ、ピエロ・デ・ベルナルディ、アルベルト・ラットゥアーダ、ジャン・ブロンデルの合作脚本を「ポー河の水車小屋」「アンナ」のラットゥアーダ自身が監督、「崖」のオテロ・マルテリが撮影した。音楽はピエロ・モルガン。ニース生れの十七歳のフレッシュな新人ジャクリーヌ・ササールが抜擢されて女主人公を演じ、ナポリ大学生のラフ・マッティオーリが相手役に初出演する。加えてこれを助けるのは「枯葉」のラフ・ヴァローネと、シルヴァ・コシナ。製作カルロ・ポンティ。 粗筋 イタリアの西北海岸の避暑地ヴィアレッジョの町は、各国からブルジョア達が集る高級別荘地だった。十六歳の誕生日も近い美しい少女グェンダリーナ(ジャクリーヌ・ササール)は、若手実事家の父(ラフ・ヴァローネ)と、美しく理智的な母(シルヴァ・コシナ)と共にここに来ていた。若い仲間達と楽しい毎日をサイクリングや水泳にすごす彼女は、女王様のような存在だった。しかし、性格の相違と出張がちの父の忙しさのため、父母の間には近頃冷い空気が流れ、グェンダリーナの心に影を落していた。そんなある日、彼女はこの町の中流家庭の高校生オーベルダン(ラフ・マッティオーリ)を知った。アルバイトをしながら建築技師になろうとしている真面目な彼に彼女は心ひかれた。交際を喜ばない母の言葉にもかかわらず、心淋しいグェンダリーナは、猟に出て小川におち、オーベルダンのマントにくるまって語り合ったり、二人でピサの斜塔見物に行ったりするのが楽しかった。オーベルダンの試験がせまった日のこと、彼女は彼の歴史や哲学の暗記を助けて、とうとう夜を明してしまった。家では案じた父母が口論していた。その原因が自分にあるのを知ったグェンダリーナは泣いた。しかし父は、オーベルダンに会ってくれるという。やがてレストランで、父と若い二人は乾杯した。このことをきっかけに父母は和解し、久しぶりに家には暖かい雰囲気が流れた。母は父について任地ロンドンに行くという。グェンダリーナは苦しんだ。私がついていかなかったら、又ママたちは争うかもしれない。彼とのことを初恋の思い出として、再び会う日のないことを知りながら彼女は出発の決心をする。雨の日の夜、突然の出発にオーベルダンは一人で駅にかけつけてきた。新しい出発を誓う父母の微笑から離れて、車窓のグェンダリーナの頬を悲しみの涙がつたわって落ちた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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痔キル博士さんへ
ブログを自分で書いてこういうのはなんですが、彼女を知ってる人がいたというのが・・・大感激です。 試験勉強の応援に押しかけてきて、かえって邪魔になるシーンが思い出されます。彼女はその後数本の映画にでてさっさと金持ちと結婚して引退してしまったんですよ。 今も生きているのかな、生きていれば67歳ぐらいだと思いますが。 (2007.04.19 18:42:56)
こんにちは、Audio-Visual Trivia for Movie & Musicのkoukinobaabaです。はじめまして!
