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■11月15日(月)~19日(金)
◇この週は、仕事は忙しかったのですが、なるべく早く上がって
なにコラの松江演奏会の曲の練習をひたすらしておりました。
なにしろ愛唱曲といっても、私には殆どが新曲なので、
音取りをしないといけない曲数が、半端じゃ無い・・・。
楽曲分析、歌詞の転記をした後は、
ひたすらキーボードを叩きながら練習。
なんとか、金までで一通りは取れましたが、歌いこみ不足。
20日(土)と27日(土)の2回の練習参加でどこまで持っていけるか?
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■11月20日(土)
◆合唱コンクールの大学部門、一般部門Aグループを聴きに行ってきました。
少し堺市の自宅を出るのが遅れたので、兵庫県立芸術文化センター到着は
当初開場予定の10:10の少し前、でも、かなり並んでいたようで、
既に開場されていました。 ※到着の時点で既に当日券は完売!
良かった、ギリギリで前売り券を買えていて。。。
十数年前の広島での全国コンクールの際は、がらがらだった(笑+哀)けど、
流石に関西だと合唱人口が違うんでしょうね。
◆前の席が空いていたので、下手の前側の一番後ろをゲット。
ここだと指揮者の表情も良く見えるな~。
九州、関西の合唱関係の知り合いの方がたくさん来られていますが、
ロビーは凄い人出で、風邪のウイルスを絶対にもらいそうなので、
うろうろせずに、客席でずっと退避。
>皆様 すんませんでした。 <(_ _)>
◆大学の部で客席が満員なので、なんでかな~・・・、と思ったら、
皆、関西学院大学グリークラブの演奏を聴きに来ていたのね。
演奏が終わったら、年配のいかにもOBやファンらしき人達が
消えました(笑)。
まあ、KGのホームグランドですからね。
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◇大学、一般A部門のVineまで聴いてホールを出て、その後
桜の宮でのなにコラの練習に参加。
松江での演奏会の曲の中で、トルミス、外国の曲、合同曲を
練習して、けーしさんより「訓示」も受け、まだまだ練習
しないといけない、という想いを新たにしたり。
その後の第九の練習もオンステしないのに、残って練習参加。
昔はTenで歌っていたので、そのままTenで歌いました。
久しぶりに「GやA」を歌うと最初は全然出ませんでしたが、
なんとか頑張ると、最後には戻ってきました。
やっぱり上の音は練習していないとどんどん出なくなってしまいますな。
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◆さて、大学と一般Aで<私が気にいった団体>についてメモを。
普段はこんな「悪趣味(笑)」なことしないんですが、
まあ、たまには良いかと(笑)。
※後、あくまで私の感想なので、読んでも怒らないでね(爆)。
<(_ _)>
※しかし今回、大学の部では、指揮者が気になる団が多かったですね。
学生指揮者のスキルが無いのはしゃあないとしても、一応招かれて
教えに来ているんだろうけど、あまりにも酷い指揮の人が
数名目につきましたね。
→学生が可哀そうなんで、とっとと変わってあげて欲しいな~。。。
どこをそう思ったかは内緒(笑)。
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1.東京工業大学混声合唱団コール・クライネス(東京都・混声165名)
課題曲:G2 O magnum mysterium(Pierre Villette曲)
自由曲:S-D.Sandstrom Komm, Jesu, komm
※最初に広島で観た時もショックだったけど、7列オーダーはやっぱり凄い。
私がいた頃の同志社CCDは120名だったけど、それよりも更に45名も
多いんだもんね。
※ただ、それだけの人数分の声には聞こえなかったのも確か。
SOPが少し引っ掛かる感じの発声なのと、Tenが時たま生声が
聞こえてきたのは残念。
でも、自由曲のダブルコーラスの難曲を学生指揮者が良くまとめていました。
好演でした。◎。 2位金賞でシード獲得。まあ順当でしょう。
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4.鳥取大学混声合唱団フィルコール(鳥取県 混声71名)
課題曲: G3 風(「三つの無伴奏混声合唱曲」から)(北原白秋詩/柴田南雄曲)
自由曲:松下 耕 貝殻節 / 湯かむり唄(混声合唱のための「日本の民謡第7集 鳥取讃歌」)
※沼丸晴彦さんの指揮が上手かったですね。
昔コンクールで何度か聞いた鳥取大学の演奏は、人数に任せた、パワーはあるけど
正直荒っぽい(笑)歌い方だったんですが、かなり変わりましたね。
※課題曲は、BASSの声が重くて、低い感じだったのですが、自由曲は
鳥取大学が委嘱した曲だけあってか、急に声も変わりましたね。
「湯かむり唄」はノリノリの曲で、とても楽しく聞けました。
声質もこの自由曲にはぴったり。 最後振り付けもあって、ぴたっ!
とはまって終わりました。
※客席の反応も良く、私は銀賞は固いだろう、と思ったんですがね。
評価は、○。 残念銅賞でした。
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7.静岡大学混声合唱団(静岡県・混声52名)
課題曲: G4 G4 こころの船出(「秋の瞳」から)(八木重吉詩/富士原裕章曲)
(平成21年度合唱組曲作品公募入選作品《第20回朝日作曲賞》)
自由曲:鈴木 輝昭 接吻の時 / 愛
(混声合唱とピアノのための「もうひとつのかお」より)
※静大といえば、昔は辻正行先生が指揮をされていましたね。
自由曲では非常に声の厚みを感じました。やっぱり伝統?
