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2015.03.26
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カテゴリ:2015年03月分

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AFP BB NEWS 2015年03月26日(木)17時29分の配信です。

イエメン大統領派の軍部隊、アデンの空港を奪還

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イエメン南部アデン近郊の空軍基地で戦車に乗る、イスラム教
シーア派系の武装組織フーシ派に反対する地元部族などの戦闘員
からなる連合部隊のメンバー(2015年3月24日撮影)。
(c)AFP/SALEH AL-OBEIDI


【3月26日 AFP】 イエメンのアブドラボ・マンスール・ハディ
(Abd-RabboMansur Hadi)大統領派の軍部隊は26日未明、南部の
主要都市アデン(Aden)の国際空港を奪還した。
                    ・・・続きはこちらから




私見です。

イエメンの今回の紛争は、現政府のアブドラボ・マンスール・ハディ
大統領サイドの連合部隊、イスラム教スンニ派によるシーア派の
モスクを狙ったテロ事件が切っ掛けでした。

イエメンの首都サヌア南部のバドルのモスク内で爆発が2回続き
北部のハシャフシュのモスクでも1回爆攻撃がありました。

中東の衛星テレビ、アルアラビーヤは142人が死亡、351人以上が
負傷したと伝えました。


イエメンの国民の大部分はイスラム教徒でスンニ派が人口の約55%
シーア派が約42%その他、シーア派の分派十二イマーム派などが
3%ほどになります。

もう少しスンニ派とシーア派の人達に人口差があれば此処まで拮抗
した争いにはならなかったのかもしれません。

現大統領がスンニ派と言う事もありシーア派は武装組織フーシを
中心に政府の転覆を量ろうと画策し首都を占拠していました。

今回の3度の爆発は全て自爆テロでした。

イスラム教スンニ派の過激派武装組織「ISIS」の分派がインター
ネット上で関与を認める声明を出していました。

この当たりが少し怪しい所でして、ISISの分派とはどこの組織?

インターネットと言う足のつかない方法はいくらでも、偽装が
ききます。

本家のISISにしてみると、どこぞの跳ねっ返りが142人ものシーア
派教徒を殺害してくれISISの手柄になればクレームも付け無いで
しょう。

状況を考えれば大統領派の画策に間違いの無いところです。

ISIS絡みの紛争でしたらアメリカ、イギリスの大使館が早々に
引き上げるはずもありません。

ハディ大統領の率いるスンニ派対武装組織フーシを中心とした
シーア派による国を半分に分けた内戦になると予想したのでしょう。

アブドラボ・マンスール・ハディ大統領はシーア派武装組織フーシ
の為に、首都サヌアを追われ南部の主要都市アデンで暫定政権下執務
を行っていました。

イスラム教シーア派系の武装組織フーシ率います反政府勢力がアデン
へ迫っていた25日、大統領警護隊関係者はハディ大統領はサウジ
アラビアの外交官らとともにヘリコプターでアデンを離れたと語り
ました。


イエメン大統領派の軍部隊は、アデンの空港を奪還しサウジアラビア
など湾岸諸国がイエメン暫定政府の要請に応え、イスラム教シーア派
系の武装組織フーシに対する空爆を開始しています。


オーストラリア国際問題研究所 ジョン・マッカーシー所長が今回の
湾岸諸国によります、イスラム教スンニ派のイエメン暫定政権ハディ
大統領の要請に呼応し、シーア派の武装組織フーシに対して攻撃を開始
した事につき、次の様な分析をしています。

サウジアラビアはイエメンがイランの代理となることを懸念しています。

とりわけ、サウジと同じくスンニ派が多数派(5.5対4.2)のイエメンを、
シーア派のイランが支配することを心配しています。

サウジアラビアはイランがイラクで勢力を拡大するのを目の当たりに
しており、地域最大のライバルとみなすイランに押されていると感じ
ています。

サウジがある段階で地上支援を行ったとしても不思議はあり
ません。

大使館を引き払ったアメリカが不在のなか、サウジは空爆に踏み
切るほかに選択肢はないと考えたのでしょう。

われわれは中東の再編を目にすることになりそうです。


シンガポール国立大学中東研究所のスザンヌ・ダールグレン客員准
教授も、イエメンは複雑な社会な為に、サウジアラビアなどが大規模
な地上戦を覚悟するなら驚きです。

今ほど力のなかったフーシ派に対する過去の地上戦でも、サウジアラ
ビアが特に有利に戦っていませんでした。

との事です。

中東はやはり、アメリカ軍頼みで均衡を保っていたのでしょうか。

オバマ大統領の躊躇が中東のバランスを危うくさせていたとすれば
皮肉な話です。


ヒゲでした。







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Last updated  2015.03.26 21:03:09
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