物価上昇の中で??
お正月も終わり、いよいよ通常モードですね。八戸はただ今、雪が降っております。正月も雪が積もり、正月雰囲気はありましたが、仕事で配達の時は、ちょっと勘弁して欲しいものですさて独り言ですが・・・・・。私の仕事上での話・・・・・。そう、値上げの話・・・・・。昨今の原油高騰の景況でして、当社でも値上げをせざるを得ないのです。特に値上げの修正は、ポリ袋などの化成品!原油を材料にしている、プラスチック製品や発砲製品紙製品などなまざまです。正月中にも値上げの仕切価格を修正したりと、酷い話ですが、一ヶ月に一回くらいのペースで価格が変わるのです。こうも変動すると、見積もりやら、店頭価格の修正やらで。正直忙しくなっております。では、この物価上昇が、八戸三社大祭にどのように影響を及ぼすのか?個人的に思うのですが製作費がかさむと思います。山車の製作には、発砲スチロールやスタイロフォーム、もちろん塗料、紙も使いますね。あとは衣装の生地、ボンド、鉄筋や木材、紙粘土などなど様々な材料を用います。上記だけでも、相当な値上げです。しかも製作期間が5月から7月末までですので、昨年の同月よりは今年の製作期間には更なる値上げが起こっているのではないでしょうか?そう考えると、厳しいくなるのは必定です。製作費を抑えることはもちろんですが、納入先との関係も必要になります。収入である「門附」(各家をまわり、ご祝儀を頂戴すること)は年々減少しているとお話を聞きます。そうなると運営が大変になるのは、私が書かなくても想定される事です。寄付金など、昨今の格差社会で地方企業はカット!!の動きです。残念ながら当社でもカットしてますが、それほど厳しい世の中なのです。地方の話ですけど、中央圏は景気良いと聞きますが、現状はこんなもんです。さて、製作費を浮かせる手立ては1.原材料費のカット2.ある物を利用する3.他の山車組から物を借りる4.山車を小さくするなど考えられる手段です。となると・・・・・・昨年と同様な題材が増える可能性がでるのです。もちろん、まったく同じのを出すことはないのですが、あれ?見たことある?なんてことになります。製作責任者のご心労は相当だと思います。残念ながら、これは現実でして、今後物価が安定するとは思えません。私が何か出来ることと言えば・・・・山車組さんには、できるだけ安価な商品を提供することとそして、僅かであったとしてもご祝儀をお出しすること。かつては、製作やお祭りに参加していた身です。今は仕事で行けないのですが、せめて少しでも支える身になりたいと新年から思うのでした・・・・。