「愛」の男声のユニゾンは素晴らしい!ちょっと声全体は荒いけど、
私の好きな歌い方ですね。私の評価は○+でした。
結果は金賞。
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8.関西学院グリークラブ(兵庫県 男声70名)
課題曲: M3 まっさかさまなまさかのうた(「だれもの探検」から)
(木島 始詩/三善 晃曲)
自由曲:多田 武彦 男声合唱組曲「尾崎喜八の詩から」冬野 / かけす
※個人的には、人数も70名弱と復活したKGの演奏が大学部門の
一番の楽しみにしておりました。
周りも明らかにKGファンのおば様達も多いです(笑)。
※課題曲は無難に演奏していますね。
TOPの声がやや鼻にかかった感じですが、まあ、そんなに気になりません。
BASSが全盛期の様に、しっかりとまとまって支えています。
※自由曲のタダタケはKGの白眉。
昔よりも、内声が充実していましたね。バリトンとセカンド上手い!
特に自由曲の「冬野」でのバリトンパートソロは泣いてしまいました(笑)。
※聞きながら、学生時代にフェスティバルホールに聴きに行った記憶が
蘇ってきて、思わず涙腺が・・・(爆)。評価は◎。
終演後、満員の客席から万雷の拍手! 文句無しの1位金賞シードでした。
これで、せこいけど、来年は学生枠が1つ関西で空きますね。
同志社グリーも頑張れ!
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11.九大混声合唱団(福岡県 混声65名)
課題曲: G2 O magnum mysterium(Pierre Villette曲)
自由曲: Karai Stabat Mater
※マイミクの方で、ここの学生指揮者だった方もいるとか(笑)?
良い声の合唱団ですね。特に課題曲でそれを感じました。
ただ、少々胸声になるところもあったかな。
そこまで気にはなりませんが。
自由曲は難曲をそれを感じさせない演奏で、非常に上手でした。
私は好きな演奏でしたね。○+
銀賞でした。銀賞でももう少し上でも良いと思うけどな~。
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12.宮崎学園短期大学合唱団(宮崎県 女声23名)
課題曲:F4 五月のうた(「二月から十一月への愛のうた」から)
(谷川俊太郎詩/寺嶋陸也曲)
自由曲:西村 朗 妻への挽歌 (無伴奏女声合唱のための「炎の挽歌」より)
※アルトに2人男声が入っていました。2008年4月から男女共学に
なったようですが、男2名で女声の園の合唱団に入るのは勇気がいったでしょうね(笑)!
応援します!
※ここも、声の良さを感じました(ちょっと老けた声だけど(笑))。
これって、九州の伝統?
ピッチも良いですね。自由曲では、23名でホールを鳴らしていました。
私の評価は○+。 銀賞受賞でした。
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14.都留文科大学合唱団(山梨県 混声44名)
課題曲: G1 Ne timeas Maria(Tomas Luis de Victoria曲)
自由曲:佐藤 賢太郎 Agnus Dei( Missa pro Paceより)
※混声ですが、男声はたったの8名。その中で、1名はSOPを
歌っていました、う、裏切り者~(笑)。
7名の男声で、残りの30数名の女声を支えるという非常に
ハードなマターでしたが、なんとしっかり支えていたんですよね~。
凄い!
※課題曲は、この日の中で特に良い演奏で、しっかりと
ヴィクトリアの躍動感を表現出来ていました。
指揮者の方も上手いテクですね。
私の中では◎。 結果は金賞でした。
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16.金城学院大学グリークラブ(愛知県 女声30名)
課題曲: F3 露営のともしび(「白鳥」から)
(G.アポリネール詩/堀口大學訳詩/高嶋みどり曲)
自由曲:(1)MacIntyre Ave Maria
(2)間宮 芳生 アテ ネツィック(児童合唱のための「アテ ネツィック」)
※課題曲では、アルトが若干弱いかな~、と思ったけど、SOPが
それを十分に穴埋めして余り有る位上手い!
丁寧な曲作りで、小原さんの指揮振りも良いですね~。
※自由曲は、良く練習している、というのが判る演奏でした。
SOPに無茶苦茶上手い人が2名いましたね。
アテ ネツィックは児童合唱のための曲らしいのですが、
とても面白い曲でした。
○+で、結果は3位金賞! おめでとうございます。
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もう眠くなってきたので、一般Aの感想はまた明日以降~!
~大学の結果はこちら~
【大学】
★金賞
・関西学院グリークラブ(兵庫)=兵庫県教育長賞、シード
・東工大コールクライネス(東京)=西宮市教育委員会賞、シード
・金城学院大グリークラブ(愛知)=日本放送協会賞
・静岡大混声(静岡)
・都留文科大(山梨)
★銀賞
・新潟大(新潟)
・秋田大混声(秋田)
・九大混声(福岡)
・宮崎学園短大(宮崎)
・金沢大(石川)
・札幌大谷大輪声会(北海道)
★銅賞
・島根大混声(島根)
・鳥取大混声(鳥取)
・福岡教育大混声(福岡)
・香川大(香川)
・立命館大メンネルコール(京都)
・創価大銀嶺(ぎんれい)(東京)
・福島大混声(福島)