懐かしい「ジャクリーヌ・ササール Jacqueline Sassard」の記事をアップしましたのでぜひご覧下さい。 (2007.05.01 08:39:57)
koukinobaabaさんへ
早速拝見しました、とても懐かしくて隅から隅まで拝見しました、すごい情報量ですね・・・・ 彼女の写真感激でした、私はテスト前の勉強シーンと最後の別れの場面が鮮烈でした、それとイタリアと日本の格差強く感じましたね。 あの当時はテレビが始まってしばらくたった時で、今とちがって結構レベルの高い外国映画が放映されていましたよね。 TSUTAYA等で調べるのですが1950年前後の映画がほとんど収録されていません、残念ですねこの当時の映画を思い出すといかに今のハリウッド映画が薄味か解りますね、そう言えばアメリカの食事もまずいですね・・・どんなにいい映画でも見てない人に説明するのは難しいですね、今の中学生や高校生にこの映画をみせてやりたいですね、唯セックスだけのつながりでない精神的な大事さが解ると思うのですが。 (2007.05.01 09:51:03)
20年ほど前にテレビで放送していたものをビデオにとって時々見ています。
「セゾン・ド・ノンノ」という女性誌に出ていたジャクリーヌ・ササールの横顔(特にあの髪!)に憧れ、テレビで放送されないかとリクエストまでしました(笑)。 その甲斐あって(?)放送されたので、すかさずビデオに撮ったのですね。 ストーリーも初々しくて大好きです。 意地悪なんだけど優しいお嬢様のグエンダリーナが魅力的ですね。 (2007.08.26 21:59:40)
こんにちは。はじめましてです。
ジャクリーヌ・ササール、本当に素敵でしたね。グエンダリーナとオーベルタン、二人の純粋な思いがとても感動的でした。ピサの斜塔へ行ったり、野外映画を見に行って雨が降ってきたり、 試験勉強をしたり・・・・。 最後の別れのシーンは小学生だった私ですが ほんとうに切ない気持ちになりました。 また、みたいです。 できれば当時の吹き替え、(影まりえ)で見たいです。懐かしいなあ・・・・。 (2008.01.17 20:21:59)
印度うさぎさんへ
>20年ほど前にテレビで放送していたものをビデオにとって時々見ています。 >「セゾン・ド・ノンノ」という女性誌に出ていたジャクリーヌ・ササールの横顔(特にあの髪!)に憧れ、テレビで放送されないかとリクエストまでしました(笑)。 >その甲斐あって(?)放送されたので、すかさずビデオに撮ったのですね。 >ストーリーも初々しくて大好きです。 >意地悪なんだけど優しいお嬢様のグエンダリーナが魅力的ですね。 ----- 書き込みに気づかず失礼しました。インドウサギさんは最初は写真を見て関心持たれたんですが。 ビデオ持っておられるそうですが、もし近くにおられるなら拝見したいですね。 ブログが楽天でないのか連絡取れないのが残念です。 (2008.01.17 23:27:49)
翡翠さんへ
>こんにちは。はじめましてです。 >ジャクリーヌ・ササール、本当に素敵でしたね。グエンダリーナとオーベルタン、二人の純粋な思いがとても感動的でした。ピサの斜塔へ行ったり、野外映画を見に行って雨が降ってきたり、 >試験勉強をしたり・・・・。 >最後の別れのシーンは小学生だった私ですが >ほんとうに切ない気持ちになりました。 >また、みたいです。 >できれば当時の吹き替え、(影まりえ)で見たいです。懐かしいなあ・・・・。 ----- 書き込み拝見して1000%感激しています。印度ウサギさんがリクエストした時でしょうか、今思うと私が見たのは今から40年前ですからね。 最後のシーン覚えていますよ、私は多分小学5年か6年だったと思います。 映画自体は文学的に深い深いものではないのですが、あの感動を与えてくれる映画、今の日本に無いのが残念です。 若い世代に見せてやりたいですね。 (2008.01.17 23:36:59)
”ジャクリーヌ・ササール”名前がいいですね。ササールコート流行りましたね。映画は「お嬢さんおてやわらかに」だけしか観ていませんが、“芽生え”“3月生まれ”も観たかった。当時まだ中学生でしたから。DVDがあれば買いたいと思います。
(2008.05.30 22:03:24)
カッシ(64才・男)さんへ
>”ジャクリーヌ・ササール”名前がいいですね。ササールコート流行りましたね。映画は「お嬢さんおてやわらかに」だけしか観ていませんが、“芽生え”“3月生まれ”も観たかった。当時まだ中学生でしたから。DVDがあれば買いたいと思います。 ----- DVD探したのですが、なさそうですね。 同じ戦争で負けた国どおしなのに、イタリアの方があか抜けていて、大人っぽかったですね。 何せ、バカンスで避暑地に遊びに来た女の子と地元の男の子とのラブロマンスですからね。 今の日本でもこの設定はありえないですよね・・・ (2008.05.31 00:04:00)
ヤギヤさんへ
書き込み有難うございました。あの頃のヨーロッパはいい映画が豊作だったようですね。私はまだ中学生でしたから映画を観る機会はほとんどなかったのですが、ササールの名前は強く印象に残っています。高校から大学にかけてやっと観るようになりました。フランスとイタリア映画が中心でアメリカ映画は眼中にありませんでした。 (2008.06.02 14:09:20)
