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こんばんは、なりきりDJ・楊です。
未曾有の被害をもたらした東日本大震災並びに東京電力福島第1原発事故から、一年が過ぎました。11日はバイトがあったので14時46分からの黙祷は出来ませんでしたが、ここで改めて犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表します。 …とか言いつつもこのような折に甚だ不謹慎ではありますが、そのうち『キョンシーまつり』を開催しようと、昔のビデオテープやらを引っ張り出して観まくっている今日この頃でございます。 先日「ユン・ピョウinドラ息子カンフー (敗家仔)」について綴った際に、ラム先生ことラム・チェンイン(林正英)師傅熱が再発してしまい、久方ぶりにラム先生の出演作をあれこれ観ているのですが、“いくら道士様役がハマっていたとはいえ、一体どれだけ出てんねん!”と呆れるくらい多くのキョンシー作品に出まくってたりします(^^; といっても呆れるのは勿論ラム先生にではなく、似たり寄ったりのキョンシー映画を大量に製作しまくった香港電影業界に、ですが…。でもこのクドさ加減が如何にも香港電影っぽくて好きなんですけどね。 ラム先生は97年11月に肝臓癌で逝去されました。44歳の早すぎる死には関係者もファンもみな一様に驚き、悲しみました。当時は日本でもそこそこ香港映画の人気があったうえ、ラム先生が主演した85年公開の「霊幻道士(僵屍先生)」は巷に一大キョンシー・ブームを巻き起こしたほどでしたので、ラム先生の訃報は日本の新聞でも報じられました。「香港電影城」や「香港アクション風雲録」など、その頃に出版された香港電影本にはラム先生の追悼記事が載っています。 嗚呼、もうラム先生はいないんだ…。あのキレのあるアクションも、俯き加減ではにかむ笑顔も、もう見られないんだ…。この世のどこを探して回ってみても、決して会うことは叶わないんだ…。 今更ながら大きな悲しみに襲われております。♪会いたくて会いたくて震える~と歌った女性歌手がいて失笑されていたようですが、まぁ震えはしないまでもそれほどまでに会いたいという気持はちょっとだけ分かるような気がします。 夜空に輝く清らな月光も星々の瞬きも、朝夕の燃えるように赤く照らすお日様も、心地好く吹付ける風も、この世のどこかにいてくれさえすれば同じように感じることが出来るのに。新聞配達をしながらふと空を見上げて美しく輝く月をみるたびに、既に亡き愛してやまない人々を心に思い浮かべて切なくなります。ベンさんもリッキーも雷蔵さんもラム先生も、そして父も、昨年の大災害で犠牲になられた1万数千もの方々も、みんなみんなこの月の光を見ることはないんですね…。 ではここで本日最初で最後の曲を紹介したいと思います。フー・ファイターズ(Foo Fighters)で“How I Miss You”です♪ 本日のお相手はDJ・楊でした~ ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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