太陽光発電 南中 日の出 日の入
南中時刻 南中高度 均時差 経度
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1Hデータによる発電量解析をシリーズで記載させていただきました。
1Hデータを解析していると、時間毎の太陽の位置が重要になります。
その際、「太陽の動きって、奥深いんだな~!」と改めて、気づきました。
というのも、太陽光発電つける前の「南中時刻」の私の認識は
(1)東経135度の明石ではいつでも12時に南中する。
(2)東に行けば経度分早くなり、西に行けば経度分遅くなる
というレベルでしかありませんでした。(お恥ずかしい。。。)
データとってみると、季節によってずれており、
くわしく調べると
"太陽の周りを回る地球の軌道が楕円であること"と
"赤道が軌道と23°27′傾いていること"から、
季節によって±15分程度ずれるようです。
このずれる時間を
「均時差」といって、毎年ほぼ同じようにずれるようです。
(こんなことテストに出なかったし、習ってないので知りませんでした。)
というわけで、
国立天文台 「こよみの計算」より
各地の「南中時刻」の年間推移をグラフにしてみました。
※経度5°で20分ずれます。
1日×(5°/360°)=1440分×(5°/360°)=20分
※均時差により、変曲点が年4つ(山2つ、谷2つ)できます。
(中心をとおる時期が年4回あります。)
最大で±15分、トータル30分程度のずれが生じます。
※1年周期で同様の変動が見られます。
日の出、日の入も同様に均時差分、時期によりずれます。
これにより、冬至より、1月上旬の方が、日の出が遅くなる
現象が生ずるようです。
太陽に関する時間を議論する際やデータ解析する際に
時期(季節)と設置場所(経度)を意識しないと
話がかみ合わなかったり、解析ミスをしかねませんので、
注意が必要ですね。
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