カテゴリ:テレビ・ラジオ番組
![]() いつものように夜遅くにバイトを終えて愛車で帰宅していると、近所の土手の急斜面で1台の黒い四輪駆動車が戯れていた。気にも留めずそのまま自宅裏に車を停めていると、先程の四駆がこちらに近づいてくるではないか。ななな、何で!? ![]() 四駆の運転席の窓から顔を覗かせたのは、幼馴染のS君。新車を購入し、嬉しさのあまり深夜に遊んでいたらしい。 「それなら今からドライブしよッ♪」 まだ彼女も乗せたことがなかったという助手席に素早く乗り込んだ。当時“水玉ハイウェイ”と呼ばれていた(現・水玉ブリッジライン)倉敷市の水島地区と玉島地区を結ぶ有料道路から見える水島工業地帯の夜景 ![]() 幼稚園時代から一緒に遊んだS君だったが、中学に上がった頃からは話をする機会もなくなっていたので、久々に間近で見る彼の男っぽさにちょっくら胸がドキドキした。 しかし話をすればやっぱりあの幼かった時そのままの温和なS君で、あっという間に時間が過ぎていった。 水玉ハイウェイからの帰り道、ふと話題は「鶴瓶上岡パペポTV」のことになった。 上岡龍太郎さんと笑福亭鶴瓶さんが1時間トークするだけの、しかも放送時間がかなり遅かったにもかかわらず、私はこの番組が大好きで毎週欠かさず見ていた。正直、鶴瓶さんは当時ちょっぴり苦手だったが、二人の絶妙なトークは最高で、特に上岡さんの理論整然とした喋りやスマートさがめっちゃ好きだった。(実は次男の名前は上岡さんの名前から一文字いただいて付けた) するとS君も毎週見ているとのこと。ちょうどその日はパペポの放送日だったので、二人してカーナビでパペポを見て笑いあった。深夜、車内で爆笑している私達は、対向車の方達から見たらさぞ奇妙に映ったことだろう。 その頃の番組テーマ曲はバナナラマ(BANANARAMA)の“Love In The First Degree(邦題はなぜか“第一級恋愛罪”)”だった。今でもこの曲を聴くと、S君のことを思い出す。どうしているのかなあ…。 2000年に上岡さんが芸能界を引退したときは、本当にショックだった。 鶴瓶さんは今でも松嶋尚美さん相手にトーク番組「きらきらアフロ」をやっていて人気もあるようだが、やはり上岡さんとの掛け合いの面白さには到底及ばず(個人的にはどうしても松嶋さんのタメ口がダメっす)、西田敏行さんが二代目局長に就任してからもうかなり経つ「探偵!ナイトスクープ」も、やっぱり上岡さんの毅然とした局長っぷりが忘れられない。 嗚呼、上岡さんの知的な笑いがもう一度見たいよーん。 そういえば、パペポといえば“加美乃素”のCMが…って、これはひょっとして田舎だけだった? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.01 09:07:41
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