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カテゴリ:舞台
先週の23日、前から2列目...私的史上初となるステージに接近した座席で、山本耕史くんの「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」を観てきました
今回の舞台レポを書くにあたり...どのように表現したらいいか、ちょっと考えてしまっています。 ちょっとオコチャマには刺激的な表現(動作)が含まれる舞台だったし... という以前に、英語歌詞の和訳(座席に置かれていたチラシと共に配布されていました)や、パンフレットで時代背景などを含むコメントなどを、もう少し確認したい気分なので、レポは後日UPにしようかと... なので、今回は会場の話などなどを書いてみます。 尚。 今回は舞台レポではありませんが、ネタバレ要素も含んでしまうと思いますので、これから観に行かれる方はご遠慮されたほうが... 初めて足を踏み入れたイベントスペース新宿FACE。 ロックミュージカルと銘打っているだけに、まるでライブ会場という装飾(天井など)が施されている不思議な空間でした。 人混みを掻き分け、2列目に向けて友人とズンズンとステージに接近していくのは気分良かった~ その分、思っていた以上にステージと、その前に迫り出している台(?)が、手が届きそうに目の前であるし、私らの座席がほぼセンターという事が分かって緊張がピークに! 開演前にトイレに行こうか迷っていたけど、何故かその場から動くことが出来ず... 会場全体がスモークが掛かっているかのようであった中、バンドのメンバーがスタンバイしているなぁ~と思っていたら!! 会場後方からYahoo!ニュースで掲載されたセクシー衣装姿の耕史くんが登場! 驚くやら、嬉しいやら、ビックリするやら...の姿を目の当たりにして、ついニヤケ顔に!?(爆) あ、別にイヤラシイ意味では無いですよ!(あ、揚げ足取られちゃうかしら?) でも正直...会場に現れた姿を目にした瞬間、ワハハ本舗の梅ちゃんに見えちゃいました でも。 ステージ上で指先は勿論、歯の1つ1つ、髪の毛の1本1本、筋肉に浮かび上がる血管、そして、肌に浮き上がる汗の粒と流れ落ちる筋までもがシッカリ肉眼で見える距離を目の当たりにしたら、そんな勘違い目線(!)も何処へやら! そして、舞台会場=ライブ会場という設定なので、高いヒールのロングブーツを穿いている耕史君がハードロックをガンガンに歌い踊り飛び跳ね...しばし頭の中が真っ白。 というか、なんか夢物語のような、信じられない気持ちが強くて、ここは一体何処なの...ってステージを見ながら密かに頭の中はパニック状態? それは、舞台を観に行ったはずなのにいきなりハードロック・コンサートが始まって、センターで歌っている人の声は、紛れも無く耕史くんと分かっているのに、全くの別人にも思えて...ま、あの衣装とメークだからね でも、知っての通りの歌唱力と強く大きいバンドの演奏に次第に飲み込まれ、椅子に座った状態ではあったけれど、激しく手拍子してノリノリ~♪ 許されるなら、椅子に座る事無く立ち上がって、コブシを上に突き上げたかった! と思ってしまうくらい、普通にハードなロックなライブ...でした。 普通にライブを楽しんだ満足感に包み込まれ、舞台なのに”ヒューッ!”とステージに向けて、高い声で叫んでしまいました、無意識に。 歌が英語歌詞だったので、意図する思いをその場で分かることが出来ず悶々としていた私の隣に座っていた女性。 英語が分かる人なのか、何度かステージを見て分かっているのか、素直に感情移入しているのか...何度もハンカチで涙を拭っていたのです。 別に隣を向いて見たのではなく、何となく視界に入ったのですが、ちょっと羨ましかったなぁ~。 ステージは、耕史くんと中村中(あたる)さんの二人、そしてバンドメンバーが端に数人(前回の”tick,tick...BOOM!”と違って演奏メンバーが物語りに絡むことはありませんでした。というか、あえて無視?) 休憩も無くノンストップで、台詞を言い、歌い踊り...あっと言う間でした。 舞台の途中で「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の”ヘドウィグ”の意味が明かされたのですが... ヘドウィグ ↓ ヘッド・ウィグ ↓ 頭・かつら ↓ 男が女に(外見を)替えるには...なぁ~るほどねっ!? ”アングリーインチ”の意味は...もう1つのYahoo!ニュースをご覧下さい。 カーテンコールは3回だったかな? 2回目は、ほとんどの人が立ち上がる勢い(後方の様子は目視できませんでしたが)で盛り上がるのなんのって! ホント、普通のライブ会場でライブ終了後のシーンのような雰囲気で、何度も”ヒューッ!”と叫び、両手を頭上に上げて耕史くんと中さんへ拍手しまくりました。 2人が袖に退いても会場の拍手などが止み終わらず...出てきたけど、中さんは「もう終わったと思って取っちゃいました!」とカツラ無し状態で登場(苦笑) 大声援を受けて嬉しそうな2人でしたが「これ以上、このままだと風邪引いちゃうから...ね」と言った耕史くん。 確かに...上半身裸で汗だくでしたものね。 ちょっと前後しますが。 舞台を見続けているうちに、演じている耕史くん自身が、筋肉質なボディーであっても女っぽく感じてきて、最後の最後では、か弱い女の子にしか見えなくなりました。 泣き崩れる姿を見たら、”私の胸を貸してあげるよ、思いっきり泣きな!”と言って抱きしめてあげたくなるような、か弱き娘でした。 上半身を横から見ると肉厚というか、胸板が厚いボディーと言えどもね... って身体のコトを書き過ぎ? 許してくだされ、ワタクシは”筋肉フェチ”なんですから~(爆) それはそうと(苦笑)歌い終えて嘆き悲しむシーンでは、今までに無い感覚がありました。 歌詞の意味は分からずとも、音楽と表情などで刹那さをジワジワと感じていたら、耕史くんの目に涙が溜まり始めたのです。 そして少ししたら、頬をツーッと涙が流れ落ちたわけなのですが、そのような演技(状態)を生で目の前で見たら、山本耕史という人間が本当に存在しているんだ...って実感したのです。 こお書くと、何度も舞台を観に行ったり握手をした事があるくせに!!と突っ込まれると思うのですが、なんだろ。 しょせん芸能人というか、どこかリアルさが無いというか、”見るだけに存在する”というか、何か作り物っぽいというか... そんな思いが吹っ飛び、”生(せい)”を感じたのです。 あ~、上手く分かりやすく表現できないのがもどかしい!! なんだかね、今までこれだけの舞台やライブを観て体感してきたのとは違う、変な感動が湧き上がったのでした。 今回は都合により、この1回しか観に行けないんだけど...もう一度観たくて仕方がありません。 そして。 昨夜の「華麗なる一族」のヘアースタイルを見たら、「ヘドウィグ~」でカツラを取った後のヘアースタイルと重なってしまいました P.S. MP3ウォークマンに音を入れたものの、まだ聞いていませんが...Koji Yamamoto&K.D earthニューアルバム”3-with”を会場にて購入しちゃいました 【CD】【10%OFF!】風になる(CD+DVD) / 中村中【AVCD-31168/B】 Click先の企業が代わって募金をしてくれますご協力ください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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