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テーマ:不思議な世界(697)
カテゴリ:不思議な世界
▼宇宙人の話3
―歴史的な変化? いったい何があったんですか。 「ペルとゲルが歴史的な和解をしたのです」 ―ええっ! 和解したのですか! いつ和解したのですか。 「今年の五月初旬ごろです。6月24日に正式に和解することになっています。 ―大ニュースですね。 「ええ、宇宙的な大ニュースです。昔から、ペルとゲルの対立を仲裁しようとして、ヒューマノイド系の宇宙人であるエルが地球に来ていましたが、仲裁はなかなかうまく行きませんでした。ところが、ペル側に劇的な変化が生まれました」 ―何が起きたのですか。 「数年前、ペルの女王蜂が亡くなったのです」 ―女王蜂? 「実はペル(グレイ)には、メスは一匹しかおらず、生殖能力があるのは、その女王蜂と取り巻き連中だけなんですね」 ―映画の『エイリアン』みたいですね。 「あの映画は意味がないわけではなかったんですね。だからペルは、ほとんどがクローンで増えます。試験管で育ち、試験管で大きくなります。彼らは、指1本あれば、完全に固体を複製できる技術を持っています。その彼らにとって、一番大事な女王蜂が死んだのです」 ―衝撃は大きかったでしょうね。 「ええ、何しろ何千億年、もしかしたら何兆年の寿命がありますから」 ―そんなに長生きするんですか。 「そうです。そして若い女王蜂に変わりました。その新女王が方針を変えたのです」 ―具体的に何をしたんですか。 「地球からUFOを引き上げさせ、ゲルと和解するよう命じたのです」 ―変節の理由は何だったのですか。 「おそらく、このままではペルもいずれは絶滅するという危機感があったのだと思います。彼らの科学文明は、地球人類よりも一万年ほど進化しています。しかし、何かが足りないと感じていた。もしかしたら、進化の方向を間違ったのではないか、と」 ―科学文明の進歩だけでは乗り越えられない壁があると感じたのですね。 「そうです。彼らのいいところは、何事にもポジティブに考えることで、悩むとか苦しむといったことがほとんどないことなんですが、逆に言うと地球人のように起伏の激しい感情が理解できない。その感情を理解すれば、彼らの進化の行き詰まりを打開できると考えたのです。その一環として、これまで対立したゲルと和解し、進化の可能性を地球人から学ぼうとしたのではないかと思います」 ―地球人が彼らの模範となるわけですか。 「まあ、そうなんですが、地球人もこのままではどうなるかわかりませんよね。地球人は恐れの感情が強く、恐れに耐えられないために戦争をします。早晩、戦争して滅亡してしまうかもしれない。それでは模範になったものじゃありませんね。かと言って、手取り足取り教えたのでは、自分たちと同じになるだけです」 ―にっちもさっちも行きませんね。でもゲルと和解することと、地球人の進化との間にどのような関係があるのですか。 「ゲルとの和解は異なるものを受容するということです。和解によって、新しい知恵が生まれる。その知恵を地球人に流し込むことによって、地球を救済できると考えているのです」 ―でも、和解はうまく行くのでしょうか。ペルには戦闘的なレプティリアンもいると言うではないですか。 「彼らもまた、グレイの女王蜂の影響下にあると考えています。すでに中国・黒龍江省のレプティリアンは天使に追い出されたと聞いています。この和解は地球人を救うためのものですが、ペルを救う和解でもあるのです」 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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