ササールは「芽ばえ」「3月生まれ」しか知りませんし、見た記憶も残っていません。でも私の好みのルックスであるのは今でも解ります。
高校に入った最初の授業で国語の先生が「最近読んだ印象に残る本は?」とT君に問いかけました。彼は「映画なんですが」と言って芽ばえの話とササールが魅力的なことを熱く語りました。先生は喜んでいた記憶があります。そして半年後彼は事故で帰らぬ人になってしまいました。今でも「ませた奴だったな」しか言葉が出て来ないのですが、最近妙にササールの映画を見たい気持ちがあります。あの世での話しの種に見たいものです。 (2008.08.05 23:31:12)
idioさんへ
>高校に入った最初の授業で国語の先生が「最近読んだ印象に残る本は?」とT君に問いかけました。彼は「映画なんですが」と言って芽ばえの話とササールが魅力的なことを熱く語りました。先生は喜んでいた記憶があります。そして半年後彼は事故で帰らぬ人になってしまいました。今でも「ませた奴だったな」しか言葉が出て来ないのですが、最近妙にササールの映画を見たい気持ちがあります。あの世での話しの種に見たいものです。 ----- 昔の高校生は自分は勉強だけじゃないといった気風がありましたね。 又先生方も授業中よく脱線しましたが、そちらの方が後でためになった事が多かった気がします。 受験勉強もそれなりに大変でしたが、先生方も受験勉強は生徒がするもの、生徒の方も自分の事は自分でするといった大人の関係があったような気がします。 (2008.08.07 16:56:19)
お久しぶりです。
最近「芽生え」以外のジャクリーヌ・ササールのビデオを見ました。 「女鹿」というカラー作品ですが、ササールの髪の美しさに改めて感動しました。 黒髪ではなくつややかな栗色の髪でした。 「芽生え」のグエンダリーナとは全く違ってエキセントリックなホワイという少女を演じています。 yahooのオークションで落札したのですが、その他にも「できごと」や「激しい季節」など、ジャクリーヌ・ササールが出演しているビデオがときどき出品されています。 さすがに「芽生え」はないですけど・・・。 でも、グーグルで「芽生え」の一場面の動画が見れます。 http://video.google.com/videoplay?docid=-3779351472910170271 ヤギヤさんも見れれば良いのですが。 (2008.11.15 18:35:47)
印度うさぎさんへ
貴重な情報ありがとうございました、2分でしたがとてもうれしかったです。 あのシーンは父親がグエンダリーナの機嫌を取るため蓄音機をプレゼントした場面でしたっけ。 確かあの蓄音機で皆とレコード聞くシーンがあったんじゃなかったかな・・・・・・・ いっきに50才若くなって、親に内緒で深夜テレビであの映画みたこと思い出しました・・・・ 印度ウサギさん、どうもありがとうございました。 (2008.11.15 21:12:38)
PAL版の「芽生え」DVDを発見、苦労して入手しました。
数日中に手に入ります。 このブログは相当まえのものなので 話題に乗り遅れで大変恥ずかしいです! 入手したら確認して、再度ご報告致します。 2011・02・25 (2011.02.25 22:40:50)
PAL版なので一般的な再生機では駄目なのですが
PCで見れます。吹き替えはありませんが、かえって リアルで懐かしいです。 皆さんにお見せする方法がないのが残念です! (2011.05.28 19:29:54)
応援団長さん
最近楽天の方はご無沙汰しており、書き込みに築かず失礼しました。 それにしても、良く見つかったですね、もし差し支えなければ入手経緯など教えてください。 (2011.05.29 10:33:39)
ヤギヤさん
>応援団長さん > >最近楽天の方はご無沙汰しており、書き込みに築かず失礼しました。 > >それにしても、良く見つかったですね、もし差し支えなければ入手経緯など教えてください。 > > ----- (2016.01.22 00:46:23)
応援団長さん
>ヤギヤさん >>応援団長さん >> >>最近楽天の方はご無沙汰しており、書き込みに築かず失礼しました。 >> >>それにしても、良く見つかったですね、もし差し支えなければ入手経緯など教えてください。 >> >> >----- ----- (2016.01.22 00:47:47)
応援団長さん
>ヤギヤさん >>応援団長さん >> >>最近楽天の方はご無沙汰しており、書き込みに築かず失礼しました。 >> >>それにしても、良く見つかったですね、もし差し支えなければ入手経緯など教えてください。 >> >> >----- ----- (2016.01.22 00:49:07)
応援団長さん
>応援団長さん >>ヤギヤさん >>>応援団長さん >>> >>>最近楽天の方はご無沙汰しており、書き込みに築かず失礼しました。 >>> >>>それにしても、良く見つかったですね、もし差し支えなければ入手経緯など教えてください。 >>> >>> >>----- >----- > ----- (2016.01.22 00:51:05) |