■約束を守るため。
京都議定書では日本は2012年までに、二酸化炭素の排出量を
1990年の水準より6%削減することを約束しています。
6%の中の3.8%を、日本国内の森林によるCO2の吸収量を増やすことで
達成しようとしています。
そのためには、CO2をたっぷり吸収する元気な森林づくりが必要です。
現状では資金不足で管理が出来ない山が多いので、
国産材の積極的な利用を通じて山村を活性化させ、
二酸化炭素をたっぷりと吸収してくれる森づくりが
出来るよう目指しているのです。
林業の低迷で、日本の森林は手入れが行き届かず、
荒廃が進んでいるのが現状です
森林に二酸化炭素をたっぷりと吸収してもらうためにも、
一人一人の 木づかい はとても大きな力となり、
木づかい は地球温暖化防止への貢献になるのです
■山村を活性化させるため。
山村の高齢化、過疎化などの問題がある中、
木を使うことにより、山村の経済的な活性化を促進します。
(主に山村で作られた木の製品が対象)
木づかい運動は 植林された木の 木づかい がメインですが、
里山の木でも、伐りすぎずに適切な量の木を伐採すれば
植えなくても生えてくるので 木づかい運動 の対象になるそうです。
※木づかい運動については、分からないことも多かったので、
財団法人 日本木材総合情報センター さんに問い合わせをし、
教えていただきました。
ありがとうございます。