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2015.03.27
カテゴリ：2015年03月分
 AFP BB NEWS 2015年03月26日（木）22時09分の配信です。 独機墜落、副操縦士が扉開けるのを拒否 「自発的に」機体を降下  フランス南東部セーヌ近くのアルプスに散らばる墜落した 独格安航空会社ジャーマンウイングス機の残がい。 AFP TVの映像より（2015年3月24日撮影）。 (c)AFP/AFP TV/GRIPMEDIA/DENIS BOIS 【3月26日 AFP】ドイツの格安航空会社ジャーマンウイングス （Germanwings）4U9525便がフランス南部のアルプス（Alps）山脈 に墜落し乗客乗員150人が死亡した事故で、事故調査責任者は26日、 副操縦士が「自発的に」航空機を降下させ、操縦室の外にいた別の 操縦士のために扉を開くのを拒否したと述べた。 ・・・続きはこちらから 私見です。 ドイツのルフトハンザ航空の傘下で格安航空ジャーマンウイングスの エアバス社A320型機4U9525便の墜落機事故の情報が時差の関係から、 夜10時頃から次々入って来ます。 回収された4U9525便のボイスレコーダー（音声記録装置）はパリに 送られフランス航空事故調査局が調査を行っていました。 破損状態のボイスレコーダーでしたが、部分的ですが解析が進み操縦 室内の状況が分かりました。 それによりますと、理由は定かではありませんが、機長が操縦室から 締め出されドアに鍵を掛けられた音が確認されました。 また、機長によるものと見られるドアを叩く音も解析されています。 フランス航空事故調査局の報告を受けた、フランス検察当局のブリス ・ロバン検察官は、解析されたボイスレコーダーの情報から、事故機 の「副操縦士は操縦室に1人だった」と断定しました。 副操縦士は、外からノックした機長にドアを開けることを拒否し、単独 で降下ボタンを押しました。 機体が降下するのを受けて管制官が副操縦士に何度か呼び掛けましたが、 返答はありませんでした。 この状況から、フランス検察当局は男性副操縦士（28）が意図的に 同機を降下させ、「機体を破壊」しようとしたと見ています。 ブリス・ロバン検察官は、副操縦士を殺人容疑で捜査する考えを示し ました。 副操縦士は、ドイツ国籍のアンドレアス・ルビッツ容疑者（28）2008年 にルフトハンザ社の育成施設でパイロットとして訓練を受け始めましたが 一時中断します。 その後、改めて健康診断や適性検査を受け直し、客室乗務員などを務めた 後、パイロットになりました。 アンドレアス・ルビッツ容疑者は2013年から630時間の飛行経験が ありました。 因みに同席していた機長は飛行経験6000時間を超えるベテランでした。 フランス検察当局は、衝突の瞬間まで副操縦士は意識があったとの 見方を示す一方で、「テロであることを示す根拠はない」としています。 ジャーマンウイングス4U9525便の墜落の経緯をめぐり、アメリカ紙 ニューヨーク・タイムズ（電子版）は25日、スペイン・バルセロナを 離陸した後、操縦士2人のうち1人がコックピット外に閉め出された 状態になったとしています。 事故調査に携わった軍高官によりますと、音声装置に録音された離陸 直後の２人の会話は「スムーズでとても落ち着いていた」といいます。 その後、ドイツのデュッセルドルフでの着陸に向けたアナウンスの準備 をするよう機長が副操縦士に指示しています。 さらに、ドアが開き閉まる音が残されており、機長が操縦室を出たと みられます。 残された副操縦士は、自動操縦モードだったにもかかわらず機体を下降 させるボタンを押しました。（音声や目撃証言は全くありません。） 機長がコックピットに戻ろうとした際、ドアを叩きましたが中から 副操縦士の反応はなかったと報じています。 ブリス・ロバン検察官は、ボイスレコーダーの分析から、墜落直前に 機長が操縦席の扉をこじ開けようとする音や「最後の瞬間になって 乗客の叫び声が聞こえた」と述べ、墜落の直前まで乗客が墜落の危険性 に気付かなかった可能性を指摘しました。 ジャーマンウイングスの親会社であるルフトハンザ航空のカーステン ・シュポア最高経営責任者（CEO）は、ドイツ西部ケルンの同社本社 で記者会見を行いました。 その中で、シュポア氏は副操縦士のルビッツ容疑者が意図的に機体を 降下させたとするフランス当局の発表について、「我々全員にとって、 非常にショックなことだ」と語りました。 エアバスA320機が高度11,600メートルの巡航高度から急降下して 行き、墜落する様を乗客が認識しなかった事だけが今回の事故の救い です。 皆様の御冥福をお祈り致します。 ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2015.03.27 01:34:06
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