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カテゴリ:2014年08月分
AFP BB NEWS 08月26日(火)18時15分の配信です。 タンザニアのアルビノ児童施設「虐待」と国連専門家が非難 タンザニア・ダルエスサラームで、アルビノ(先天性白皮症)の 子どもを背負って歩く母親たち(2014年5月5日撮影、資料写真)。 (c)AFP/MILLIYET DAILY HANDOUT/BUNYAMIN AYGUN 【8月26日 AFP】アルビノ(先天性色素欠乏症)の子どもたちを 収容しているタンザニア政府の施設について、国連人権高等弁務官 事務所(OHCHR)の専門家が25日、虐待だと非難した。 ・・・続きはこちらから 私見です。 今年の5月14日タンザニアで、アルビノの女性 (40)を殺害し遺体の一部を切り取ったとして、 呪術医2人が警察に逮捕されました。 東アフリカに位置するタンザニアでは2000年 以降、少なくとも74人のアルビノの人々が殺害 されています。 同国ではアルビノの人々の体の一部が600ドル (約6万2000円)前後、全身が7万5000ドル (約780万円)前後で「お守り」などとして売ら れて、います。 東アフリカの大湖沼一帯では、新しい鉱山の採掘 を目論む山師が一攫千金を狙い入山しています。 ラッキー・アイテムとしてアルビノの人々の体の 一部や骨などを身に付ける風習がある様です。 鉱脈が見つかると信じられています。 もっと切実な需要もあります。 それは、地方の集落も民主化が進んで部族間の もめ事を首長が治めていたものを代議員制度で 話し合う様になりました。 代議員選挙目的の当選祈願に闇市で「お守り」 の需要が高まり勝利アイテムとしてアルビノの 人達の体の一部の、指や骨などを手に入れ選挙 を戦いたい人達が増えているという事です。 昔からの言い伝えで繁栄をもたらすアイテムと しても売買され、一体を呪術医に処理させ高値で 購入する好事家もいるという事です。 国連人権高等弁務官事務所のアリシア・ ロンドノ氏によりますと、2009年に殺人 件数が急増したため、タンザニア政府は アルビノの子どもたちを児童施設へ収容 しました。 ロンドノ氏は「最初は保護措置として 歓迎されたが(施設の)環境は最悪だ。 過密状態で衛生状態も非常に悪い。こう した施設内では虐待が横行しており、 性的虐待もある」と報告しました。 タンザニアやアフリカ大湖沼一帯の諸国 では、アルビノの人々に対する犯罪が罰せ られる事はほとんど無いといいます。 5月に呪術医が2人逮捕されたのは例外 なのでしょう。 ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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